今日は「ボイスシネマ 声優口演ライブ２０２３ in 有楽町」を観覧しました。

まず、この公演がどういうものなのかを……
大ベテランの俳優（声優・ナレーター）の羽佐間道夫が企画・脚色・演出を担当し、実力派のいわゆる声優たちが、チャップリンの無声映画に舞台上において生でアフレコを実演するというものです。

もう20年ほど続けられているとのことですが、今回は特に羽佐間道夫（1933.10.7生まれ）の卒寿記念の公演となっています。

私が観たのは13時30分からの昼の部。この回の出演は鈴村健一、井上喜久子、山寺宏一、井上和彦、若本規夫、そして羽佐間道夫の面々。

楽しかった！
そして、凄かった！！！
素晴らしいひと時を堪能できました。

どのプログラムも、出演者の誰もが素適でしたが、やはりチャップリンの「犬の生活」（A Dog's Life / 1918年公開）という上映時間33分の無声映画を山寺宏一が、ただ独りで全登場人物（犬も含む）を演じたのには圧倒されました。
やはりこの人は天才ですね。

羽佐間道夫は私が好きな俳優（声優）のひとりですが、まだまだこれからもお元気で活躍してほしいと思います。

※文中敬称略