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現実世界で呼吸の使い手になる方法

 我ながらコイツ大丈夫かと、思われる様なタイトル。

 人間は水がなくても食べ物がなくても数日は生きるけど、呼吸できなければすぐに死んでしまう。

 日々行っている呼吸の仕方を変えると、体調が変わる事はご存じだろうか

 だから、呼吸というのは本当に大切で、爆発的人気を誇るアニメ、「鬼滅の刃」だけの話じゃないんだよ、って話を二つほどしたい。

腹圧呼吸(IAP呼吸)
 呼吸には種類がある。
・腹式呼吸
・胸式呼吸
 の二つが有名だと思うのだけど、今回話がしたいのは、腹圧呼吸(IAP呼吸)

 山田知生さんが書かれた「スタンフォード式 疲れない体」に詳しく記載されている。
 トップアスリートが効果を保証する、疲れない体を作る為に必須の呼吸法。

 お腹をへこませず、腹圧を保ったまま息を吐く方法の事を言う。
 腹圧呼吸の目的は、疲れにくい体を作る事。

 以下、引用。

 腹腔の圧力が高まることで体の軸、すなわち体幹と脊柱という「体の中心」が支えられて安定し、無理のない姿勢を保つことができるのです。
 そうして体の中心を正しい状態でキープすることで、中枢神経の指令の通りがよくなって体の各部と脳神経がうまく連携し、余分な負担が減るという理論です。

山田知生「スタンフォード式 疲れない体」サンマーク出版

 私も寝る前に意識して数分行っているのだけど、朝のすっきり感が驚く程違う。

 心からおすすめする。
 詳しいやり方についてはぜひ「スタンフォード式 疲れない体」を。

自制心を働かせる呼吸
 腹圧呼吸はコツが必要だけれど、こっちはコツがいらない。
 結論は、「ゆっくり呼吸をする事」

 これには理由があって、呼吸が早い状態、つまり交感神経が優位だと不安が募ったり怒りが生まれやすい。
 なので副交感神経を優位にするために、呼吸のペースを落とす。

 具体的には一分間に5回程。
 つまり、10秒から15秒でひと呼吸行う事が出来ればいい。

 呼吸を遅らせる事で副交感神経が優位になり、自制心を働かせる事が出来る

 自制心を働かせることが出来れば、自分にマイナスになる誘惑に負け辛くなるので、人生が好転する可能性が見込める。

 練習してみるのがオススメ。

 呼吸法の本はいろいろあるけれど、ケリー・マクゴニガルさんの書かれた「スタンフォードの自分を変える教室」は呼吸以外の方法もたくさん載っていて、幅が広くてオススメ。

 ちなみに私の推しは時透無一郎。

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