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「双極性障害」×「はたらく」を語る会 #双極トーク 2019年 第7回 実施報告

#双極トークの2019年第7回 (通算15回目)を8月31日(土)に実施しました。

以下、スタッフのシラユキがレポートします。

●チェックイン

8月の最終日でまだ汗ばむ気温の中、今年最多となる初参加7名、リピーター9名、計16名の方にお越しいただきました。

まずは主催者の自己紹介とスタッフの挨拶があり、続いて皆さんに自己紹介と今の気分を伝えてもらいました。

平常を0として+5(軽躁)から-5(うつ)の範囲で、マイナスの方がほとんどいらっしゃいませんでした。一番多かったのが0で6名、あとは+1から+3の範囲、それから混合状態で±3という方がいらっしゃいました。

気分や体調は季節による変動もあると思いますが、うまくコントロールされている方が多いなという印象でした。

会の始めに「なぜ参加しようと思ったか?」という質問にお答えいただきました。以下、ご意見を紹介します。

・同じ悩みも視点を変えると気づきがあると思ったから
・体調を崩している中での過ごし方を知りたい
・就職するための情報収集
・前回参加して、働くことについて話したことが参考になったので
・同じ病気の人にどんな困り事があるか聞いてみたかった
・仕事をどうしたら長く続けられるか
・就労についてヒントを得られれば
・診断されたばかりなので病気のことをよく知りたい

●双極トーク

そして本編へ。テーマトークが2班と今回で2回目となるフリートークを行いました。

「双極性障害xはたらくx対処」に関するトークの話題は以下の通りです。

テーマトーク班①

・躁にならずに仕事のパフォーマンスを上げるには

・人間関係(パワハラ)の対処

・就業に至るまでの流れ

・気分と感情の違いを意識しているか?

・新しい環境に慣れるにはどんな対処をすればいいか

テーマトーク班②

・平常な状態とは?

・働き方について体験談やアドバイスを聞きたい

・病気について職場でどこまでオープンにするか

・自分が躁だと思う時は?

フリートーク班

・オープン就労について

・長く就労するには

・交際する人にどのタイミングでオープンにするか

・職場での配慮事項

テーマはそれぞれですが共通する悩みもあり、親身になってお互いの話に耳を傾けることが出来たのではないでしょうか。

●チェックアウト

本編終了後に皆さんから次のような感想をいただきました。

・同じ障害をもつ人と気さくに話せて気分転換になった
・リラックスして思っていることが話せた
・気づきを得られて有意義な時間を過ごせた
・同じ診断でも背景が違うなと感じた

受付の時には緊張されていても、終わる頃には皆さん表情が緩んでいました。

最後に主催の松浦からこんな一言がありました。

「”今日は来てよかったな”で終わらせず、今日の気づきを次に繋げるための小さな一歩を踏み出して」

●ご感想

参加していただいた方々のご感想をTwitterから引用して掲載します。

●次回の#双極トークについて

次回は9月28日(土)の開催となります。

開催案内は以下のページへ

医師でもカウンセラーでもないけれど、同じ痛みを知っている当事者だからこそ共感できることがあるのではないでしょうか。

初めはなかなか勇気がいることですが、病気のことをオープンに出来る場所が一つでも見つかると心が楽になると思います。

初めての方もリピーターの方も、お会い出来るのを楽しみにしております。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。