朝村まい@家事シェア+育児試行中

家事・育児は夫とほぼ半々、長期視点で家族を運営中。共働きチーム構築中で、試行錯誤したこ…

朝村まい@家事シェア+育児試行中

家事・育児は夫とほぼ半々、長期視点で家族を運営中。共働きチーム構築中で、試行錯誤したことを記録していきます。私:住宅設計会社(時短)、夫:ゼネコン勤務(残業当たり前の業界で第一子妊娠以降・強い意志で定時上がり)の慶大院卒 建築士夫婦。公園ピクニックが好き。

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新時代のごはん装置「ミングル」をIKEAの家具で作ってみた

noteの人気記事、有賀薫さんの”新時代のごはん装置「ミングル」”を知って感銘を受けた私。 我が家は賃貸なので、大がかりな工事は出来ません。でも最低限の家具と家電で、我が家なりにミングルの考えを取り入れようと決心。 すると・・・ 夫婦で同時に調理出来るようになったり、小さな子どもたちの「お手伝い要求」にも応えやすくなり、良いことづくめ。 どのように考えを取り入れていったか、レポートしていきたいと思います。 ミングルの記事で気づいた、夫婦で調理しなくなった原因そもそも、

    • ジェンダーレスな子ども服の色選び:親の葛藤と関係なくピンクが好きになった兄妹の話

      家事・育児をほぼ半々でシェアしている私たち夫婦。子どもたちのためにも意識的にジェンダーレスな考え方で接しようと話しています。 では、長男が「スカートを履きたい」と言ったら? きっと履かせてあげますが、心の中で数秒、戸惑いが生じてしまう自分もいると思います。 一方、2歳ぐらいまで、子どもたちは自分たちの主張があまりないため、子ども服や物選びは親が選ぶことがほとんどです。 そんな時、親が選んだ服によって、好みが芽生える過渡期に多少影響を与えるかもしれない・・・。ちょっと大

      • 子どもの入院に付き添う大人は想像以上に体と心にダメージを受ける。

        子どもの入院の付き添いにどんなイメージを持っていますか? ベッド脇でゆったりリンゴの皮でもむいてあげる・・・私はこれまで、そのようなイメージしか持っていませんでした。付き添っている大人は、健康ですしね。 私は、長男が1歳半の時に、まだ原因が解明されていない"川崎病"の治療のため1週間泊まりで入院に付き添った経験があります。また長女が生後数ヶ月の時にも数日入院付き添いをしました。 子どもはちゃんと元の生活に戻る事が出来るんだろうか・・・ そんな大きな不安の中で感じたのが、 

        • 家事にも有給休暇を:"非常時訓練・ワンオペ家事デー"のススメ

          2人しかいない夫婦のうち、どちらかが倒れてしまった時に休める体制は出来ていますか? 私は家庭でも"有給休暇のような休み"が取れる体制が必要だと考えます。 そのために必要なスキルが、「ワンオペ家事力」です。(ちなみにここで言う家事には育児も含めています。) "ワンオペ"は家庭が歪みかねない課題です。ただ、それは多くの家事を属人化・状態化しているから。 もし「ワンオペ家事力」を持つ人が複数人、家にいれば、非常時だけでなく、気軽に一人っきりの休みを取り合えたり、日常の家事シェ

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          家事シェアの環境はレストランの厨房をイメージ:人が無意識に動くデザインの力

          家の間取りなど、デザインが人を無意識に動かせてしまう力を持っている、と聞くと少し怖いでしょうか。 実はデザインには、そんな「アフォーダンス」という効果があると言われています。この力は、複数の人が家事をしやすい環境づくりに役立ちます。 しかし…恐ろしいことに反対の力に作用することがあります! 例えば、家のキッチン。進化しているとは言え、いまだ「一人」での家事効率に特化したレイアウトが、ほとんどではないでしょうか。私はこれが、日本の家事シェアを”自然と”阻んでしまっている原

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          家事効率:習慣化した家事の見直しに役立つ情報ソース厳選7

          家事って本気で勉強した人なんて、ほとんどいないのではないでしょうか。家庭科ぐらい?花嫁修行なんてしたことありません(笑)そんな私は、共働きで妊娠が発覚し、ふと気づきました。 これからは自分のために使える時間が激減する! そして自己流の家事を効率化するため、一度、徹底的に勉強してみようと思ったのです。 以前、家事シェア効率に必要と考えた3つのビジネス視点(①スキル②チーム③空間)。そのうちの「①スキル」の見直しをしようと思ったのです。 家事効率の情報は日々進化している調

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          育児で片付かない部屋にアートを飾ったら日常風景が愛しく思えるようになった話

