授業に参加できない小1娘…考えられる原因や先生の対応について
登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。
小1の保護者のみなさん、お子さん学校には慣れましたかー?
うちの娘は、絶賛 人見知り中です!
もはや人見知りで片付けられないほど、授業にも支障が出ています。
先日こんなことがありました↓
娘が授業に参加できない原因
娘は不安や緊張が強くなると、授業に参加できないことがあります。
以前、noteに書いてことがあるのですが、娘は国語の授業で大きなかぶの話を習った時、台詞の読み合わせを「こわい」と言いました。
大きなかぶの話、知ってます?
大きなかぶを引き抜けなかったおじいさんがおばあさんを呼んで、おばあさんが孫を呼んで、孫が犬を呼んで…そしてみんなで力を合わせて引き抜くというお話。
娘はおばあさん役でした。
娘の「こわい」を紐解いていくと、
・大勢の前で発表するのが「緊張する」
・セリフを間違ったら「恥ずかしい」
・ちゃんとセリフを覚えられるか「不安」
という感情表現がごちゃ混ぜになっていました。
「こわい」という一言の中に、緊張、恥ずかしい、不安という気持ちが隠されていたんですよね。
詳しくはこちら↓
今回は、音読発表会が無理だったみたいです。
みんなの前で音読をするので、きっと大きなかぶの時と同様に、緊張や不安が強かったんだろうと思います。
発達障害は関係ある?
小4の息子は療育センターで自閉症スペクトラムとの診断がついています。
一方、小1娘はNO診断。
とはいっても、幼稚園の頃に「発達障害のグレーゾーンかも」と教育相談で言われたことはありました。
当時、年中さんだった娘は、何かの拍子で隣のクラスの子が、「小さい組さんからやり直してもらうよ!」と叱られている現場を目撃し、失敗することに対して強く不安を感じるようになりました。
自分も何か失敗するかもしれない。
みんなと一緒に年長さんになれないかもしれない。
そんな思いがあったのかもしれません。
娘は登園を渋るようになりました。
家では夜泣きやおねしょをするようになり、たびたび癇癪を起こすようになったので、定期的に幼稚園に来てくれる臨床心理士さんに教育相談を申し込みました。
教育相談では、
・登園に対する強い不安
・夜泣きやおねしょ
・家でのこだわりの強さ
・癇癪 など
一通り娘の様子を話した後、息子の自閉症スペクトラムのことを伝えると、
「なるほどー。ちゃんと検査をしてみないとわかりませんが、お兄ちゃんと同じ可能性は高いですね。発達のグレーゾーンかも。」と臨床心理士さん。
娘も自閉症スペクトラムの素質は、まぁまぁ持っていそうです。
息子の時は学校での癇癪の様子を見た先生に、療育センターの受診をすすめられましたが、今のところ娘は何のアプローチもありません。
面談の時、こちらから発達障害のグレーゾーンを伝えても「へぇそうなんですね」くらいの反応でした。
というわけで、普通学級で過ごしています。
不安障害なの?
心配や不安なことが原因で、日常生活に支障をきたしている場合、それは不安障害かもしれません。
不安障害の場合、医療機関で抗うつ剤や抗不安薬などの薬物療法やカウンセリングを行うそうです。
正直、娘が不安障害なのかどうかは、素人が判断できることではないので、やっぱりつらい!という時は児童精神科や発達外来などを受診した方がいいのかなと思っています。
先生の対応
大変ありがたいことに、担任の先生は「みんなと同じようにやりなさい!」とは言わず、娘にできることに変換して「じゃあこうしようか」と提案してくれています。
今回の発表会も、頑なに発表を嫌がる娘に対して、「じゃあ聞き役になってね」と提案してくれました。
でも、
・いつまでも発表を避けてていいのだろうか?
・周りの子に影響はないだろうか?
・このままで娘が成長できるのだろうか?
と、いろんな不安が付きまといます。
まとめ
「娘ちゃん、頑張ってますよ!」と先生は言ってくれます。
でも、それは頑張らないといけない状態に、常に身を置いているってこと。
「娘ちゃん、余裕ですよ!」と先生に言われた時が、娘が楽しめている時なのかもしれません。
不安や緊張が強めな娘は、みんなと同じペースでは行動できないこともあります。
だけど、
「へぇー音読発表会ってこんな感じなんだ」
「〇〇ってこうやるんだ」
と、少しずつ体験していけたらいいなと思います。
✅お子さんが不安や緊張が強めの人は、『HSCの子育てハッピーアドバイス』がおすすめです。
なんでこんなに疲れやすいの?
なんでこんなに怒りやすいの?
子どものことを理解するのは、なかなか大変なことですよね。
この本では、周りの様子を敏感に感じとっている子どもの思考が解説されていたり、日常生活で対応に困ったとき参考になるアドバイスなどがまとめられています。
たとえば、無理に学校に行かせたくなくて休ませると「甘えだ」と言われてしまう場合。
子どもの気持ちを優先したい気持ちと、学校からの「頑張りましょう!」の板挟みになってしまいますよね。
そういう時は子どもの気持ちを優先し、子どものペースを守ってあげましょうとアドバイスが書かれています。
HSCではなくても、人より不安や緊張が強く疲れやすい人が読んで肩の力を抜けるような本です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去を振り返って、
『こうしとけばよかったな』とか
『あれはやってよかったな』など
経験談をまとめてます。
ぜひコメント欄で感想を聞かせてください。
スキ&フォローは、めちゃくちゃ嬉しいです!
サポートされたら、飛び上がって喜びます!
サポートしてもらえるとめっちゃ喜びます! 「クラスはどこだって我が校の生徒に変わりはありません。支援クラスや保健室、校長室でも好きな所に登校したらいい」と言ってくれた校長先生のおかげで、息子は学校を嫌いにならずに済みました。 読んだよとスキしてもらえるだけでも嬉しいです!