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大学を退学し、インターンを卒業し、新たな物語を作っていきます。

卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます!

新入生のみなさん。ご入学おめでとうございます!

新社会人のみなさん!Hello, World!


はじめまして。Froomという会社でCTOをしているマッケイです。
春。出会いと別れの季節。僕もまた、例に漏れず卒業シーズンを満喫しています。

2021年3月31日付けで、5年間在学していた中京大学を退学しました。

合わせて、約2年間、大変お世話になったAcompanyというセキュリティベンチャーのインターンを卒業しました。

思い出のあるこの場所で、エモい気持ちでこのnoteを書いています。

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このnoteは、自分の感謝を書き綴ったnoteです。

誰かの役に立てば幸いです。


退学と卒業

僕は中京大学 工学部電気電子工学科に通っていました。

3年間と、休学2年を合わせて5年在籍しました。

そんな中京大学を、3月31日に退学しました。


なぜ退学するのか。

一言で言うならば「自分すら想像できないぶっ飛んだ最高の人生にしたい」からです。

僕の中には、これまで4つの「自分」がありました。

・大学生の自分
・フリーランスの自分
・ベンチャーのインターン生の自分
・ベンチャーの経営者であり、CTOの自分

大学生、フリーランス、インターン生、CTO、どれも大切な「自分」であり、未来の可能性の「種たち」でした。

それぞれの種たちは、大切な可能性たちでした。
というのは、これら全て自分自身で掴み取ってきたものだからです。

しかし、悩みもありました。
今度はありすぎるが故に、どの可能性を選べばいいか分からない、ということです。

この四つ巴の状態が1年ほど続き、その間にはたくさんの方々にアドバイスをもらいました。

しかし、そのアドバイスすら十人十色かつ全て正論で、より一層「どれがええねん!」という感じで僕を苦しめました。

その中で、一つだけ今でも心に残っているアドバイスがありました。

「その選択肢の中で、今から10年後に一番レバレッジが効く選択肢を選べばいいんじゃない?」

そこで考えました。一番結果を残せるものは何か。一番ぶっ飛んでてワクワクする選択肢はどれか。

その結果、フリーランスの未来が消え、次に大学の未来が消え、そしてインターン先に就職する未来が消え、最後まで残っていたのが自分たちの会社で圧倒的結果を残す未来でした。