          育児をしていると「片付いていない状態」が日常の大半を占めます。何とか片付けても、その状態は一瞬。それは子どもたちが散らかすこともあれば、私たちが手が回らなくて台所やリビングも、自分たちの"完璧"に達成していないことも。 そんな我が家の空いている壁に、ふとアートを飾ってみたら・・・その片付いていない状態とアートが融合して愛しく思えたのです。 片付けられる工夫を模索していた時期私は学生時代、建築の意匠設計を専攻していたこともあってか、片付いていない状態、微妙な家具配置などが気

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          家事シェア効率を徹底的に考えた:習慣化した家事を改善するためのビジネス視点

          私たち夫婦が結婚後、最も熱心に取り組んだのが、家事効率化。忙しいけど、家族になったからには、そのためのゆとりを生み出したいと考えたからです。私は住宅会社にいることもあり、多方面で家事のことを考察するようになりました。そして家事の効率化には、ビジネスにも共通する、3つの視点を意識することが必要だという結論に至りました。 ①スキル:調理や掃除などの具体的な方法・技 この能力を極めると…ハウスキーパー、家事代行 ②チーム:家族の円滑な運営・協力体制の構築 この能力を極めると…リー

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          自然妊娠につながった、私たちが見落としていた最低限の習慣

          まず、この記事は不妊治療の効果を否定するものではありません。見落としていた基本的な生活改善が、私たちには大きな影響を与え、結果、妊娠に繋がったお話です。 •••• 乏精子症により「自然妊娠は難しい」と言われた私たち。妊娠をしたのは、まさかの、不妊治療が辛くなりはじめて一時休止した頃でした。 私たちがその間やったことは、いくつかの最低限の生活習慣改善のみ。 すごく基本的な内容なのですが、実は行動にうつせない治療中の夫婦も多いのでは。ヒントになる妊活中の方がいればと思い、

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          いつか産もうとしている人が今やるべき事

          妊娠したい時に不妊に気付くのでは遅い「この状況では自然に妊娠することは難しいです」 妊活一年が過ぎて不安に思った矢先・・・検査後に言われた先生からの一言でした。私たち夫婦の「長期計画」がガラガラと崩れ去った出来事でした。 私たちは結婚後、妊娠出来る体質なのか検査せず、2年も妊活を遅らせたこと、これが私たちの失敗です。運良く2人の子どもを授かることが出来ましたが、不妊症の二年という期間はとても重要。年齢が若いうちの方が妊娠確率が上がるためです。 コロナ禍で「産み控え」をし

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          夫婦での作戦会議をやってみた:"家族ブレスト"のススメ

          ご夫婦で大切な話をするとき、みなさんはどのようにしていますか? 私たちは結婚してから、ポツリポツリと、世間話の延長で思いつきで話していました。仕事のこと、今後子どもを作るのか、住まいはどうしていきたいか、お金の方針はどうするか・・・家のことや自分自身の長期視点のビジョンについて、とっても大切な話なのに、世間話の延長! ・自分もじっくり考えたいし、夫にもじっくり考えてもらいたい! ・考えをシェアしあいたい、可視化したい! と思ったのです。そうして、結婚直後に"夫婦でブレス

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          “名も無き家事に気づかない”夫が当事者になったキッカケ

          独身シェアハウス時代は「名も無き家事に気付かない側」だった私。 その後、結婚が決まり、夫との共同生活が始まりました。そこで一変、私が 「名も無き家事に気づく側」になってしまったのです。 お互い一人暮らしは経験済みですが、どちらかと言うと、当時は夫より私の方が気づいて先回りしてしまうようになりました。だからと言って、彼は家事をやる気が全く無い訳ではありません。 これから長く続く夫婦生活。このままだとまずい・・・ 過去に"気付かない側"だった私の思考を参考に、些細な2つ

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          失敗談:名も無き家事に気付いていない側だった私とその原因

          「まい、排水口の掃除したことある?」 独身時代、学生の頃からの友人と2人でシェアハウスをし始めて半年たった頃、衝撃の言葉を言われてしまいました。 台所とお風呂の排水口・・・彼女が掃除をすべきと思うタイミングと、私のタイミングにズレがあり、何も言わずに先回りして掃除してくれていたのです。 一方、私がそこを見る時は、いつもキレイになっていたので、そこが汚れることさえ、すっかり忘れてしまっていたのです。(何故!?今ならツッコミたい気持ち) 言い訳ですが、私はその前の一人暮ら

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          誰も教えてくれない家族の運営方法

          初めまして、私は現在、夫と2人の子ども(4歳、2歳)暮らす、ワーキングマザーです。 幼児2人を育てながらの共働きは、なかなかの体力・気合がいります。平日・休日関係なく、くたくたになることも多々ですが、そこで効くのは、便利家電より、家事代行より何より、夫とのチームプレイ! 本当に、心身の安定に効きます。 ざっくり、我が家の夫婦の育児+家事の状況は <夫> ・残業が当たり前の職場で、強い意志で毎日定時上がり(第一子妊娠時より) ・私と同等の家事・育児スキルと当事者意識

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