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【LA LA LAND】雰囲気がドストライクの人に出逢ったらもう細かいこととか気にならない超好き!っていう時の気持ち。

観終わった後、あんなに興奮したのはひさしぶり。
そしてこんなにハッピーエンドを願ったのは珍しい。

観終えた後の興奮は何ぶりかというと、「セッション」ぶり。

つまり、ダミアン(デミアン?)チャゼル監督作品を観て、どちらも絶叫するような気持ちになった。

この作品の中には、私の好きなものが詰まりすぎている。

まず。最初から最後まで、好きな色しか出てこない。
全ての色合いから質感から、画面に映るものすべてが好きだと思った。
もう、それだけでOPから涙&笑顔が全開。
チアリーディングやってた時より笑顔だったレベル。
からの、エンドロールのフォントまで最高なんだから。
もう。もう、好き。

そして、話が進み、ラスト間近であることに気付く。
あれ?この気持ちの流れって「セッション」の時と一緒じゃん…
と。

「セッション」を観た時の私の感情の流れは三段階でした。
①超面白い
②え?なんか心離れた。
③→うおえああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(様々な興奮)

ララランドも、まさかのまったく同じ流れを辿りました。
ひとつ違うとしたら、冒頭にも書いた
驚くくらいハッピーエンドを願ってしまったということ。

ハッピーもバッドも意味持たせエンドも全て好きですが
あんまりご都合主義でハッピーエンドにされると冷めちゃうじゃないですか。
けどね、いいから。
もうそれでいいから!と思った。
頼むからハッピーエンドで終わってくれとタオルで口元をおさえ号泣しながら、怒りすら持ちながら願いまくっていました。

理由はひとつ。
だってセブが…セブが本当に素敵だから。
本当に、可愛くて素敵で優しくてライアンゴズリングでPerfectだから。
私必ず幸せにしてみせる。だから結婚して欲しい。
問題は私がエマストーンじゃないことだけ。
ふぅ。

あ、ひとつって書いたけど、今気付いた。
私は役者とミュージシャンという組み合わせでうまくいかなくなった恋愛があって(本当に結婚すると思ってました。その人と。はい。)
それがですね、すごい共感ポイントでもあったんですね。
ああ、わかる。ああ、わかる。もうやめて愛情を掛け違わないで頼む。みたいなシーンがいくつかあって。
それもあるのかもなぁ。ははは。

でも、あのラストだから観終えた後も感情を引きずって興奮できたんですけどね。
だからハッピーを願ったものの、このエンディングで良かったぁと。
お見事…という気持ちになりました。

ミアのオーディションシーンもとても好きです。
サントラ聴くといまだに泣けてくる。
これを観てひとり芝居する女優さん、増えるな。とか思ってました。
ただ、集客問題と継続年数については「?」となりました。
お国柄かなぁ?と、一緒に観たマミちゃんが言っていて、ああ、確かに。と。
そこは個人の感覚としてはわからずでした。

はぁ。
良かったな。
昔の映画とか、昔のファッションとかも大好きなので
オマージュのシーンとかも非常に楽しめました。
観た翌日は感化されて蛍光イエローのタートルネック着ました。
稽古場ですごい色だねって言われました。

ダミアンチャゼル監督。すごいですね。
なんか、ご本人のやりたきことみたいな
それをど真ん中ストレートに曇りなき眼で突き進んでるみたいな。
そんな印象を受けました。好きです。
ああ、切り取りたくなる瞬間ばかりだった。
切り取って、部屋中に貼りたくなるシーンばかりだったな。

ちなみに私、あの天文台に行ったことがあって。
ただ、思春期爆発しすぎてたせいで、なんか、あんまり覚えてないんですよね(笑)
けれどすごい綺麗な夜景は覚えてて、あれ、あそこかあああ!と。
あのコイルもあったわあああ!と。
ひとり思い出して誇らしくなってました。へへ。
今LA行ったら当時の二千倍楽しめる。
パパ。あの時はごめんね。
ちなみにNBA観に行ったら、前方にロビンウイリアムズが座っていました。
数少ないわたしの人に自慢したくなるエピソードです。ふへへ。

そんなこんなで、観終えた後は絶叫するくらい自分の中の興奮冷めやらずでした。
東京コメディストア:Dの「マミ&マイキーの感性を磨く会」という
Youtubeコンテンツで動画で感想を述べてます。
書いておいて公開はまだされてないんですけど。
気になる方はそちらもすぐあがるので、観ていただけると嬉しいです。へへへ。
https://www.youtube.com/channel/UCvf5kJTRsa8AYsASZMYK7-Q

なんか、細かい感想とかあったはずなんですけど、
映画全体が好きすぎちゃって。テイストが。今回はこんなかんじで。
ああ、あと数回、映画観で観たいな。 思い出すとこんなにウキウキして、泣きたくなって。
大好きな作品になりました。

上映日:2017年02月24日

製作国:アメリカ / 上映時間:126分
監督・脚本:デミアンチャゼル


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