放浪日記 (ドイツーオランダ間)

2023年のテーマが「放浪:友達に会う」と決めたMachiです。
6月位にドイツのベルリン行きの片道切符を買い、
ドイツ、オランダの友達の家に泊まらせてもらいながら、
まったりと過ごしています。

自分の日記という感じで、考えている事をただつらつら〜と書いている感じです〜なので、こういう人もいるんだな〜位で暇な時にゆる〜く読んでもらえるとありがたいです〜

オランダのデン・ハーグという海がある所に行きました。日本でよく遊んでいたインド人の友人がオランダの大学院に行き、そのままオランダで就職したという事で、彼に会いに行きました。日本では水タバコを吸ったり、公園や川、山でハイキングをしたりとよく会っていた友人です。オランダに移った後も電話したりして連絡を取り合っているという程仲がいい友達。

彼のお陰で前の職場であるTENGAというSEX TOYの会社にも勤める事ができました。本当に感謝!

デン・ハーグの旅は本当に考えさせられたな。。
まずケルンからデン・ハーグまで電車で行ったけど、
本来3時間半くらいで着く所が、5-6時間かかったw
乗り変えを3回するという事で、一番最初の乗り換えで、電車が20分遅れた。それは良いとしても、その電車が本来行くはずの大きな駅の一つ手前の駅で止まり、全員降ろされた。

駅のアナウンスもドイツ語でわからず、あー日本語が話せない外国人が電車が止まった時に困るってこういう経験なんだ〜と思った。英語を話す人がドイツの人に何が起こっているのか英語で聞いている所を盗み聞きし、
「次の電車がキャンセルになったんだよ」と言っていた。

あーだから色んな人が駅を出てバスに乗ったり、自転車を積んで電車に乗った人は自転車でどっか行ったんだ〜と納得。じゃー私はどうしようかなと思った。トルコ人でオランダ在住の人から話しかけられ、これどうなってるかわかる?と聞かれたので、電車がキャンセルになったらしい事を伝えた。

駅に残る人もいれば、駅から出て行く人もいる、駅から出て行く人の方が多いから、私も出て行くか!と外に出た。Googleマップを開いて、次の駅までどのくらいか見て。約徒歩1時間。まー行けるんじゃねと思い、大きなリュックを背負いながら歩き出した。過去に50kmウォークというチャリティーウォークをし、14時間程歩いた事があるので、1時間なら5km、まー行けるという自信があった。

小さな可愛らしい町を歩き、現地の人が自転車に乗ったり、散歩したりしていた。歩いて約20分位の所で、電車に追い越された。待っていた方が良かったのかな、まーいいだろう。これ友達と一緒に旅してたらケンカのポイントになるのかな?一人だから歩く事決めたし。この様な小さな町を歩く機会はないだろうし、まーいいさ。

歩き始めて40分後。あーやっぱ駅に残っていた方が良かったかな。。。さっきの電車はもう絶対駅についてるし、何で歩いたんだろう。パックパック7kg以上あるし、これ結構きついな。足が少しずつ疲れてきているな。まー歩くしかない。

というネガティブ感情で歩いていた。

歩き始めて50分後。ワンピースとバックパックというちょっと異様な私。ネガティブな感情やしかめっ面で歩いていたと思う。その時に、10歳位の白人の男の子がキックボードで私に近づいてきた。そこはドイツとオランダの国境を超えた所なので、この子は何人かわからない。話しかけてきた。ドイツ語かオランダ語かわからないけど、何か伝えようとしている。

「ごめん、何を言ってるかわからないんだよね。。。」と彼に言ったら。ちょっと考えて、彼が言った言葉が

「YOU ARE BEAUTIFUL!!!!」

この言葉でどれだけその時救われたか、今思い出して書いていても、温かい気持ちになる。

ネガティブオーラ満載だったはずの私を美しいと言ってくれた10歳位の男の子。一人で一時間歩く事を選んだからこそ、この子に会えて、この子の言葉に救われたんだ。歩く事を選んで良かったって本当に思った。

よくSNSとかで小さな気遣いとか日頃何とも感じないちょっとしたポジティブな行動や言動が心に刺さるなど言うけど、これか!と思った。皆それぞれ色々な事を抱えていて、その日がいい日の時もあれば、最低な日もある。最低な日にこの様な小さいけどポジティブな言葉を見知らぬ人から言われたら、その最低な出来事とかが数秒、数分でも吹き飛ぶ。これって本当に大事だなと思った。

私もこの男の子を見習って、どこに行っても小さくてもポジティブな事をしていきたいなと思った。

とここでキリがいいので、ここで終わりますw

次回はオランダのデン・ハーグのお話をします。

まっち


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