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morning after cutting my hairでのインターンで学んだこと

こんにちは。morning after cutting my hair, Inc.(これ以降は”morning”と略して記載します!)インターンのはるかです。

約3年間morningでインターンを続けてきた私ですが、大学3年生になり、morning以外のことで忙しくなり、あまり時間を割けそうにないことと、もっといろんな挑戦をするために環境を変えてみたいという思いを持ったことから、インターンを卒業することにしました。

そこでインターンを卒業する前に、この3年間を通して体感してきたmorningの好きだなと思ったところをお伝えできればと思い、noteを書くことにしました。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

morningに関わるきっかけ

私がmorningでインターンを始めたのは、大学1年生の9月で、そこから約3年間インターン生としてmorningの業務に関わってきました。

私がmorningのメンバーと初めて出会ったのは、2017年です。高校生の私は、東日本大震災で被害を受けた友人がいたことから「防災」に関心を持っていました。「防災」に関して知りたいと考え、加入した一般社団法人防災ガールで出会ったのが、morningを立ち上げる前のみさきさんとすずかさんです。高校生の時のこの出会いが、自分との向き合い方を変えました。

防災ガールの集合写真

防災ガールの中で「高校生」という立場にあったのは自分だけで、私は、少し遠慮していたところと、高校生という立場に甘えている部分がありました。そんな私に対し、みさきさんとすずかさんをはじめとする防災ガールのメンバーは、「高校生」というフィルターをかけずに、「私自身」を見てくれていました

防災ガールでの活動のしかたも、私がどのような活動をしたくて、どのような想いを持っているのかということをもとに一緒に考えてくれました。「高校生だから」という言葉で片付けられないことが嬉しく、こんな大人になりたいと思ったことを覚えています。

また、「防災」について活動する中で強く持つようになったのが、「災害で命を落としてしまう人を減らしたい」という想いです。そのための一つの手立てとして、情報発信に関心を抱くようになりました。「災害の本質を知り、誤解を生まずに情報発信する」ことで、身を守る行動や事前の対策につながると考えたからです。そのような考えを持つ中で、morningの発信は「本質を知り、誤解を生まない発信」で素敵なものだと感じていました。

morningには、私が憧れた人間性を持つみなさんがいて、素敵だなと思う発信があります。そのため、「防災ガール時代に関わったみなさんのもとで成長したい」、「morningの情報発信の仕方を身につけたい」という理由から、morningに関わりたいと思うようになりました。

情報発信における考え方

私は仕事のひとつとして、morningの情報発信の姿勢を学び実践するために、morningのSNSの運用を行っていました。最初は何を大切にすれば良いのかということに迷うことも多かったですが、自信を持って発信できるようになった理由のひとつとしてmorningの発信における考え方を理解したことがあります。それが、2021年の2月にClubhouseでメンバーが話をしていた考え方です。

Clubhouseで行われていたのは、「社会課題に特化したPR/企画会社が想うこと」をトピックにmorningのメンバーがゆるく話すという企画です。そこでは、「この発信の仕方で誰かが嫌な思いにならないかをとことん考える」。また、「どんなに考えても誰かを嫌な思いにさせてしまうことはあるから、嫌な思いにさせてしまう側であることを自覚しておく」といったことが話されていました。

この発信の仕方で誰かが嫌な思いにならないかをとことん考える

「とことん可能性を考えながら発信をすることが大切」というのは、morningの業務に関わる中で私自身も感じていたことです。ただ、それでも誰かに嫌な思いをさせてしまう可能性があり、自分たちは「嫌な思いをさせる側である」という認識をそれまでは持つことができていませんでした。

発信する立場として、根底にあるこの考え方こそがmorningの情報発信をつくっており、私がmorningの発信に惹かれた理由だと思います。

自分自身がどうしたいのかを考え続ける

morningの特徴として、自分自身と向き合う機会や自己理解を深める時間が多いということがあります。

インターンとして関わることになった時は、具体的に何がしたいのか、発信という部分のどこを特に学びたいのかという問いかけを受けました。
「1番に身に着けたいと思っていることはなんだろう」と考え、それをmorningのメンバーのみなさんに伝えることからスタートしました。

年に2回ほど行われる全社MTGでは、担当した業務だけではなく、今後行いたいことや、自分自身の好きなこと・得意なこと、苦手なことといったことや、大切にしている考え方などを共有する機会もあります。自分の中でなんとなく思っていたり、考えていることがあっても、言語化する機会はあまりないため、自分の中の価値観と目指したい方向性を再認識できる機会となります。

全社MTGでは他のメンバーから自分への印象や得意そうなこと・苦手そうなことを共有してもらう機会もありました。他のメンバーからの意見を聞いて、私は自分の想いや感情を表に出すことがあまり多くなかったり、特にテキストベースでのやり取りでは、他の人に自分の感情が伝わりにくかったりしているということに気が付きました。

必ずしもそれが悪いことではないけれど、もったいない場面もあるということを、メンバーの方々と話す中で感じたため、場面によっては言葉の表現などを再考することが増えました。自己理解を深めることで、発信についてもさらに考えられるようになり、新しい行動にも移すことができました。

社内勉強会の合間の雑談やMTGの空き時間の中でも、お互いについて知ったり、やりたいことができているかというお話をすることもありました。
会社として自分自身と向き合う機会が多かったことで、「他の人からの意見を参考にしつつ自分自身と向き合い、どうしたいか考え続けること」ができ、それによって、「業務として行っていきたいことを明確化すること」と「どう生きるかを見直すこと」ができる環境があると思います。

morningの先輩たち、4人

強みを活かした働き方

全社MTGなどから、morningはそれぞれのメンバーの個性を知ることができ、それぞれの得意なことを知ることができます。月に1度行われる社内勉強会ではメンバーそれぞれが興味があったり、詳しい分野に関する社会課題をテーマにして学びあう機会もあります。

また、morningは兼業やフリーランスの方が多く、文章を書くのが得意なメンバーがいれば、デザインが得意なメンバーもいて、それぞれの強みを活かした連携がされていました。得意なこと、強みを活かして嫌なことや苦手なことを自分がしんどくなったり無理をしてまでやらなくてもいいという環境があることで、自分に合った働き方で仕事ができていると思います。

morningのすずかさん、かほさん、あいかさんのインタビュー記事があるのでよかったら目を通してみてください。


さいごに

約3年間のmorningでのインターンを通して、情報発信の姿勢や方法を学ぶだけではなく、本当にやりたいことを考え続け、自分自身を理解することの大切さを学ぶことができました。

また、素敵な人間性を持つメンバーのみなさんと仕事をすることで、生活を送る中でも大切にしたいことを見つけることができたと思います。学んだことを活かしていき、いつかまたmorningで出会ったみなさんと仕事ができるように成長していきたいと思っています。

このnoteを通して私が感じたmorningの好きなところが伝わっていたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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Consulting for Social challenges with Love. based in TOKYO & SHIGA, JAPAN. ///// 世の中にある「課題」に挑む人たちの想いを伝え、感動と共感の力で、『人の心が動き続ける社会』をつくる。