何気なく立ち寄った展覧会で盆栽の魅力に引きずり込まれそうになっている自分
東京都美術館の印象派展に行きましたが、その横で開催されていた国風盆栽展になんとなく立ち寄ったことから、これまで全く興味がなくスコープ外だった盆栽に引き込まれてしまいそうです。
アメリカの印象派はどのようなものだろうかと、2月の3連休の最終日に上野の東京都美術館に行きました。予想通り、展覧会はかなり混でいましたが、入り口の横で開催されていた国風盆栽展が気になっていました。
前日、NHKスペシャルで故郷の足立美術館の庭師の活躍を観たせいかもしれません。
印象派展の展覧会から出てから、トーハクの東洋館に行きましたが、盆栽展のことが気になります。盆栽展は今日が最終日、とのこと。トーハクの後は根津方面に歩いて行くつもりでしたが、予定を変更して東京都美術館に戻りました。盆栽、ぼんさい、Bonsai。何かが引き寄せるような感じです。
印象派展のチケットがあると300円引きということで700円で入場しました。
いずれの作品も迫力があり、出展者の精魂込めた手入れした思いが伝わってきます。1つ1つの作品がそれぞれの宇宙のようです。
これはすごい、と自分では珍しく声に出して作品をじっくり観て回りました。
苔も綺麗です。観ていて飽きません。
写真集も販売されていましたが、3万円もするので観るだけにとどめました。
一番気に入った盆栽です。形はシンプルですが幹がディズニーワールドのアニマルキングダムにあった木のようです。
盆栽は、「Bonsai」として海外でも人気があるそうですが、海外からの出品も多く、会場には外国人も多かったです。そういえば、昨年11月のライブに行ったモトリークルーのトミー・リーが盆栽好きで他のメンバーより早く来日していたことを思い出しました。
こんな小宇宙のような世界があるのか、と、この年齢になって初めて知りました。最近、仏像の世界に触れて、仏像がマイブームになっていますが、盆栽もマイブームになりそうなぐらいハイテンションになった展覧会でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?