大怪獣のあとしまつ
僕もそのぉ、予告編観て期待してしまったクチである。最初はね。
だけども、だけどもだよ。それからいろいろ情報得ていくわけで、監督が三木(聡)さんか。ということは、多分、期待して想像しているような感じではない?
三木さんといえば、僕は多分、ドラマ『時効警察』しか観たことなくて。それも通しではなく、何話かを断片的に。だから、ほぼ、はじめましてなんかなぁ。と思っていたら、唯一ちゃんと観た『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねえんだよ!!』の監督か!
ということはやっぱり?
WATCHAPEDIAという映画アプリがあって、作品情報とともに表示されるものの中に“あなたが気にいる理由”というのがあるんだけど、そこには、
『カメラを止めるな!』に似ています。
とある。やっぱりか、やっぱりそうか。
見た目ティラノっぽいし、ゴジラっぽくもある。『シン・ゴジラ』のその後的なことを期待した人が多いんじゃないかなぁ。大体あのゴジラは死んでないし。
根本的な問題、なんらかの要因で襲来していた怪獣が死んだ。まあ、自然死はほぼないとして、怪獣同士の争いの果てにとか、あるいはヒーローが倒してくれたとかいろいろあるけど、とにかく怪獣は死んだ。
ああ、よかったよかった。めでたしめでたし。
ん?ちょっと待て。あの死体どうすんの?
ヒーローが倒してくれたケースにしても、
助けてくれてありがとう。でも、
やりっぱなしか、オイ!
てな話で、さあどうしよう?って部分の着眼点、発想がいいなぁと。みんな、まあまあシリアスな展開を期待していたのかなぁ。
過度な期待をしなければ失望することもない
ってMJ(『スパイダーマンNWH』)も言ってたよね。
僕はWATCHAPEDIAのおかげで確信していたけど、これはコメディです。コントです。
そもそも、キャストも釣りバカコンビだし(笑)
三木監督だと知っていた人の中でも不評が多かったのは、おそらく中途半端で、もっと振り切っていれば、って声。
とにかく、公開からわずか数日でこれだけ逆の意味で注目を集めてる。しかし監督としては、してやったり!ではなかろうか。そんな気がする。
そもそも特務隊ってなに?首相直轄の組織らしいけど、有事に対応できるような装備もなさそうだし、武力的なことは国防軍に頼るしかなさそうだし。
映画冒頭の首相のデスクにあるメモと、その場面で首相が発する言葉、神の力。ラストへの伏線張られてます。
みんな、山田くんばかりフューチャーしているみたいなので僕は太鳳ちゃんを推しておきます(笑)
これから観てやるか!って方へ最後に一言。
御武運を!!!(笑)
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