これが、冒頭の言葉「自分すら想像できないぶっ飛んだ最高の人生にしたい」という思いに繋がっていきます。

最後まで心にひっかていたことは、「本当に捨てる必要あるの?また休学でよくない?」と言う考えでした。

でもそこは、もう、あれですね。

ミネルヴァの梟が飛んでしまったからですね。

え?意味わからん?僕もわかりません。


大学の5年間で学んできたこと

こんな人生の分岐点になる絶好の機会に、5年間を振り返ってみました。

初々しい大学1年生

2016年、満を持して中京大学工学部電気電子工学科に入学しました。

大学に入るまでは、大学生活を通してたくさん学び「最強のエンジニアになるぞ」という抱負を持っていました。

しかし、大学の入ってからというもの、サークル・バイト・趣味ととにかく大学生活を遊び尽くしていました。

ちなみに、大学の入学式にも行かずに東京までライブを見に行く徹底ぶりです。

大学1年生では、大学の遊び方と単位を取ることの難しさを学びました。


新しい可能性、大学2年生

大学2年生になってすっかりハイになってしまった僕は、もっとお金が欲しいと言う欲求に逆らうことができなくなります。

そこで始めたのが自分でビジネスを立ち上げることでした。

今まで考えもしなかったビジネスの世界に飛び込み、お金を稼ぐとはどういうことか、ビジネスとはどういうものかを経験しました。

大学2年生では、ビジネスとは何か、そして自分の価値をどうすればお金に変換できるのかを学びました。

振り返ってみれば、ここでビジネスを始めたのが、全ての始まりだったような気がします。


初めての独立、大学3年生

大学2年生では、初めてビジネスに触れて、お金の稼ぎ方を学びました。

しかし、実際はなかなか稼ぐことができず、どうやったらもっと稼げるようになるかを考えたのが大学3年生でした。

大学2年生でのビジネスで失敗は、自分が得意ではないことで稼ごうとしたことが原因だったのではないかと仮説を立ててみました。

その仮説が正しければ、自分が得意なことであれば、稼げるようになるのではないかと考えてみました。

ちょうど、高校時代からプログラミングを学んでいて得意だったので、これならば稼げるのではないかと、Webフリーランスという稼ぎ方を始めてみました。

初めてみるとやはり仮説が正しく、独立してすぐに売り上げがたち始め、3ヶ月をすぎる頃にはそこそこ稼げるまでになりました。

この時にどうやって稼げるようになったかは、下記のnoteで詳しく書いてあります。


大学3年生では、効果的な稼ぎ方とを学び、スキルベースでの人生戦略が形作られました。

このスキルベースでの人生戦略という考え方が今でも僕の価値基準の中にあります。

まずは、得意なことは何か。
そして、その得意なことはどうしたらお金に転換することができるのか。
それをするためにどのようなスキルを手に入れればいいのか。

お金を稼ぐことができるスキルを追求することで、自分の武器としてのスキルを手に入れてきました。

この時に手に入れたスキルと経験は、僕のことを守るお守りとして生き続けています。

どんなことがあっても、最後は自分のスキルを使ってなんとかできるという自信がこの時につきました。


人生の夏休み、大学4年生

大学3年生では、Webフリーランスとして新たな可能性がスタートしました。

大学4年生は、フリーランスとしてもっと稼げるのではないかと考え、思い切って休学をしました。

休学を始める前は、フリーランスとして月100万を稼ぐことを目標にしていました。

しかし、休学をしてすぐにとあるベンチャー企業にお声をかけて頂きました。

そのベンチャーが、秘密計算という最先端のセキュリティ技術を研究・開発している株式会社Acompanyでした。

僕はそこで、フロントエンドエンジニアとして当時開発していたプロダクトの開発を任されました。

プロダクトの他にもAcompanyのホームページや、ブログメルマガなど会社の顔となる部分を任せて頂き、今までのフリーランスの業務とはまた違った経験を積むことができました。

インターンの中で、ベンチャーのスピード感やスタートアップのビジネスについて、また会社を経営することはどういうことかを直近で見て聞いて、本当に貴重な体験をしました。


