100%ForYouはあり得ない

ちょっととがったタイトルではありますが、今日とある人と話してて、「モノを売る」というスタンスでよく言う「100%あなたのために」ということはあり得ない、という話が出たので改めて記事にしてみます。

100%ForYouは自己犠牲ではない

先日、こんなnote書いてみてました:

僕的にこれってとっても的を得ている考え方だと思っていて、「自分を犠牲にしてでも相手のためになる方がいいですよね」という話が出た瞬間スッと見せました。

そしてぜひ右下の♥を押してくださいと言いました(切実)

改めてですが、まずなぜ100%ForYouがイケてないのか?という話です。

私:あなた=0:100の場合

もし、私:あなた=0:100にしたとします。
この場合、「私に1ミリの得もなくても大丈夫!あなたが喜んでくれるならよかった!」という話になりますが、それだと

・じゃあどうやって”私”は飯を食えるのか
・食えたとしても”あなた”が気まずい
・気まずくないなら”あなた”はテイカー

となってしまわれます。残念!
(ちなみに”あなた”が気まずい理由はこちら)

私:あなた=50:50の場合

ちなみに、じゃあ私:あなた=50:50だとどうなるかと言うと。

ブログにも書いてましたが、これも悪くないのかもしれませんが、結果として「リターンありきのギブ」を考えるのですが、「やった分だけ寄越せ」という主観が働くため、”私”と”あなた”のバランスが取れず、「そんなされても求めてないし」という話になるわけです。

微妙だけど感情に大きな差が

50:50と49:51って、微妙な違いなようですが本当に大きく違っていて、
「やった分だけくれや」というスタンスと、
「ちゃんと取り分はもらうけど”あなた”にメリットあるよ」というスタンスです。

つまり、”あなた”からすると「結局それかい」と思うか、「それならちゃんと話しましょ」となるか、という、気持ちよさがまったく違ってきます。

数字だけで表現すると微妙~な違いですが、受け取り方に大きな差が出てくるという話。

100%ForYouの真の意味

たぶんですけど、「100%ForYou」という言葉は、「0:100」をやれ、という話ではなく、「話しているときは真剣に相手の利益を考える」ということだと思います。
その意味では、

100%ForYou=”0:100”ではなく、
100%ForYou=”49:51”

ということなんだろうと思います。

とにかく、数字がウンヌンではなく、「相手が話を聞いてて嫌な気がしないかどうか」をちゃんと考えるべきなんだろうと思います。

働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。