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世の新米パパにエールを。これがまごめ流・男の育児だ!

「何か手伝えることある?」
多くのパパが、ママの逆鱗に触れるという地雷ワードのひとつがこれですよね。
笑顔で「あ、じゃあ○○お願いできる?」って答えるママも、心の中では「“手伝う”じゃねーよ、父親の仕事だよ。他人事かよ」と思っている可能性はほぼ100%です。

でも実は、ママ達もわかってるんです、パパに全く悪気がないことは。
ただ、子どもが生まれてから、必死でこれまでとは違う暮らし方を整えて、アジャストして、自力で道を拓いてきたママにとって、その道を後からついてくるスタンスでいられることにモヤモヤしてしまうんではないでしょうか。(個人の感想です)

私もそんなひとりですが、ある日まごめの男性職員に言われました。
「自分の子どもに幸せに育ってほしいと願う気持ちは、父も母も一緒だよ」
文字にすると当たり前のような気もしますが、この言葉にとてもハッとしたことを今でもよく覚えています。

そこで今回は、まごめの中でも独特の存在感を放ち、“ママの代理ではない男の育児”を体現している現役園児の父から、育児参加に悩む世のパパたちへエールを送ってもらいます!

【今回の語り手】
S.O.さん。中1とすもも(2~3歳児)クラスの在園男児の父。独特の感性を持ち、一言で周囲を惑わす。楽器、料理、ガーデニング等々、何でもできる謎多き人。何者なんだ。

これが私の「男の育児」

まごめには「この指とまれ」というイベントがある。※
これは子ども達を遊びの輪の中に引き入れる催しで、歴代の父親達が意見を持ち寄って、その内容を膨らませてきた。企画のためにLINEグループが作られ、これが実質的に男の育児を支える重要なコミュニケーション手段になっている。
この企画の詳細はまたの機会に譲るとして、ここでは、企画の根幹にある「男の育児」について、独断と偏見に満ちた男の立場から俯瞰を試みたい。

※「この指とまれ」
:毎年まごめっこの父親がメインで遊びを考え、スタンプラリー形式で手作りのおもちゃ遊びを体験しています。地域の子ども達にも参加いただき、まごめ共同保育所と地域の親子の交流を深めています。
2022年は11月19日開催予定です。詳細は別途お知らせいたします。

過去の「この指とまれ」の様子

LBGTへの配慮や、ジェンダーフリーへの理解が求められる現代社会においては、育児における性差は解消すべきテーマなのかもしれない。しかし、自身の育児経験や父親達の失敗談からは、性差の解消は不可能という答えに至りそうである。
端から育児に興味を示さない父親であれば、かえって諦めがつくかもしれない。しかし最近の父親は、厚労省が進めるイクメンプロジェクトの毒牙に蝕まれているのか、育児参加に積極的である。また、己を過信しているのか、中には無駄に積極的なあまり、育児と称して周囲をハラハラさせる人も、一定数の割合でいる。

○○さんは、発熱中の子どもを連れてレジャー施設に出かけたことがある。「次はあれに乗ろうか?」と高ぶる父親のテンションと、それに反比例するかに見えた子どもの体調は、結局は0地点に集束したという。
一方、△△さんは、病院がどこも開いていない日曜日に、子どもに初めてのイクラを大量に食べさせてしまった。「うまいだろ!」と喜ぶ父親の顔は、子どもの急変で瞬く間に真っ青になったという。
ここまで極端でなくても、母親から見れば「無責任」であり、「非常識」であり、「育児の悩みのうちのひとつ」になるような父親達の行動例は枚挙に暇がない。

子どもの注意をひくために、意味不明な玩具を買い与えたり、餌付けのように自分の好きな嗜好品を安直に子どもに食べさせたりするのは、どの家でもいつも決まって父親なのだ。

「無責任」で「非常識」で「育児の悩みのうちのひとつ」になりがちな父。※写真の人物と各エピソードは無関係です。

ただ、極端な事例を除けば、こうした「逸脱」は、子どもに対する父親なりのコミュニケーションの取り方であって、性差の問題でもあるようだ。

母親は、子どもとの一体感を、妊娠、出産、授乳という一連の身体的な刺激を通じてゆっくりと育むことができるのに対し、父親はその感覚を享受することなく、いきなり子どもと対面する。
このときから、この新参者をどのように我々の世界に誘うかに思いを巡らせるのである。
時には幼少期の自身と、眼前の子どもを重ね合わせ、時には「子ども」に戻って、幼少期に遊んだ記憶を想起させてである。

つまるところ、大人になっても色あせることのない幼少期の思い出が、男の育児の出発点なのだ。
むやみに昆虫や水生生物を乱獲し、やたら速いモノや高い場所に興奮し、ビビりながらも、危険な冒険への憧れを抱いて胸をバクバクさせる。
いわば、楽しいことを、眼前の新参者にも経験させたいという友達づくりと同じプロセスなのだ。

まごめの父たちは芸達者が多い!バザーで登場すると地域のご婦人たちから黄色い声が!

父親達が一堂に会する時、今にも缶蹴りやドロケイが始まるようなワクワク感が漂う。そして、集中力が高まった一瞬にだけ、バラバラな個性が影を潜め、一枚岩の組織が動き出す。もっとも、集中力が途切れた後は言わずもがなである。
イクメン・オブ・ザ・イヤーに選出されたバカボンのパパ曰く、「これでいいのだ。」

これでいいのだ!

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いかがでしたか?育児に対する考え方や役割分担は家庭や人によりさまざまなので、あくまで一個人の意見として読んでくださいね。
ちなみにこの記事を読んだあるママは「性差ではなく、人格の問題」と切り捨てたことも付け加えておきます。

ただ、ついつい母親の代わりをしようと躍起になって空回りしてしまうパパは多いように思います。S.O.さんのように、母親とはまったく異なる切り口でわが子と関わるというスタンス、父親のアイデンティティや楽しさを生み出すヒントにしてもらえたら嬉しいです

▼まごめ共同保育所では2023年度入園児を募集しています。一緒に育児を楽しみませんか?


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