失敗したり、うまく行かなかったりすると、落ち込みませんか？

悔しいこと、恥ずかしかったこと、大きい失敗、小さい失敗、、、

私はその光景がフラッシュバックして「あーー！」と叫ぶ夜が何度かありました。（最近はなくなりましたが）

人により、大小あるにしても、落ち込むことってあるかと思います。

そんな中、お笑い芸人の明石家さんまさんは、落ち込むことがないそうです。

○落ち込まない秘訣

昔から、落ち込むことが一度もないという明石家さんまさん。

「もっとああすれば良かった」
「こうすれば良かった」
「自分ならもっとやれるはずだった」

そんなことは全く思わないそうです。

理由は明確。

「自分に期待していないから」

だそうです。

初めて聞いた時のは10年以上前。
「自分に期待していない？なんてネガティブで悲しいこと言うの!?」と衝撃を受けましたが、最近なんとなくわかってきました。

○自分に期待しないという前向きな生き方

自分に期待しない、なんて、自分自身がかわいそうじゃないですか。

でも何となく、さんまさんの話を理解できるようになったのは、

つまり、、、

【自分の合格ラインを高く設定しない】

ということなんだと思いました。

なぜならば、自分の中の合格ラインに達成しなかった場合、全部不合格になってしまうからです。

自分を高く見積もらない、ということと同じです。

落ち込まない秘訣はここにありました。
自分に期待しない、は前向きな生き方なのです。

〇期待しない≒肯定的なあきらめ

自分に期待しないことは【肯定的なあきらめ】に似ていると感じました。

以前書いたnoteです。

【肯定的なあきらめ】とは、自分では変えられないことを手放すということです。

例えば、私が日本人に生まれたことは変えられないし、年齢だって変えられません。
そういうことを、積極的に前向きにあきらめて、手放すという考え方です。

これはとても楽になります。

さんまさんもある程度、肯定的なあきらめをしているのでしょう。
だから、良い意味で、合格のラインがとても低いのだと思います。

〇生きているだけで丸もうけ

明石家さんまさんの娘 IMALU（いまる）さんの名前は、

①「今を生きる」＝いまる
②「生きているだけで丸もうけ」＝いまる

この２つが由来だと聞いたことがあります。ステキですよね！

「生きているだけで丸もうけ」なんて言葉、さんまさんが言うまで知りませんでした。

初めて聞いた時は、私自身若かったので「生きてるだけで何も儲かっていないけどなぁ？何がいいの？」と思っていましたが、年齢を重ねてきて今、その通りだと実感しています。

生きているだけで丸もうけ、なんですよ。

言い換えれば「命あるだけで十分ありがたい」でしょうか。

昔から、そんな発想を持つさんまさんなので、生きているだけでOK、あと起こるとは、全てプラスになるのでしょう。

〇毎日の全てがプラス

失敗も、悔しさも、落胆も、プラス。儲けの部分なのです。

だから【何があっても、落ち込む必要がない】と思っていらっしゃるのだと思います。

自分に期待しない、という言葉に包まれた真意。
分析すると、生き方のヒントが詰まっていました。

最近ようやく理解できるようになってきた、明石家さんまさんの考え方。
すごく人生が楽になるので、おすすめです！
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