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世の中は右利きと歩ける人で出来ている。

これ、このお寿司。なんの変哲もないこのお寿司。お寿司ひとつとってもこうして仰々しくnote書いちゃう俺です。こんにちは。

これを見て右利き仕様なの、わかります?

答えは、"エビ"です。まあ、このお皿に乗ってるお寿司全部がこう、右側が下がってる感じでナナメに置いてるじゃないですか。その時点で右側から箸が来ることを想定した置き方になってるんですけどね。それ自体は別に左利きもそんなに食べにくいわけじゃないんですよ。ただ、"エビ" 。こいつだけは尻尾が右側に来ている事で、右利きの人に有利な(有利?ww)置き方になってるんですよね。このまま左側から箸で持つと尻尾が口に入ってくるんですね。だから一度向きを変えたりネタだけ反対方向にしたりするんです。

いや、別に、左利きがお通りだいっ!って言いたいんじゃないですよ、左利きに配慮!とかそんなイカれたモンスタークレーマーアピールしたいんじゃないんです。ほんと、ほんとに。(ほんとだってばああああああああああ!)

ただ、こういうのを見るとね、







「世界は歩ける人のデザインで出来ている。」







って言ってた乙武さんの言葉を思い出すんです。世界は歩ける人のデザイン。そんな事考えた事もなかった。階段なんか当たり前で、ひと1人通れる幅が当たり前で坂道も手すりのない道も凸凹も全部が当たり前すぎて気が付かなかった。

◯◯出来る人が創る世界は、◯◯出来ない人にとっては生きにくい世界なんだ。

って事に気が付かなかった。


娘が小学生2年の時、近所のお友達(勉強できる子)が娘に夏休みの宿題を出してきた事があった。英語が書いてあった、たしか。この宿題をいついつまでに提出するように。という手紙までついていた。小学生が小学生に宿題をなぜ出す?というのは置いといて、勉強ができる子にとっては当たり前の事だったのかもしれないけど、勉強ができない子にとってはその子に会いたくないがために夏休みの学校公開プールに1日も行けなかったという思い出が残った。

はたまた、時間厳守の話。(←お前最近この話すっきゃなぁ。。)Aさんは時間にとても厳しい。普通に遊ぶ予定なのに時間にとても厳しいのでわたしはもうAさんと会うのをやめた。それくらいAさんはいろいろと厳しい。ある日、AさんとBさんとCさんとわたし、4人で食事に行く約束をした。Aさんは時間通り。それ以外のメンバーは遅刻した。Aさんは激ギレしていた。
そしてまた別の日。AさんはBさんに仕事の依頼をしていた。Bさんと打ち合わせ。Aさんは遅刻してきたそうだ。






「えーーーーーーーーーーー!!!!!!」








あんなにキレ散らかしてたのにぃぃぃぃぃぃ?!







ま、まあ。そんなもんである。遅刻なんて誰だってするし、誰だって気が付かない事で誰かが何かしら不自由を被っていたりする。世界はそんなもんだよ。ただ、気が付いたからには誰かに優しくありたいと思う。時間は守る。でも、守られなかった場合、キレ散らかさない。なんか、理由があったんでしょ。勉強はする。でも、他人に宿題は出さない。宿題なんて誰だって嫌でしょ。世界には階段も坂道もあるけど、気が付いたら手を貸すことができる自分でありたいし、エビの尻尾が食いにくくてもエビが美味しいので別に気にする事じゃない。

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