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妹と二人きりになりました。

皆様お久しぶりです。
約半年ぶりにnoteを書いています。
この半年間、何をしていたのか、何があったのかと言うと…。

正直、何もしていません。特に何もありませんでした。笑。

強いて言えば、仕事に復帰したことと、親父が死んだことくらいです。
(こら!サラッと言うな!)

僕の仕事のことはさておき…(またいずれ改めて書きまーす)

そうです。そうなんです。

実は以前のnoteにも書いた「僕の親父」が亡くなりました。
いつ亡くなったのかというと、5日前の令和3年10月3日8時30分。
そう…親父だけに「父さんの日」に…。(いらんねん!そんなん今いらんねん!)

冗談と詳細はさておき。

親父は8月25日に入院し、10月3日に亡くなりました。(元々重度の肺気腫を患っており、そこに肺炎を起こしたのでした。僕たち家族がつらかったのは、コロナの影響でろくに面会もできなかったことです。それでも亡くなる前日には病院から連絡があり「もう危ない」ということで面会が許されました。それだけが僕と妹にとっての救いです。会えないまま亡くなっていたら、これ以上辛いことはありません)

葬儀は6日に無事終えることができました。そして僕はその合間を縫って親父が30年近く住んでいた部屋の片づけをしていました。
(西成のアパートで長らく親父は一人で暮らしていました。以前のnoteに書いたかもしれませんが、我が家は元々、父・母・僕・妹の4人暮らしでしたが、訳あって僕が18歳の時にバラバラになってしまったのです。だから親父も一人で暮らしていました)

その親父の家の片付けがようやく先ほど終了しました。
部屋の中には何もなく、スッカラカン。
鍵も家主さんに返してきました。
亡き父の荷物や家財道具を片付ける作業はつらいような、寂しいような…。涙あり、笑いありの6日間でした。

長らくお世話になった事業所のケアマネさんも来てくれて、生前の父のことを色々と聞かせてくれました。(むちゃくちゃ父の評判が良かった。笑)

「いつも無理しすぎで頑張りすぎてはって。身の回りのことは全部自分でやろうとしておられました。息子さんと娘さんの話もしょっちゅうしてはって、自慢のお二人やったみたいですよ。息子さんが書いた本を少し照れ臭そうにしながらヘルパーさんに見せたり…。息子さんが帰ってくる日なんてテンション高かったですもん。笑」等々…。

生前、親父に褒められた記憶なんて全くありませんが、どうやらヘルパーさんの前では僕のことをええように言うてくれてたみたいです。
結局、面と向かっては一度も褒めてくれませんでしたが、そんな風に思ってくれてたなんて素直にうれしいです。親父、ありがとう。

妹は、訪問看護やヘルパーさんが毎日書いてくれた記録の分厚いファイルを読みながら、時々笑いながら、ずっと泣いていました。

こういう記録って、やっぱりめちゃくちゃ大事ですね。

具体的な細かな描写って、残されたものには他に変えがたい財産です。
生きていた頃の親父の姿が目に浮かびます。改めて勉強になりました。

それにしても、とうとう西成に帰る家が無くなってしまいました。
両親と実家が無くなると、こんな感じになるんやなぁと、今とても寂しい気持ちになっています。

でも、いつまでもしんみりなんかしていられません。

血の繋がりのある身内も妹だけやし、これからは二人きりの兄妹、力を合わせて頑張ろうと思います。(妹とはもう20年以上、ろくに口も利かずに背中を向け合ってきたので)

これまでも何度か仲直りのチャンスはあったのですが、ダメでした。
でも、今回の父の死をきっかけに決意しました。妹と仲良くしたいと思います。

だって、それこそが親父への何よりの供養ですもの。

親父はずっと「ワシが死んだら兄妹二人きりやねんから、仲良うせなアカンねんぞ」って言うてました。
ずっと僕たち兄妹のことを気にかけていました。

父の生前に願いを叶えることはできませんでしたが、今度こそ妹と仲良くしていきたいと思います。

あれ?

段々話が逸れて妹の話になってきました。

妹の話はまたいずれ改めて書きたいと思います。(いや、それがきっかけでまた喧嘩になるかもしれへんからなー。よーく考えてから決めよう。笑)

それでは、またお会いしましょう。


追記。
父が亡くなって、まだバタバタで頭と気持ちが整理できていない中で今回のnoteは書きました。本当はもっと書きたいことがあるのですが、うまく言葉にできません。だけど最後にもう一度これだけは言わせてください。

「父ちゃん。ありがとう。俺は父ちゃんの息子で良かったと今は心の底から思っています。声を大にして言いたいです。あっちの世界ではゆっくり休んで好きなことしてや。母ちゃん。そっちの世界では父ちゃんに苦労かけるなよ。そして今度こそいつまでも二人で仲良くやってや。頼むで。ほなまたね。」


#日記 #家族 #父 #母 #妹


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