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親の過去はあなたの一部となり、そして次の世代へと繋がってく

「聞き方の一流、二流、三流」の最終章最終節に書かれていたのはまさかの・・・

ミクロストリアライターとして活動するにあたり、「聞き方」は最重要事項だと思っているので、最近は「聞き方」に関する本を意識して読んでいます。

今回はこちら。
「聞き方の一流、二流、三流」

大変読みやすい本でした。自分では、この行動(聞き方)一流に当たるのでは・・・?なんて高を括っていたら、あらあら残念。見事に二流だったり。
いろんな意味で「なるほどーーー」と唸る本でした。

本の感想は人気の本ですので多数レビューが載っておりますのそちらを参考にしていただき笑
今回私は、最終章の最後の最後に書かれていた内容に、
ミクロストリア ライターとして驚いた話を書きたいと思います。

Chapter6 聞き上手の心構え 〜人生〜

三流は、親の話を聞かず、
 二流は、親の今のことしか聞かず、
  一流は、親の人生を聞く

聞き方の一流、二流、三流

えっ?親の話?ここに?と驚きました。
ですが読み進めてみると、一流にとってなぜそれが必要なのか納得するとともに、私自身がミクロストリアの重要性として感じていることと一致しており、大変共感しました。

印象に残った部分を何箇所か引用してみます。

・親の過去はあなたの一部となり、そして次の世代へと繋がっていく
・子孫にとっては、家系図以上に大きな財産となる
・家族連鎖を終わらせるには、親の幼少期の話が大きな影響をもつ
・親の思考や、思い込み、信念のもとになった出来事を聞きことは、自分のルーツを知る上でも大事なこと
・自分の歴史を思い出す作業は、本当の自分に戻るために不可欠

聞き方の一流、二流、三流 

本当の自分を知らずして、相手を慮り、深く聞くことはできませんよね。
筆者の松橋良紀さんはあとがきでこうも述べています。

聞く技術を身につけた人が増えれば、ストレスをずっと抱え続ける人も減るし、うつも自死も減って、世界は必ず変わります。

聞き方の一流、二流、三流

これ、私も本当に思っているんです。
言ってみたら「そんな夢みたいなことを」となってしまうかもしれませんが、
ミクロストリアの魅力に気がついたその時から、
人の話をよく聞き、残していくことで(残さずとも耳を傾け、心を傾けるだけでも)、きっと人と人との間、国と国との間にあるモヤモヤした言い表せない「ワダカマリ」が溶け、平和になっていくと信じています。

今はなかなか周りにも理解してくれる人はいませんが、
近い将来、この重要性に気がつき、実践してくれる仲間がたくさんできることを、私も願っています。

本のリンク貼っておきます!
ぜひ読んでみてください。
私はすぐ手に取れるようにいつも近くに置いています♩

ミクロストリア ライターMadoka


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