広告業界の未来 Vo.4 〜人の数だけ善悪があること〜
「君には理解できないね。」
先日見に行った映画『JOKER』の中で、JOKERが最後に放った一言です。
バットマンシリーズ、特にジョーカーが気になり出したのは、
僕の中の映画ランキングのトップ3の中に入る「ダークナイト」。
この映画で価値観が変わったといっても過言ではありません。
善悪は人それぞれ違うし、それは到底理解しあえないものである。
いままでは、ヒーローものなり、物語もので、主観的に善悪を描いていたものを好んで見ていたと思いますが、この映画に出会ってから、物事の裏と表を様々な角度からみる物語が好きになりました。
(というより、映画『ダークナイト』以降、そうゆうものが主流になった気もする)
ある人にとっては善いことかもしれないが、他の人にとっては全くもって悪いことかもしれない。
それを分かっている人と分かっていない人では、物事の進行スピードが格段に違います。
僕がいる広告業界では、まさに客観的善悪の捉え方が重要になっていると考ています。
これから広告業界に進もうと思っている人に、代理店と制作会社の善悪が異なっていることを事前に知ってもらい、反面教師として業界に入ってきて欲しいと思い下記に綴ります。
※今回の善悪というのは、かなり広義で使用しております
広告業界においての善と悪
広告業界の善と悪ほど、ぐしゃぐしゃに入り乱れているところはないと思う。
そして立場によってはもちろん、その個々人がそれなりに発言力があるからさらにややこしい。
<代理店>
▼営業職の場合
善:クライアントの評価UP / 取扱高のUP
悪:クライアントの評価DOWN
▼クリエイティブ職の場合
善:自慢できる作品作り
悪:クリエイティブとしての評価DOWN / クライアントの評価DOWN
<制作会社>
▼プロデューサー職の場合
善:代理店の評価UP / 取扱高のUP
悪:代理店からの評価DOWN / 取扱高のDOWN
▼PM職の場合(←ほぼ発言力はない)
善:日付が変わる前の帰宅 / 話題の仕事に関われる
悪:無駄な作業 / 全く帰れない日々
断片的ではありますが、
上記のようにまとめた形であっても結構、善悪が違います。
みんながみんな同じ方向を向いていないんですよね。
まぁそれは立場も違うので、しょうがないことだとは思うのですが、、、
問題は、広告の作り手で誰一人として視聴者(消費者)のことを考えている人がいないということです。
広告にビジネスを追いすぎていて、本来描くべきサービス(または商品)と消費者の未来を描き考えている人がいない。
こうゆうイケてない広告マンが増えないように、出稿したら「はい、おしまい」のTVCMなんて、どんどん衰退すればいいのに!とさえ思ってしまいます。
広告自体は善悪を表現するべきものではありません。
だからこそ、広告に関わる人たちも善悪の概念を壊して広告を作れる世の中になってほしいと思っています。
僕らの世代以降にはそれができると信じています。
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