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英語力の問題ではない?!外国人との壁に悩むとき「質問力」を鍛えよう

皆さん、こんにちは。

新元号が発表されましたね。「令和」、今年度は、R1年となるわけですね。

さて、今日は、「英会話は、少しはできるようになったのに、なんだか壁を感じる」という皆さんに、その理由と対策について、少し書こうかと思います。

現在、私はシンガポールに娘と在住しており、インターに子供を通わすママなどが、「外国人の輪に入っていけない」という悩みを持つことがあると聞くこともあります。

これは、留学している場合も、「輪に入っていけない問題」は切実にあるものですが、「自分の英語力がないからだ」と英語力を上げようとするものの、なかなか壁を越えられず、孤立してしまうことがあります。

目次
◆外国人と壁があるのは、英語力の問題だけではない
・文化問題
・質問力問題
◆対策3選
①質問力を高める
②会話のフレーズのお決まりパターンを何個か身に付けておく
③興味が一緒のコミュニティーに参加して、友人を作る

◆まとめ

◆外国人と壁があるのは、英語力の問題だけではない

皆さんが、外国人と壁があると感じるときは、どんな時でしょうか。

例えば、「海外にいる場合、欧米系の外国人お母さんと、なんとなく会話が続かない」、「留学先の大学で、本国人ばかりのクラスでは、溶け込めない」、「外資系などで日本人が少数派の場合などに、外国人とはあまり会話できない」など、それぞれのシチュエーションで、様々なケースがあると思います。

しかし、ここで、問いてほしいのは、「自分の英語力の問題だ」と決めつけて、英語力磨きばかりしていませんか?

結論から言うと、「単語も動詞も分からない」、「何も聞き取れない」、「会話の半分も理解できない」という時は、英語力を多少上げることが良いですが、「会話の6割くらいは、わかる」ということであれば、実は、これ、英語力の問題ではない可能性があります。

・文化の問題

まずは、文化の問題があります。外国人といっても、それぞれのお国柄がありますが、例えば、アメリカ人の場合については、初対面の相手との会話で、「沈黙」を嫌う傾向があります。

とくに、最初に友達になりたいかどうかは、テンポが合う場合で、沈黙があまりないときに、「相手も友達になりたがっているかも」と思う傾向があると思います。

この対策として、後に紹介しますが、youtubeやniconicoなどの動画サイトで、国の文化と言語の関連、ネイティブの感覚などについて分かりやすい動画をあげている方々がいるので、そのような動画で感覚を身につけると良いでしょう。

・質問力の問題

次に、「質問力」問題です。これ、皆さんも感じたことありませんか?インターナショナルスクールの見学などにいっても、欧米系のお母さん達は、とにかくよく質問します。

日本人の場合は、調べれば出てくるようなことは、「皆の時間をとって質問するのは悪い」、「そんなのググれよと思われそうで怖い」といった感覚で、あまり質問しないですよね。もしくは、質問すら思いつかないということが多いと思います。

しかし、欧米人のお母さん達は、もちろん個人の性格にもよりますが、とにかくよく質問することで、自分のパーソナリティや疑問などを周囲とシェアしたい!という感じの人が多いです。質問をすることで、他の見学に来ていたお母さんと、「私も、それ心配していたわ」という感じで、仲良くなったりしています。

普段、できるだけ質問をしない日本人にとっては、「質問たって、何も聞きたいことなんてないよ」と思うと思いますが、とにかく、「質問を考える」という癖をつけるとよいです。この質問力については、誰かと初対面で会話するときにも役立ちます。

質問力というのは、すなわち、「相手に興味を持つ」ということでもあります。外国人と会話していて、沈黙がちになってしまうのも、「相手への興味」→「質問」→「会話が盛り上がる」というステップがうまく機能していないからともいえます。

ぜひ、この「質問」・「疑問」をどんな時もイメージして、シュミレーションしてみる癖をつけてみましょう。会話が驚くほど盛り上がるかもしれません。

◆対策3選

では、対策を考えると、どういったことをすればよいでしょうか。

対策3選
①質問力を高める
②会話のフレーズのお決まりパターンを何個か身に付けておく
③興味が一緒のコミュニティーに参加して、友人を作る

まずは、

①質問力を高める

これは、上記で示したように、何かを見たときや、説明を聞いたときなど、通勤中やコンビニなどに立ち寄った際など、「疑問」や「質問」が頭に浮かぶように考える癖をつける。

②会話のフレーズのお決まりパターンを何個か身に付けておく

次に、会話というのは、お決まりのフレーズが何個もあります。これを組み合させるだけで、かなり「それっぽい」英語になります。

そこで、Youtubeなどで、それぞれのシチュエーションに合わせて、英語のお決まりフレーズを暗記するのが近道でしょう。

たとえば、Youtubeで、「Restaurant conversation(レストラン会話)」とか、「Pre-school Conversation(幼稚園での会話)」を検索すれば、英語圏の人の人気動画がいくつもあがってくると思います。それらを使って、聞きやすいものや簡単なフレーズを蓄積していくことが良いです。

会話は、「日本語→英語」という感じには、残念ながらならないので、日本語を直訳した英語を自分なりに表現しても、文法などが合っていたとしても、なんだか奇妙な英語になってしまい、相手に伝わらないということが出てきます。

ちなみに、簡単なフレーズを集めたり、日本人がはまりがちな英語表現など気づくためには、以下動画もおすすめ。

IU-Connect 英会話

https://www.youtube.com/user/iuconnecttokyo

Hapa 英会話

https://www.youtube.com/user/hapaeikaiwa

リスニング力を鍛えるためには、聞き流し系のCDや映画、ドラマなどを見る癖をつけるのもよいのですが、会話は、フレーズを決めておくことがよいです。

③興味が一緒のコミュニティーに参加して、友人を作る

最後に、興味が一緒のコミュニティに属するのが一番です。英語が多少変だったりしても、共通の興味があれば、それなりに仲良くなることができます。

何も共通の趣味も会話もない人と友人になったり、会話を盛り上げたりするのは、母国語の日本語でも難しいですよね。

コミュニティーは、私は以下に参加しています。meet upは、日本でもあるので、無料で参加してみるとよいかもしれません。「英語できないしな」と思う人も多いと思いますが、「外国人コミュニティ限定」とかでなければ、日本人多いですので、大丈夫です。

meet up

◆まとめ

ということで、英会話は英語力だけではなく、文化を理解し、質問力を鍛え、そのためのフレーズを手持ちでもっておくということが必要です。

また、それらの実践の場をつんで試すことが大事なので、コミュニティなどに参加して、実践の場を持ちましょう。

では、今日も素敵な一日を☆

嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。