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ローカルライターのふたば暮らし 6月17日の日記

横浜から福島県浜通りに移住して9年半、
双葉町に引っ越して、2ヶ月。
双葉町に暮らしながら、双葉郡をはじめとする浜通りのあちこちに出かけるローカルライターの私の、なんということのない日常を綴ります。

2023年6月17日(土)

ライター、コーディネート業務と併せて、地元のビジネスホテルのフロントのアルバイトもしていて、この日はホテル勤務の日。
6時に起きて、6時半に家を出て、7時に出勤、14時まで勤務。

横浜にいた時は、震災までずっと接客業だったし、ホテルで働いていたこともあるので、基本的に好きな仕事。楽しい。
お昼には、ホテルから歩いて5分のところにあるタイ料理店「サラータイ」でテイクアウト。電話でオーダーして、歩いて行くと到着する頃にはもう出来てる。コスパも味も最高。

汁なしタイラーメンとトムヤムクン

ホテル勤務終了後は、南相馬市小高区で、芥川賞作家・柳美里さんが店長をつとめるブックカフェフルハウスへ。
先日愛猫が亡くなってしまったので、お花を届けに。
フルハウスではいつも、スタッフや常連さんと楽しくおしゃべり。沖縄に関する本のオススメを紹介いただき購入。
美里さんはいらっしゃらなかったけど、メッセージいただきました。

フルハウスは、ひょんなことからプレオープン時からお手伝いさせていただいていました。

小高まで来たので、南相馬市で酒造りをしているぷくぷく醸造の新しいお酒をセブンイレブンでゲット。
先日取材させてもらったばかりなので、飲んで味わってから記事書きたい!

今回は、田村市のクラフトビール「ホップジャパン」とのコラボ

だったらおつまみ欲しいなと、さらに道の駅なみえに寄り道。否が応でも目に入るのは、浪江町の殿堂入りB級グルメ「なみえ焼そば」。

なみえ焼そばの麺を製造されている旭屋さんは昨年取材させてもらっていて、そこに込めた想いやおいしさも知ってるし、そう言えば安売りしてた豚肉が残ってるなと思い出し、夕飯はなみえ焼そばに決定。

ふくしまチャレンジプロジェクトとして取材しました

もやしなど足りないお野菜は浪江のイオンで調達。牛乳も無かったので、松永牛乳の牛乳を購入。松永牛乳が売ってるのを見ると、北双(相双地域の北側)=相馬中村藩の領地に来たなという感じがする。

友人の新聞記者からメッセージが来てて、やり取りした後帰路へ。
昨日、友人のもじゃ先生からもらった、楢葉町のおかしなお菓子屋さんLiebeの焼き菓子をつまみつつ、

少し部屋の掃除をしながら、川内村の友人が経営する古民家カフェ「秋風舎」を福島県知事が訪問するニュースなどを見つつ、なみえ焼そばをつくりだす。

なみえ焼そばは、油はラード、具は豚肉ともやしのみ、が鉄板でルールなのですが、ピーマンやら玉ねぎやらがあったので、野菜増し増しにしちゃえ!とたくさん入れたら、まんまとソースが足りず、少し味が薄くなっちゃいました……。
「基本に忠実」が1番美味しい食べ方なのは間違いない。

そのあとウキウキとぷくぷく醸造「スパークリング ホップサケ SOUR ver.」を。

柑橘系の味が爽やかで、後味にほんのりホップ。お酒なのに飲みやす過ぎて、あっという間に飲み干してしまいました。美味しい〜!

ほろ酔いで横になったら、電気つけたまま寝落ちしていました……。
いや、これも良い原稿を書くための材料なんだ。本当だよ。

ご支援いただいた分は、感謝を込めて福島県浜通りへの取材費に充てさせていただきます。