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職業ベビーシッター

改めまして、自己紹介をしたいと思います。

私は、現在ベビーシッターをしています。

以前は幼稚園教諭と保育士を10年半ほどしていましたが、31歳の時に最後のチャンスと思い、ワーホリのビザを片手にニュージーランドに飛びました。

自分がやりたい事に飛び込むのは大好きですが、下準備にかなり時間がかかります。

ビザも1年前に取得し、通勤の時間と休みの日をほぼ英語の勉強に費やす生活を送っていました。

大事な決断は誰にも相談せずに、決めてから報告をするタイプで家族へも「4月からフィリピン留学に行って、10月からニュージーランドに行く。もうビザも取っている。」と半年前に報告!!

ニュージーランドでは、半年間2か所の保育園でボランティアをさせていただきました。

子ども達は、外遊びで自分の身長よりも高い遊具からマットに飛び降りて遊んだり、砂場の砂山の中にクエン酸と重曹を入れて水を注ぎ、火山ごっこを楽しみます。

室内遊びでは、いつでも絵具遊びができるように画材が用意され、ドレスやハイヒール、ネクタイや帽子などごっこ遊びが楽しめるコーナーも用意されていました。

子ども達が自分で好きな遊びを選んで遊び込める環境が用意されています。

そして、そこにいる先生たちも環境の一つで、ギターが得意な先生は弾き語りをしたり、工作が得意な先生は工作コーナーで子ども達と一緒にモノづくりをしていました。

こんな素敵な環境で一緒に保育をさせてもらえることが、私にとってとても貴重な経験になりました。

そんなニュージーランド生活も終わり、帰国してまもなく、コロナで日本がロックダウンになりました。

自宅でできる仕事を探して、Webライターをかじってみたり、オンラインサロンに入ったり、占いの勉強をしたり、友人に誘われてエステの仕事を始めたり、もう一度派遣保育士として仕事を始めたりといろいろ模索をした1年です。

そして、もう一度私がしたいことは何だろうと考えた時に、「子どもと関わる仕事をずっと続けたい。」「保育士として勤務するのではなく、新しい挑戦として個人事業主でべビーシッターとしてどこまで自分でできるか試してみたい。」そう思いました。

どうしてそれがベビーシッターだったのかというと、私は保育を通して、子ども達が「自分のこと大好き♡」って迷いなく言えるように、心も身体も健康な子ども達を育めるようになりたい。

そのためには、大前提としてママが余裕を持って笑顔で子どもに関わる時間が増えることが大事だと思ったからです。

そして、それを叶えられるのがベビーシッターでした。

私は子どもがいないので、親御さんたちが、どんな想いで一生懸命子育てをされて大変なのかは、理解しようと思っても本当の意味ではわかりきれません。

でも、保育士としてたくさんの子ども達と関わり、一人一人のお子さんにとってどんな関わりがいいのかを日々学び、模索しながら10年以上保育に携わってきました。

今でも、この関わりで本当によかったのかな?と迷ったりすることはありますが、きっと子育ても同じで正解は一つではないし、その時自分がとった関わりがどんな関わりであったとしても最善です。

ただ、10年間保育に携わってきたからこその知識や考え方、関わり方に共感してもらえる方がいるなら、その親御さんと一緒に子ども達に関わり続けたいと思っています。

生涯ベビーシッターをしていくかと言われると、正直まだまだ分かりません。

でも、その時々に必要な知識を身につけ、実践し、形がどう変わっても最期まで子ども達に関わり続けることをしてるだろうなと思っています。

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