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【学生インターンレポ】第1回まちのこフリマを振り返って

今回は2024年3月20日(水・祝)「まちのこフリマ」についてお伝えします!


「まちのこフリマ」とは?

「まちのこフリマ」では以下3点を目的としています。

①参加者(特に子ども)の出店体験を通じて、お金のリテラシーについて学ぶ足がかりとする
②モノを循環させ、ローカル・エコシステムを構築する
③地域の人々とまちのこフリマを通じて出会う、繋がる

この3点を達成するために、まちのこフリマでは出店者自身でモノを準備する他に、有志の方にモノを寄付していただき、出店者がそれを仕入れて販売するというシステムを取り入れました。

この記事では「まちのこフリマ」の企画立案から当日までにやったことを簡単にまとめていきたいと思います。

企画立案~当日まで

1月 企画書を作成
企画書を作るのは初めてだったので、書き方や盛り込む内容についてアドバイスをいただき、趣旨や当日までのスケジュールなどを話し合いながら企画を詰めていきました。作成した企画書はまちのこ団メンバーに発表し、準備や当日の運営のお手伝いをお願いしました。

1月~2月末 イベント広報
2月25日の出店者向け事前説明会までに出店者を募るために、広報としてチラシを作成しました。イベント当日と事前説明会の開催日時、申込み用GoogleフォームのQRコードを記載したチラシを、2月に入ってから近隣の小学校に約450枚配布しました。他にも広報として、Instagramの投稿・ストーリーを用いて、数組の出店者を募ることができました。
また、ひたちなか市にご後援いただき、「ひたちなか市妊娠・子育て応援サイト スマイル・スマイル」にてチラシを掲載させていただきました。
(「ひたちなか市妊娠・子育て応援サイト スマイル・スマイル」のサイトはこちらから)

2月25日 事前説明会
事前説明会はちょうどまちのこ本棚のワークショップと同日に行われる予定でしたが、お申し込みいただいた方の都合が悪くなってしまったとのことで、結局説明会を行うことができませんでした。
わたしとしても、チラシを小学校に配布するのみでは広報として甘かったと考え、ここで広報とイベントのアプローチの練り直しをまちのこ団のメンバーで行いました。

この日は「まちのこフリマ」のターニングポイントだったのではないかと思っています。

(同日開催の本棚WSの様子)

2月末~3月初 広報の見直しとシステムの変化
広報の仕方として、チラシを配る場所やInstagramのストーリー作成の見直しなどを話し合いました。
どのようなターゲットを狙うのか、そしてそのために配る場所として最適なのはどこか、ということを話し合いました。

また、「参加自体のハードルを下げることも大切だ」という意見のもと、「まちのこフリマ」の寄付システムが考案され、内容に追加で盛り込まれることになりました。
寄付システムには、モノの循環を促すだけではなく、商品を自分で準備しなくてもよいという心理的、物理的な参加ハードルを下げる働きをしてくれると考えたからです。

3月 再度募集とインスタ投稿
練り直した企画を再度発信するために、チラシのデータ、フォームを新しく作り直し、Instagramやまちのこ団公式LINE「まちのこ団なび」で配信しました。Instagramのストーリを毎日作成できるように心がけ、出店者、モノの寄付をしてくださる方を募り、最終的に2組の方にご応募いただきました。残念ながら、申込をしてくださった方のご都合が悪くなってしまったため、出店者の当日参加は見送りになってしまいましたが、フリマ自体はまちのこ団メンバーが出店者という形で開催されることになりました。

当日

当日、11時にまちのこベースひたちなかに集まり、縁側から駄菓子屋コーナーまでのモノの配置と人の動線を考えました。

フリマスペースでは
・婦人会で作られたハッピ型手ぬぐい
・子どもの頃の思い出のおもちゃ
・お家で眠っていた服や本
・有名サッカーチームの雑貨
・毛糸のハンドメイド作品
・キャラクターのフィギュア
・ミニ四駆
など、様々なモノが「商品」として並べられ、いろいろな人の協力を強く感じることができました。

(いろいろな雑貨)
(かっこいいミニ四駆)
(ミニフィギュア)

準備が終わり、午後になるとだんだんと空模様が悪くなっていきました。開始時刻時点で雨風が強く、もしかしたらお客さんは来ないかもしれないな、と思っていましたが、家族連れの方が来てくださりました。駄菓子やフリマの商品を見たり、ご寄付いただいたミニ四駆を走らせたりと終始楽しい空間になりました。

(当日の様子。商品をじっくり見ています)

活動を振り返って

学生インターンとして、企画から担当するのは今回が初めての試みで、広報・運営の具体的な手順など、本当にこれで良いのかと頭を悩ませ、自ら発信することの難しさを実感しました。いろいろ悩んでいる中、様々な人に支えていただき、無事に開催することができました。
私自身、不安な点がとても多かったので、無事にやり遂げることができて、本当にほっとしています。BCP移動式あそび場でも言及しましたが、自分が主体となって行動することの大変さ、そしてやり遂げた達成感を味わうことができました。

(BCP移動式あそび場での活動についての詳細についてはこちらから)

まちのこフリマは今回のみに限らず、第2回、第3回と定期的に開催していこうと考えています。そこで今回の活動をふまえ、次回に活かしていきたい点を挙げていきます。

①広報について
今回の広報は、2月初めから3月中旬にかけて行いましたが、出店者の募集、開催の広報をもっと早く行うことができれば、より多くの人に知ってもらえると思いました。今回の活動を踏まえ、より的確な情報を常に発信することもできるのではないかなと思います。

②フリマボックスの常設
モノの寄付システムは、途中から追加したものだったので、今回はうまく広報につなげることができませんでした。というのも、「どこで」「いつ」「どのような手順で」というようなことが具体的に決まっていなかったからです。そこで、目に見える形で寄付を募れるように、フリマボックスを常設したいと考えています。
まちのこベースに来ていただいた人の目に留まることで、寄付を募っていること、フリマを開催することを知っていただければと思っています。


(第1回まちのこフリマのチラシ)

現段階で、まちのこフリマは3の倍数月の第2日曜に開催する予定です。

第2回 6月9日(日)
第3回 9月8日(日)
第4回 12月8日(日)

今回来られなかったという人や、出店に興味があるという方に来ていただけるように、より力を入れていきたいと思っています。そして、このイベントが多くの学びと、人とのつながりを得られるような活動にできればと思います。

(文・写真=まちのこ団)


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