おすすめのSSD

前回はLUMIXでエラーが起こりにくいSDやCFexpressカードを推定しました。
今回はおすすめのSSDを紹介したいと思います。

以前に急遽SSDを購入しないといけなくなり、何にしようか探していました。その時は、映像編集やデータ受け渡しに使うだけでしたが、
最近はLUMIX G9PROIIやGH6など直接SSDに記録できるモデルも増えてきています。
ですので、将来的にカメラに繋いで使うことも見据えて探しました。

では早速紹介します。

KIOXIA(キオクシア)ってメーカーご存じですか?

いきなりですが、みなさんはKIOXIAというメーカーをご存じでしょうか?
実は日本のメーカーで、東芝メモリから独立したメーカーなのです。
旧東芝ですので、安心して使える信頼性が高いブランドだと思っています。

なぜKIOXIAがオススメなのか?

BiCS FLASH 3次元フラッシュメモリ技術

キオクシアのBiCS FLASH™は、3次元フラッシュメモリセル構造という立体構造になっており、そのお陰でSSDの大容量化・書き込み/消去耐久性の信頼性を高め、書き込み速度も向上に成功しています。
さらには消費電力を少なるため、記録する上で大敵となる熱にも強いと思われます。

TLCとQLCでメモリの高密度化・高効率化

SSDのセル構造には下記のようにSLC、MLC、TLC、QLCがあり、右に行けばいくほどより高密度化・高効率化できるのですが、その反面コストが高くなってしまいます。
しかし、KIOXAはTLCやQLCへの移行をリードしています。

以上が、KIOXIAのSSDをオススメする理由です。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


次に、KIOXIAが製造するSSDを紹介したいと思います。

KIOXIAが取り扱うSSD

【ポータブルSSD】 SSD-PKPシリーズ

USB 3.2(Gen 2)による高速ファイル転送を実現し、MIL-STD準拠 耐衝撃で高さ1.2mからの衝撃に耐える設計になっています。
容量は2TB、1TB、500GBの3種類があります。


【自作できる方向け】EXCERIA SATA SSDシリーズ

ガワのケースを自分で用意して、SSDの中身だけ買いたい方はKIOXIAのEXCERIAシリーズを購入するといいでしょう。

SATA SSDタイプ240GB・480GB・960GBの3種類があります。
価格が安い代わりに、さきほど紹介したモデルや次のモデルよりも書き込みや読み込み速度は少し遅く、耐久性は落ちるエントリー向けモデルです。


【より上の性能を】EXCERIA PCIe® 4.0タイプ

より大容量・高性能なものがいいならPCIe® 4.0タイプを選ぶといいと思います。
EXCERIA PRO SSDはEXCERIA PLUS G3よりも更に書き込み速度や読み込み速度が速く、耐久性に優れるモデルとなっております。

EXCERIA PRO SSD


EXCERIA PLUS G3


KIOXIA ポータブルSSDの取り扱いはBuffalo

最初に紹介したKIOXIAのSSDは、製造はKIOXIAなのですが販売やサポートはBuffaloなのです。

https://www.kioxia.com/ja-jp/personal/news/2021/20211125-1.htmlより

そこで、BuffaloとKIOXIAには何かしら深い関係があるのではないかと思い、Buffaloから出ているSSDも見てみました。

MiniStation SSD Professinal Edition

Buffaloから出ているSSDがこちらのSSD-PHPU3Aシリーズです。

比較してみると、こちらのSSDにはKIOXIAにはない特徴がありました。

ストラップホール付き

本製品にはストラップホールがあるので、持ち運びやカメラにマウントして使うのに何かと便利だと思いました。

高速コピーが可能

PCにコピーする際に、ファイルのコピーが高速化できるそうです。
私の用途として、できるだけ速く転送したいので良いなと思いました。

防塵防滴

KIOXIAのSSDは米国MIL規格で耐衝撃性がありましたが、Buffaloのこちらはそれだけでなく、IP55(防塵防滴)性能もあります。
屋外でカメラにマウントして使うにはこちらの方が安心かなと思いました。

容量は500GB~4TBまであるけど注意

ラインナップは500GB・1TB・2TB・4TBがありますが、LUMIXで使用する場合にはSSDは2TBまでしか認識できないので注意です。

私はBuffalo SSDを購入

以上を踏まえた上で、私はBuffaloのSSDの1TBモデルを購入しました。

LUMIX G9PROIIに繋げて接続して録画してみましたが、問題なく動作確認できました。 


後はご自身の判断で選んでいただくといいのではないかなと思います!

以上になります。
最後までご覧くださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?