大学4年生では、ベンチャーインターンでの経験ももちろんですが、その中で関わった人たちから非常に多くのことを学びました。

特にAcompanyを率いる役員の方々には、たくさんお世話になりました。

毎日の業務ではもちろん、日々の何気ない会話の中で、ビジネスのこと、人生のこと、経営のこと、仕事のこと、と多岐に渡り教えていただきました。


Acompanyの社長である高橋亮祐さん(Twitter)とはこんな形で毎日朝活をしていたりと本当によくしてくれました。


こういう何気ない毎日のことが、案外心に残っていたりするものですね。

note冒頭での写真は、朝活していたコメダでこのnoteを書こうと思ったら色々な感情が出てきて思わず撮った一枚です。

思い出の場所です。

ここでのインターンの経験は、人生に刻み込まれた経験でした。


また、インターンという可能性の種とは別に、新しい種もこの大学4年生で生まれました。

それは、自分たちの会社を起業したことです。

インターンでの業務を通して、フリーランスという個人ビジネスの目線から、次第に会社という組織でのビジネスに興味を持ち始めました。

その思いを抱き始めてすぐに、当時一緒に爆速で成長しよう!と誓い合った仲間から一緒に起業しようと誘いを受けました。

二つ返事で起業が決まり、この時に株式会社Froomが爆誕しました。

当時は本当に何もわからないまま勢いで起業してしまい苦労しました。

この時の選択が、後に人生の一番の決断になることは思いもしなかったのですが、結果は見ての通りです

大学4年生では、休学という選択をした結果、インターンとCTOという二つの可能性の種を作りました。


人生のスタートライン、大学5年生

大学4年生の時にはすでに、学生、フリーランス、インターン生、CTOという4つの自分が生まれていました。

5年生になる時には、この4つの選択肢をどうしようかと悩み始めました。

実はこの時すでに、「退学」という選択肢が頭をよぎり始めたりもしました。

しかし、5年生では無難に休学という選択肢をとり、どれを選択するかという決断は先送りにしました。


大学5年生の状況を一言で言うならば、「カオス」でした。

続けていたフリーランスの仕事を進め、方やインターンと自分たちの会社もやるという忙しい毎日を送っていました。

頭の中では、何か一つに集中しないと全部中途半端になるという焦りもありました。


この1年間は本当に悩みました。

4つの自分の中で、どの選択肢を取ってもいい。

選択肢がありすぎるが故に、他の選択肢に目移りをしてしまう。

このままでは何も決めることができないと思い、まずは1つ、4つの中で一番捨てやすい選択肢を無くすことにしました。

最初に無くした可能性が「フリーランス」でした。

捨てた理由は、一番未来の自分を想像した姿がワクワクしなかったからです。

その人生を歩んだ先にどんな未来が待っているかが一番わかりやすく想像できた上に、その未来にワクワクすることができませんでした。


これで残りの選択肢は、学生、インターン生、CTOになりました。

ここの選択をどのように決断したかは、「なぜ退学するのか」の章で書いた通りです。


大学5年生では、決断することと、自分の曲がらない価値観を作ることの大切さを学びました。

この休学の2年間で出会った人たちは、本当に優秀な人たちばかりでした。
自分が歩んでいる道が最高の道であると信じ切っている人たちが全力でその道を突き進んでいます。

その姿にはいつも尊敬を持ち、熱量を分け与えられてきました。


社会的な一般道を外れるときは正論爆弾がぽんぽん飛んできます。

その正論爆弾も、正しいそうに聞こえるし、実際正しいので自分の中でそれを跳ね返すのもなかなか難しいです。

でも自分以外は分け隔てなく「外野の声」で彼らは僕の人生に責任を持ってくれないです。

だったらその中で、自分が信じたいと思うものを信じて、覚悟が決まったら盲信していけばいいと感じました。

ダメだったら、まあその時また考えればいいかっと。


ぼくのかんがえたさいこうのじんせい

は、自分が決断して選択して作ってきた道を、死ぬときにその軌跡を見てまたこの人生を歩み直そうと思えることです。

その中での沢山の葛藤や悩みも最後に至るまでの大事なスパイスだと思っています。


思えば、自分が今までこうだと決めたことに対して、一切の後悔がなく、自分で決めたことはいつも正解にしてきた自負と自信があります。

未来の自分は必ず今の選択を正解にしてくれる信頼を胸に、今の選択の合理が多少不揃いでも自分が一番最高だと思える選択をしていきます。

例え今の会社が潰れても自分ならなんとか自分史を前に進めてくれると思っています。


最後に、ここまで読んでくださった方々、これまで相談に乗ってくださった沢山の方々、そしてAcompanyのみなさん、最後まで絶大なる支援をしてくれた親に最大級の感謝を送らせていただきます。

本当にありがとうございます。

これからは、自分たちの会社を成長させていくことにフルコミットしていきます。

自分が選択肢した未来を正解にしていくために、今日も走り続けます。

ぜひ、応援よろしくお願いします!


余談ですが、親に初めてしっかり手紙を書いてみたりしています。
改めて感謝を伝えるのは恥ずかしいですね。


—おまけ①—

株式会社Froomでは、新たな仲間を絶賛募集中です。

Froomは現場の作業を誰でも簡単に動画化し、現場の人が使いやすい形で学習可能にするSaasを提供しています。

Froomでは以下のような技術を使用しています。

・React
・Next.js
・GraphQL
・WebGL

Froomでは独自の動画レンダリングエンジンを開発していたりと普通のWebアプリケーションでは作らないようなこともしたりしています。

エンジニアだけでなく、デザイナーも絶賛募集中です。

まずはお話からでも大丈夫ですので、ビビッときたらTwitterのDMから「話を聞きたい!」とそのまま送ってください!

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—おまけ②—

学生の方限定で、

・学生のうちにスキルを身につけたい
・フリーランスとして稼ぎたい
・エンジニアとして強くなりたい!
・なんかやりたい!!

と言ったような相談に乗ります。

自分の人生を自分で形作っていきたい学生はぜひ下記DMから「相談したい!」って送ってください!
一緒に最高の人生を作りにいきましょう

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