見出し画像

もう映画館で観るもんか!

映画館で映画を観終えた後、立ち上がれなかったことありませんか?
あるある!って方、もしかしたらHSPかもしれません。
HSP…Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。感受性がとても強く、音や光、肌の感覚などに敏感なところがあります。

まだ自分がHSPだと気がつかなかった頃、わたしが映画館で見終えたあとに立ち上がれなかった映画は「男たちの大和」、「ヒトラーの忘れもの」のふたつ。
どちらも戦争の映画で、どちらもデートで行きました。映画よりも好きな人といっしょにいたい、という気持ちが大きかったです。

この2作品から得た教訓
デートで観る映画はストーリーがふたりの仲を後押ししてくれるような内容にする。絶対にそうする!

わたしはHSPゆえ、感情移入し過ぎてしまうところがあります。特に映画館のような巨大スクリーンで身体全体を覆うような音の環境下では100%映画の世界へ旅立ってしまうのです。

男たちの大和を観に行った時は戦艦大和に乗って戦地へ行き、志半ばに海へと沈みました。
観終えたあとに、ボロボロの兵士気分が抜けないまま「なんでこの映画をよりによって夢の国代名詞の舞浜でみることにしたのだろう」と自問自答し続けたことを覚えています。

ヒトラーの忘れものを観に行った時は、ドイツ捕虜の少年兵となり、地雷が無数に埋まる荒れ地で地雷除去をしました。
こちらも観終えたあとに、クリスマスのネオンが眩しい銀座の街を地雷で身体が吹き飛んだ少年兵気分から抜け出せないまま歩いたことを強烈に覚えています。

もう、インパクトの強い映画は映画館で観たくない。いや、観てはいけないんだ。

WOWOWさんもそうですが、ホームシアターシステムなんかも手が届きやすくなり、お家で映画の世界をどっぷり楽しむことが身近になりました。
思い入れの強い映画や集中したい作品、シリアスな内容だったり、自分に影響の強そうな映画は俄然、自宅で鑑賞することをお勧めしたいです。

感受性が豊かな方やHSPの方は特に。

#映画にまつわる思い出


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?