フリーランス人材がどんどん増えている

 私はデジタル系のフリーランス人材の方とお仕事をしていますが、最近フリーランスが増えていると感じます。ここ数カ月、特にフリーランス転身希望者からの問い合わせが増えています。そう思っていたら、次のような記事を目にしました。
https://medium.com/@melisaguda/20-freelancer-statistics-2024-latest-data-dc380cb7e467#:~:text=Key%20Freelancer%20Statistics%202024,to%2029%25%20since%20the%202020.
 
 アメリカや欧米では就業人口の半分がフリーランスだそうです。特にZ世代と言われる若い世代を中心にフリーランスとして働く人が増えているようです。
 冒頭にも書いたように、フリーランスが増えているというのは実感値として感じます。日本では就業人口の半分とはいかないでしょうが、以前よりも増えているのではないでしょうか。また、若い世代でフリーランス志望が増えている事は何か理由があるのでしょうか。
 毎日のようにフリーランス志望の方と(オンラインですが)お話をしていて感じるのは、明らかに一昔前の世代(45歳以上の世代)とは就業観、職業観が異なる点です。
 自身のキャリアや働き方の理想は何か、なぜ働くのか、どれだけ収入が欲しいか、どういうライフスタイルを目指しているのか。人が働く意味や価値観は様々だと思いますが、一昔前のステレオタイプな考え(いい会社に入って、いい給料を得て、退職金ももらって、という考え方)とはずいぶん違ってきているなというのは感じます。新卒で入社した会社で働き続ける人は年々減ってきているのではないでしょうか。
 私自身がフリーランスでは無いし、フリーランスの本当の気持ちはわかりませんが、フリーランスという働き方が増えているという事実は、社会が変化していることの一つの現れなんだろうなと感じます。
 コロナで働き方に対するスタンダードが大きく変わりました。リモートで働く事が特別ではなくなりました。ただ、コロナはきっかけでしかなく、働く人たちの意識変化はその前から起きており、今後も続いていくと思います。フリーランスで働くという事も、そういう変化の一つなんだなと感じます。

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