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病識の大切さと症状の可視化 |「双極性障害×はたらく」を語る会 双極トーク実施報告 No.10

双極トーク の2019年第2回(通算10回目)を3月9日(土)に実施しました。

※双極トークについての説明は以下をご覧ください。

以下、スタッフのシラユキがレポートします。

●チェックイン

前回の開催では雪の心配をしましたが、今回は早咲きの桜の姿も。初参加6名、リピーター6名、スタッフ5名、合計17名の参加となりました。

まずは主催者の自己紹介とスタッフの挨拶があり、続いて皆さんに自己紹介と今の気分を伝えてもらいました。

平常を0として+5(軽躁)から-5(うつ)の範囲で、+3が1名、+1が2名、0が5名、-1が4名でした。

フラットの方が多い印象があり、気分と体調が連動しないという方もいらっしゃいました。

●双極トーク

そして本編へ。今回は2グループに分かれてテーマトークを行いました。

「双極性障害xはたらくx対処」に関するトークの話題は以下の通りです。

テーマトーク班①

・軽躁時に社交的になってしまうのをどのように抑えたらよいか

・躁の後のうつの対処どうしてますか?

・復職10ヶ月目、じわじわ負荷が。テンションが上がってしまうので、少し仕事量を控えたいのは社会的に有りなのか?

・うつ気味で仕事に行きたくないと思うとき、どうやって行くように仕向けていますか?

・働きながらどう鬱をやりすごしているか(立ち直り方、対処など)

・「あったらいいな」と思う双極性障害対処用の新サービス、商品、アプリ、イベントとは?

テーマトーク班②

・躁のとき考えがあちこち飛んでしまうときの対処

・職場への病気についてのオープン、クローズについて

・公務員試験面接時に、オープンでいくかクローズでいくか

・双極になるまでどんな職種で働いていたか? 双極後はどんな職種で働いているか? 前後で変わったかが知りたい

・障害者雇用で働く場合、”どんな配慮が必要か”を申請する必要もありますが、通院や服薬以外でどんな配慮を求めたらよいと思いますか?

・双極性障害を受け容れられましたか?

緊張が解けてくると笑いも起こるようになり、皆さんそれぞれの話題に頷きながら耳を傾けていらっしゃいました。

●チェックアウト

本編終了後に皆さんから次のような感想をいただきました。

・病識の大切さ
・症状の可視化という気づき
・人の目を通して自分を見つめ直す
・共感が心に響く
・同病でも人によって違う
・気づかされる、受け入れられる場

胸にこみ上げるものがあったと話される方もいらっしゃいました。当事者同士だからこそ感じるシンパシーなのかなと思います。

●ご感想

参加していただいた方々のご感想をTwitterから引用して掲載します

●次回の双極トークについて

次回は4月27日(土)の開催となります。(更新※4、5月は定員になりましたので受付終了しました。次回の案内についてもLINE@で行います。)

開催案内についてはLINE@にて最初に案内してますので、もしよければご登録ください。
※LINE@は以下のアドレスをクリックして、登録できます。
https://line.me/R/ti/p/%40dsn7156y  


双極トークで皆さんの気分が少しでもラクになれば幸いです。新規の方もリピーターの方も、ご参加をお待ちしております。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。