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「清潔」の概念を変えた2つのこと

もともとの私は、潔癖症とかではなく
むしろ掃除が嫌いなせいもあり
まあ普通に、カビとかゴミとかついてなければ
大丈夫〜ってくらいの感覚だった。

その感覚を大きく変えたのが
コロナと、それから娘の存在だった。


まず先に来たのがコロナ。
これは私だけではないと思うのだが
コロナウイルスという「見えない敵」に
恐怖を募らせた。

今まで、カビとかゴミとか
見える害に対してのみ対応してたけど
コロナ流行によって
見えない害をも排除しなければ
(見えないので、した気にならなければ、と)
清潔とは思えなくなった。

特に目や鼻、口といった顔の各パーツから
ウイルスが体内侵入することが多いので
顔を触ることが多い手はこまめに消毒。
そして手すりやドアノブ、液晶画面などは
極力触らない、触ったら消毒、の繰り返し。


そしてコロナ禍に慣れてきた頃
こんどは我が娘の行動によって
また清潔に対する概念が変わっていった。

娘はまだ赤ちゃん、何でも口に入れる。

遊び場のおもちゃなどは、コロナ対策で
こまめに除菌消毒してくれるので安心だが
公園に行くようになると、もう
対策が追いつかなくなった。

公園に落ちてるゴミを触り
砂場に行けば泥まみれになった手を
うっかり口に運んでしまったり。

楽しく遊んでいるのをやめさせるのも
かわいそうでできず
初めのうちは、公園に行くのが億劫だったし
遊んでる様子を見ながら、ソワソワイライラ。

そのうち、だんだん慣れてきて
いちいち消毒するのがアホらしいような
そんな気になってきて。

だんだんと
「ちょっとくらい不清潔でも死にやしない」
とすら思えるようになっていった。


そんなこんなで、今の私の、 
清潔に対する考え方は
たぶん、普通の人より緩いと思う。

大体のことは
「たぶん大丈夫」「ちょっとくらい大丈夫」
で済ませてしまっている。
外から帰ったら
手洗いうがいはするし、娘にも手洗いさせるが
それ以上は何にもしてない。

子育てしてる人なら、だいたい
こんなもんじゃないかなぁ?

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