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石仏の話 

手を頬にあてた仏は、思惟観音と言われるのが基本。

だいたいは右手を頬にあてるけれど、まれには、左手をあてているものもあるようだ。

また、観音と呼ばれず、「歯痛地蔵」と呼ばれている場合もある。

仏典などあまり読む機会もなかった庶民にとっては、石で彫られたものは、全て地蔵様となったのかもしれない。


ただ、それは、それでいいと思う。

たいせつなことは、拝む対象があること。

あまり信仰に理論付けを持ち込むべきとは思わない。

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