TOKYO FMにて不定期に放送されている村上春樹さんのラジオ番組。その名も「村上RADIO」。先日、第５回放送「村上RADIO～愛のローラーコースター～」が放送されました。

radikoでも4月28日までは配信中ですし、上記サイト内に、ラジオ内でお話しされたことがテキスト化されて読めますし、番組内で紹介された音楽も掲載されています。

2018年8月から始まって、もう5回目の放送。偶数月に開催されているので、次は6月に開催されるかなーと期待しています。

今回の放送では事前にメールをした人へ、抽選で村上春樹さんが直々に「ラジオネーム」をつけてくださるという、羨ましい企画もありました。わたしも応募したかったんですけれど、「村上さんに朗読してほしい作品と、その朗読してほしい部分」を、選んで応募しなくっちゃいけなくて。

朗読してほしいところかぁ……と、なやみになやんでしまって、結局応募できませんでした。

番組内では、坂本美雨さんが朗読されて、それに対して村上さんが「この作品は……」と解説されていました。坂本美雨さんの作品の朗読、すごく素敵でしたので、ぜひ聞いてもらいたいところです。

「公開録音してほしい、という声をたくさんいただいて、いろいろ検討したところ『村上JAM』を開催することになりました」という重大発表も。

えー。それは行きたい。ジャズとか、全然詳しくないけれど。

詳しい日時や、開催場所などはまだ発表されていないのですが、高倍率の抽選になることだけは確かですね。くじ運があんまりないので、行けるかどうかもわかりませんが、とにかく楽しみです。

そういえば、2月に放送された第4回のときには、「村上の恋愛相談」というテーマでメールを募集していました。

その時に、「彼女にプレゼントしようと思ってアクセサリーを買っておいたけれど、その彼女とは別れてしまった。そうこうしているうちに、ほかの女の子と仲良くなって、以前買ったアクセサリーをその女の子にあげてもいいだろうか？」みたいな質問があって、村上さんは「ぼくは、気にしないでプレゼントしちゃいますね」みたいな回答をされていました。

それを聞いたとき「えっ、それは、ダメじゃないだろうか……」と思い、坂本美雨さんも「えー、それは……ちょっと」と、明らかに嫌そうな雰囲気でした。村上さんは「そうかなあ？」と首をかしげる感じで答えてらっしゃいました。

まあ、確かに「これ、前の彼女にって買ったんだけど、渡せなくって。君に似合いそうだから」とか渡すときに言わないで、「君に似合いそうだから」の部分しか言わなければ、分からないだろうとは思いますけどね。

物は言いようだなあと、考えさせられました（笑）