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第2回Social Breakfast/「企業、NPO、様々な立場を活かしたソーシャルグッドへの取り組み」


社会を変える朝ごはん「Social Breakfast」とは?
社会のためにと一歩踏み出したいけれど、何から始めたらよいかわからない。社内外の人たちとソーシャルグットで繋がりたい。先駆者に学び、社会を新たな視点から眺めてみたい。 という若者が気軽に集える場(朝食代無料!)をつくりたいと考え、森ビルさんの協力のもと実現することができました!

⻁ノ⾨ヒルズのOVAL CAFÉで第2回が開催しました!

第2回は「企業、NPO、様々な立場を活かしたソーシャルグッドへの取り組み」をテーマに会社員でありながら、その資源を最大限に活用し、社会活動を行っている2名をゲストとしてお招きし、取り組みを始めたきっかけや活動する上での困難、そして今後の展望についてざっくばらんにお話していただきました。


藤林 拓哉
株式会社Criacao 営業部 クロスセールスマネージャー
認定NPO法人グリーンバード 新宿区 リーダー

一人目のゲストの藤林拓哉さんは新宿を拠点に活動するサッカーチームの経営を行っている株式会社Criacaoにて営業部マネージャーや企業研修の講師や産学連携PJなど幅広い業務に従事されております。会社員の傍ら、認定NPO法人グリーンバードの新宿区 リーダーとしても活動されており、地域貢献にも取り組んでおられます。藤林さんのお話しの中で興味深かったことは、会社の強みを最大限活かすことです。藤林さんが所属する株式会社Criacaoは「サッカー」が強みであることから最近ではサッカーボウリングを使った健康プログラム「新宿いきいきプロジェクト」に取り組んでおられます。このプロジェクトは高齢者の運動能力を高める他、みんなで行うことからコミュニティが促進され孤独死や認知症の予防に有効であると藤林さんはお話しされていました。
また地域貢献活動に取り組む方々の方法について参加者の方から質問があり、藤林さんは地域貢献活動への参画者を増やすためには、まず自分ごとで捉えた上でその熱意を周りに話し、共感してくれる方々を巻き込んでいくことが重要であるとお話しされていました。


 

中 裕樹
森ビル株式会社
認定NPO法人グリーンバード 監事

2人目のゲストは、森ビル株式会社の中 裕樹さんです。現在、中さんはタウンマネジメント事業部に所属し、11月に開業予定の麻布台ヒルズの運営企画を担当しています。これまでには、虎ノ門ヒルズでのヨガやフラワーマートのイベント企画、新虎まつり、TOKYO MURAL PROJECTをはじめとする新虎通りを中心とした地域の活性化プロジェクトにも携わってきました。
さらに、社外での活動では認定NPO法人グリーンバードの監事を務めるなど、清掃活動を通じたコミュニティ形成や港区をもっと良くするためのコミュニティ「みなとーく」の企画・運営にも取り組んでいます。中さんがこれまでに関わった多岐にわたる地域活性化の活動を通じて、多くの人々の価値観を取り入れてきたことが伺えました。中さんが先輩方からのアドバイスとして、「会社の名前を使って、どんどん人と接触する」「ちょっと怒られるくらいの街づくりを目指す」「迷ったら、とにかく全ての選択肢を試す」「常に街の当事者として活動する」といった言葉を紹介していただきました。地域の課題に対して、さまざまな視点を取り入れ、それを自分の活動に反映させることの大切さを感じました。

まとめ
第二回のイベントでは、ゲストとして会社員でありながら様々な社会貢献活動に取り組む中さんと藤林さんをお迎えしました。お二人は自らの経験をもとに、会社の資源をどのように活用して社会的なインパクトを持つ活動を進めることができるか、具体的な事例を共有していただきました。参加者の中には多くの会社員の方々がおられ、それぞれの会社や組織での立場を活かして、どのように社会貢献を進めることができるか、新しい視点や考え方を得ることができたと感じます。
このイベントを通じて、社会問題を自分のこととして捉え、その情熱や熱意を周囲の人々へと伝播させることの重要性を再認識しました。今後もSocial Breakfastを通じて、多くの人々が社会貢献のためのアクションを起こすきっかけとなることを目指し取り組みます。



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