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【宿泊レポート】THE HIRAMATSU 京都(2023年10月8〜11日)

高級レストランを全国に展開する「ひらまつ」のホテルに最初に宿泊したのが、この京都のHIRAMATSU。2020年3月というコロナ勃発の最悪のタイミングでオープン、オレが最初に泊まったのは、2020年11月でした。以来お気に入りで、今回でたぶん6回目の宿泊です。

1階に京町家の雰囲気をたっぷりと残しつつ、その後ろに5階建てのホテルが立っています

何が気に入ってそんなに宿泊しているかというと、まずは場所。烏丸御池の交差点近くで、地下鉄は東西線と烏丸線が交差。さらに新町御池のバス停も近くて、どこへ行くにも非常に便利なのです。さらに周辺には和洋中と様々&個性的な飲食店が点在していて、街的にもとても楽しいエリア。

こんなオシャレなカフェ風の「餃子の王将」も近くにあります

このホテルは、それまで小規模のリゾートばかりに展開していたひらまつホテルズでは初めての、都市型で部屋数が中規模のホテル。4種類29室の部屋を擁しています。最近はすっかり贅沢になり、このジュニアスイート(87㎡)の部屋に泊まるのも、もう2回目です。

ドアを入るとまず奥のリビングに。その隣がこんなダイニングになっています
そしてベッドルーム。広々としたベッドがツインで、寝心地抜群
都市型のホテルなので、温泉ではないですが、バスルームと洗面台もかなり広々

京都らしい雰囲気も醸し出しつつ、モダンなインテリアの部屋には、簡単な抹茶のセットがあったり、京菓子があったり。いろいろ寛ぎの工夫がなされています。

で、ここは「ひらまつ」ですから、なによりの楽しみはやっぱり「食」。まず、チェックイン時のお茶菓子もレストランのパティシエの手になるものだったりします。

レモン果汁の入った寒天の下には餡が。花びらのように見えるのは、チョコレートです。こんな手の込んだウェルカムお茶菓子は、初めて

食事ができるのは、「リストランテ ラ・ルーチェ」と「割烹 いずみ」とイタリアンか和食がチョイスできるというのも、このホテルのいいところ。今回はイタリアンにしてみました。

前菜の3品。中央の柴漬けバーニャカウダはここのスペシャリテ
前菜の1品、バジルの冷静カッペリーニには稚鮎のフリットが。苦味とバジルの味のコラボが素敵
今回最も感動したのが、この水蛸のカルパッチョに豆腐のムースとトマトソースがのったもの。右上のは
湯葉にチーズフレイバーをつけて揚げたチュイール。これはもう食べたことない驚き
パスタはカラスミにブロッコリーとベーコンのソース。これは予想できる美味しさ
関西といえばの鱧をフリット、グリエ、落としと3つの味で。和とイタリアンの巧みな共演
お肉は仔羊。あっさりめのソースがいい
デザートは丹波栗のフォンダンにほうじ茶のジェラート。上のフォンダンの中に、栗と白玉が

もう何度目かなのですが、料理長がどんどん腕を上げていて、いつも京都の素材をクリエイティブにアレンジした楽しい一皿を提供してくれます。こんなにワクワクするレストランも珍しいですよね。

朝食も楽しみ。和食か洋食かのチョイスが可能。和食だとこんな感じに。これにさらに焼き魚やだし巻きが登場します。

窯焚きのご飯がふんわりと
洋食の朝食だとパン粥にサラダ、こんな感じのパスタやリゾットが出て、卵料理、そして3種のパンというメニュー

せっかくの京都。できれば何泊かして、ホテルの夕食も味わいつつ、別のお店も楽しんで…というのが、おすすめ。今回3泊したのですが、1回はこのイタリアン。1回は別のお店で懐石料理。一回はホテル近くのベトナム料理…という感じでした。

コロナ禍もあってしばらく新規ホテルのオープンのなかったひらまつホテルズです
が、今後は再び展開がありそう。この京都のようなアーバンリゾートタイプのホテルの登場もあるかも。

このホテルに次来るのは、たけのこの季節ですかね(^^)。また美味しいものがいただけそうです。

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