見出し画像

こじらせ女

タイトル通り
私は拗らせている。


そう言っておくと
変な発言をしてしまっても
何だか保険になるような気がするぐらいには
小心者だ。


Mr.Childrenの「HERO」って曲に
「愛すべきたくさんの人達が僕を臆病者に変えてしまったんだ」って歌詞があるんだけど
本当にそうだよなぁって感傷的になった。

大切な人が出来ると「失いたくない」という気持ちが強くなりすぎるあまりに
本当の自分を見せられなくなったり
素直になれなかったり
時には天邪鬼になったり。
面倒くさい生き物になってしまったりする。


誰だって好きな人には
嫌われたくないものだ。


いつも飛び抜けて明るいあの子は
こっそり泣いているかもしれないし
いつも大人しくてクールなあの子は
実は内心、誰よりも熱かったりする。


傍から見れば凄く仲良さげな夫婦も
一歩、家に入れば
一言も交わさない仮面夫婦かもしれない。


自分のものさしでしか
物事をはかることしか出来ないけど
いろんな方向から測れるような人になりたい。
(いきなりの願望)


話は戻りどうしてこのタイトルにしようと思ったのかと言うと
友達と好きな映画の話になった。


だいたいの女子達は
恋愛モノの甘ったるいやつが好きで
私はその輪に入れない。

恋愛モノの邦画とか
学園一モテない女子が
学園一モテる男子と結ばれる的な
シンデレラストーリーか

彼か彼女かが
病気や事故で亡くなってしまうけど
いろんな困難を乗り越えて
前向きに!!みたいなヤツが多いから
とても嫌い。


美化されすぎているし
キラキラし過ぎていて私には直視できない。


作り物なんだから
仕方ないしそう思って観ればいいだけなんだけどなんだか萎えちゃうんです。


そういう時に自分がいかに
拗らせているかが浮き彫りになってしまう。

そういう女子トーク的なやつに
適当に相槌うって笑ってはみるものの
何だかなぁって気持ちになる。

昔は私ももっとキラキラしてたんだろうな。
いつからこんなになっちゃったんだろうな。


でもひっくるめてこんな自分も私だから
これからも上手く付き合ってくしかないなって
ふと思った。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?