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令和4年版『劇場版 魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語』駄文レビュー

この時を待っていた…

そう、遂に大阪で『劇場版 魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語』の再上映が行われました!(大阪府民並感)

期間は3月4日~3月6日の3日間で、各日2回の計6回の上映だけということもあり、観やすい座席は各回ほぼ満席といった感じでした。ちなみに、私は初日の初回に鑑賞しました。中段の通路側の席だったのですが、偶々、隣の席に誰もいなかったので快適な視聴体験ができました。

というわけで、劇場で鑑賞したレビューを書いていきたいと思います。


私と『魔法少女まどか☆マギカ』について

劇場で鑑賞したレビューをする前に、私と『魔法少女まどか☆マギカ』との出会いについて書いておきたいと思います。

私は2001年生まれの現役大学生です。『魔法少女まどか☆マギカ』のTVシリーズ(以下まどマギ)が放送されていた頃はまだ小学三年生でした。当時は放送を観ていなかったものの、話題性のあったは私の耳にも入ってきていました。何か凄い作品があるぞ、と。確か新聞にもまどマギについて言及する記事があり、その中で主人公が最終話に変身するという情報を目にしました。子供ながらに、中々粋なことをする作品だなぁと思いました。

それから、9年がたった2020年。ついにまどマギを鑑賞する機会がきました。大学の基礎教養でまどマギについて扱う講義があったのです。講義の内容は法律を扱った映像作品をベースに法制度について学ぶというものでした。そして、扱う映像作品のひとつにまどマギがありました。例の詐欺師との契約は果たして有効なのか?といった内容でした。その講義の予習として私はまどマギを鑑賞することにしました。その時、まどマギについて知っていたのは前述した主人公が最終話に変身するという情報だけでした。そんな状態で観たのですが、初見で度肝を抜かれました…徹夜でイッキ見してしまいました。そして、講義では扱わなかったものの、今回レビューする『[新編]叛逆の物語』もレンタルして鑑賞したり、関連書籍を読み漁ったりしました。以下、そんな私が初めて劇場で『[新編]叛逆の物語』を鑑賞した感想でございます。


『[新編]叛逆の物語』を劇場で鑑賞した感想

当日、電車の時間を間違えてしまったので、劇場には結構ぎりぎりで焦りました…チケットは事前にネットで購入していたので、発券機にQRコードを読み取らすだけですぐに発券できたので何とか間に合いました(上映時間には本編前のCMも含まれているので全然余裕といえば余裕でしたが…)。

5~10分くらいのCMを挟んでいよいよ本編が始まりました。始まって早々ワーナーのオープニング?がないことに「おっ!」となりました。再上映だからANIPLEX単独配給だったのですかね?
余談ですが、今後公開される新作『ワルプルギスの廻天』では配給はどこになるのでしょうか。再び前編、後編のようにANIPLEX単独になる可能性もあるかもしれませんね。

ほむらの語りから始まる物語。この時点で結構感極まって泣きそうになりました笑。2年前はまさか劇場で観れると思っていませんでしたからね。ファンになるタイミングが十周年の一年前で良かったと思いました笑。アバンタイトルでのナイトメアと戦うシーン、この時点で自宅のBlueray版で観るのとの迫力の違いに感動しました。今回の再上映では上映当時の映像が使用されているようですがまだまだニワカなのであまりBlue-ray版との違いは分かりませんでした笑。

新編のアバンタイトルは『魔法少女まどか☆マギカ』の1話をかなりセルフオマージュしたつくりになっているので、もし2013年当時に私が観ていたらもしかして続編ではなくリメイク!?、別の世界線の物語!?と劇場でかなり動揺していたかもしれません。そう思うとリアルタイムで観たかったなぁと思います。

そして、ClariSによるOP『カラフル』が流れだした瞬間、思わず涙が溢れてしまいました笑。多分ふたつ隣の席の方も泣いていました。何度も言いますが、まさか劇場で観れるとは思っていませんでしたから。劇場の大音量で『カラフル』が聴ける日がくるとは…
(けど、ちょっと音質が悪いなと思ったことは秘密です笑)

もう何回も観ていますが、新編は何度観ても面白いんですよね。前半のナイトメア退治は暁美ほむらだけでなくファンが観たかった幸せシーンですし、その後のビューティフル・ドリーマーをオマージュした犯人探しは何度みても良く出来ているなあと思います。マミさんVSほむらのガンカタシーンは劇場で観るとより映像的な躍動感、美しさを感じました。そして、ほむらが犯人に気づく場面は毎回胸にぐっときます…あと、このときのさやかは本当にかっこいいですよね。

今回、映画を鑑賞している最中にずっと『ワルプルギスの廻天』がどうなるのだろうかということが頭の片隅にありました。『叛逆の物語』ではそれまで以上にふんだんにイヌカレー空間が登場していました。そして、当然ながら全体的に作画のカロリーがかなり有りそうに思えます(素人なので知ったかですが…)。上映中、「うわぁ、このシーン凄いな」と思うたび『ワルプルギスの廻天』がより遠くに感じました。果たして、『ワルプルギスの廻天』は本当に公開される日がくるのでしょうか笑。まずはマギレコの『浅き夢の暁』が春に放映されるかどうか…
そして、もう一つ『ワルプルギスの廻天』関連で気になったがKalafinaの不在です。Kalafina無き今、挿入歌を歌うのは誰になるのでしょうか?『misterioso』も『君の銀の庭』も叛逆の物語には不可欠な要素でしたし。正直、ClariSとKalafina以外の楽曲が使用されるのはちょっと抵抗があります…と思ったのですが、『まだダメよ』を歌っていらっしゃるのは違う方でしたね。


まとめ

以上が劇場で鑑賞したレビューでございます。映画を鑑賞したあと、そのまま帰ろうとしたのですが、映画館の物販コーナーに人だかりがあり、気になったので行ってみると、なんと劇場パンフレットが再販されておりました!しかも、カバー付きの初回限定版も!勿論、購入しました。まさか新品が買えるとは思ってもいませんでした。パンフの中の広告は時代を感じましたね笑。
結局全然レビューになっていないような気もしますが、今回の鑑賞では映画館で鑑賞できているということ自体に感動したというのが本音ですかね。そして、改めて全体的な画作りが圧倒的に劇場向けなんだなというを感じました。家で観る小さな画面では細かい描写が潰れますし、派手な描写がこじんまりとしてしまいます。悔やまれるのは初見を映画館で観れなかったことです。当時に劇場で衝撃を味わいたかったとつくづく思いました。『ワルプルギスの廻天』は最速上映で観たいですね。


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