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今夜、この恋が世界から消えても

見に来てくださってありがとうございます。

2024年2月に観た映画の本数

2024年2月に観た映画は8本でした。(家で観たものも含みます。)

まいの映画鑑賞記録より
2024年2月に観た映画

その中で1番良かった映画をここでは紹介します。あくまで私個人の意見ですが、観るきっかけにして貰えると嬉しいです。

今夜、この恋が世界から消えても

2022年公開/上映時間 2時間1分

監督:三木孝浩
出演:道枝駿佑福本莉子、古川琴音、他

あらすじはこちらから⤵︎

きっかけ

この映画を見ようと思ったのは、主演がなにわ男子のみっちー、道枝駿佑さんだったからです。

ちょうど映画公開当時、2年前くらいですね、私は初めてアイドルにハマりました。

そう、なにわ男子です。

可愛らしさと元気いっぱいパワフルなところに加え、歌も演技も全部大好きで、ファンクラブにも入っています。

ただ、その頃は私は恋愛系の映画には興味がなく…というか、こそばゆくなるから見るの苦手でして。気がついたら公開から2年経っていました。

ただ最近、「君の膵臓をたべたい」だとか、「僕は明日、昨日のきみとデートする」だとか、みずみずしいけれど切ない恋愛映画をみるようになって、これを今まで見てなかったのは自分にとってもったいなかったかも、と思うようになりました。

元々感情移入をしやすいタイプなんですが、恋愛映画、青春映画を観るとより、心が揺さぶられる感じがするんです。この感覚を、映画体験を大切にしていきたいものです。

感想

大号泣。

涙がとまりませんでした。

感動作!!と言われていたので期待値は非常に高かったですし、そういった映画は期待しすぎて泣けない、感動しても涙は出てこないことが多いんですけどね。気が付いたら涙が出てました。

その涙の理由なんですが、もちろん真織と透、二人の恋愛的な関係に切なくて泣いたというのもありますが、それ以外にもあって。

真織の親友 泉が真織を大切に思う気持ち、泉と透の友情、少し複雑な理由を抱える透の家族の話、と恋愛以外のところにも感動するポイントがたくさんありました。

恋愛以外の、友情、家族愛というところにも注目してほしいです。

また、以前観たことがあった「僕は明日、昨日の君とデートする」と、この映画の監督が一緒で、三木孝浩さんでした。場面転換、というか、描き方に似たものを感じていたので納得です。三木監督のほかの映画もまた見たいなと思えました。

必死に失われる記憶をつなぎとめる真織と、支える親友の泉、事情を知っても、知ったからこそ毎日楽しませたいという透。どの立場もつらいし、絶望の気持ちって大きいと思うんです。

でも、そのなかに温かさ、真織が忘れてしまっても残っているものが確かにあるように感じたし、その気持ちになったこと、きっとその感情だけは残り続けたと思うんですよね。

また、泉が疑似恋人でありながら幸せそうな透と真織をみて、ずっと続く好きなんて信じてなかったけど少しは信じていいかもなって思えたというシーンがあります。これが、ずっと事情を知ってそばで支え続けた親友から言われるのがまた、記憶としては消えてもなにか変わっているものも、残るものもあるんだろうって感じます。

そしてそのお話を支える、透明感あふれる道枝駿佑さんと福本莉子さんの演技...中でも泉を演じた古川琴音さんの演技や存在感はものすごかったです。

泉の苦しそう、悲しそうな表情、逆にうれしそうな表情を見ると、みてるこっちもつられてしまうというか、心動かされる感じ。なので古川琴音さんの演技も必見です。

切なく、でも優しい記憶にまつわる恋のお話です。ぜひご覧ください。

おしまいに

2024年2月に観た映画の中から「今夜、この恋が世界から消えても」を紹介しました。

長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました。

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