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お店でやりたいこと

なんとオープンが2週間後に迫っています。実家で整理した本は、来週月曜日にハリ書房さんの店舗へ届くので、値付けと陳列に追われることになりそうです。

目の前の実務を先にこなしていかなければと思いつつ、オープン後に何をしようかな~というふわふわした思案にふけってしまいます。せっかくなのでここで書きだしてしまおう。

招き猫づくり

お客さんを待つ時間にいろいろな作業もしてきたいと考えています。一つは執筆。知人からいくつか書くお仕事をもらえそうなので(少しでも収入を立てなければいけない)、空き時間を活用できたら。お店のSNSも今よりもっと小まめに更新したいですし。

そして招き猫も作りたい。というのも、私は高校生の頃からマトリョーシカが好きで、コレクションをするうちに自分でも絵付けをするようになったのです。これまで、友人にプレゼントした分も含めると6個ほど絵付けをしています。

マトリョーシカの白木。ここに絵付けをします

初めてお店をするにあたり、何か縁起物がほしいなと思って友人と神社にも足を運んだのですが、なかなか気に入るものが見つからず。なら作っちゃえばいいのか!と思い、自宅に眠っていた白木を引っ張り出してきました。

制作途中のようすもSNSでお伝えしていく予定です。

フリーペーパーづくり

フリーペーパーもいいなあ、と思っています。店主のおすすめ本紹介、コラム、ハリ書房さんをはじめとする他の書店主さんとのプチ対談、神保町をあるいて発見したこと、4コマ漫画、イベントのお知らせなど。

ただ、すでにご存じのようにさぼり癖があるのでどうだろう…。A4オモテのみ、月1とかならできるかな…。ちょっと頑張ってみたいです。

イベント

やはりイベントにも憧れます。読書会はもちろん、ただただ自分が好きな本について語り合う会もいいですし、本を読む行為そのものが好きなのだということについて共感しながらお茶を飲む会とかでもいいです(参加希望者がいれば、ですが…)。

あとは個人的に好きな作家である津村記久子さんが書いた『苦手から始める作文教室 文章が書けたらいいことはある?』をテキストに、エッセイや作文を書く会みたいなことができたら面白いな…とも思っています。本当に実行するなら、構想や準備など、もっとしっかり練らなければいけませんね。

読んだ本だけを置く

これはちょっとおまけというかスタンスに近い話になりますが、お店には私が読んだことのある本だけを置こうと考えています。

自分が過去に読んできた中古本を中心に棚づくりをするため、意識せずとも自然とそうなるのですが、落ち着いたらある程度は新刊本も販売する予定です。しかしその際も、まずは自分が読んでから仕入れたい。

大手書店はもちろんのこと、比較的小さな書店でも、事前にしっかり内容は吟味するけれど、仕入れた本をすべて読んでいるわけではないというお店もあると思います。

ただ私が開くのは間借りという本当に本当に小さな形の本屋なので、自分の目が届き、どんな時も自分の言葉でナビゲートすることのできる本を置いた方が気持ちがいいような気がするのです。

置いてある本についてお客さんから何か質問を受けた時に、インターネットでは参照できない、私の言葉で応えることに意味や面白味、醍醐味があるはず。

速度や話題性など、フォローできない部分、取りこぼしてしまうものもあるかもしれませんが、どちらも一長一短かなと。でもその分、気になる新刊が出てきたらなるべく早く読むようにするなどの努力は惜しまないように。

自分のサイズで、でも精一杯、お店作りに取り組んでみます。


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