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アートディレクターの渡英日記:9月。Londonに戻ってきました

約2週間前の9月15日。
ロンドンファッションウィークに合わせて、日本からロンドンへ戻ってきました。
イギリスの空港にいついてまず、外の空気を吸って思ったこと。
「あ〜。イギリスの空気はこうだったな〜」
私にとって、その土地に戻ってきたな、という感覚はその土地の空気なのかもしれない。
イギリスは、ちょっと鼻をさすような冷えた空気と、自然の香りがする。

私にとって初めてのロンドンファッションウィーク。
行きの成田空港で、とりあえず片っ端からブランドにメールをすると、運良くインビテーションを3通もらうことができた。
ファッションウィークでは、これでもか!とお洒落を楽しんでいる人たちばかりでとても気持ちがあがった。
そうして思ったことは、自分が好きなことに夢中になっている人を見るのが、私は好きなんだなぁということ。
だから私はいま、そういう人たちと一緒に仕事をできているんだなぁということ。
それは職種やジャンルは関係なく、どれだけ自分の心に素直に動いているかということなんじゃないかなと、改めて思いました。

今年の頭に数回、ロンドンへ遊びにきたときは本当に人が少なくて、正直面白みをあまり感じられませんでしたが、今回は全く別物。
人もすごく多く(エリザベス女王がおなくなりになったからかもしれませんが)とても活気があり、一気にロンドンの魅力に引き込まれています。

環境が人を育てる

なぜだろうか。こちらにくると、日本にいる時よりも何かを作りたい、という意欲が湧いてくる。
イギリスには、創作活動をしている人たちがたくさんいて、そういった空気をまとっているのだろうか。

ロンドンにきて2週間と少しだけれど、何人かの日本人の方とお話しさせてもらった。
そうして、また少しづつ自分の考え方をアップデートさせている日々。

デザインミュージアム

In the 20th century the Modernists believed that good design was about usefulness - how well an object performed its function.
For others, good design is less tangible. it might be something that is capable of provoking an emotional response - perhaps through beauty or wonder. What is good design is open to interpretation.
Many people share the belief that there is a moral or ethical component to design, and that design can be responsible for enriching our lives or 'doing good' in the world. However, if good design can improve our world then presumably bad design can harm it. This highlights the moral responsibilities of designers, and of the people who use their work.

20世紀、モダニストたちは、良いデザインとは有用性、つまり、対象物がいかにうまく機能を果たすかであると考えました。
美や驚きといった感情を引き起こすことができるものである。何が良いデザインなのかは、解釈の余地があります。
デザインには道徳的、倫理的な要素があり、デザインは私たちの生活を豊かにしたり、世の中に「良いことをする」責任があるという信念を多くの人が共有しています。しかし、もし良いデザインが私たちの世界を良くすることができるのであれば、悪いデザインは世界に害を与えることができるはずです。このことは、デザイナーの道徳的責任と、彼らの作品を使う人々の道徳的責任を浮き彫りにしています。

デザインミュージアムより

環境が人を育ててくれると思います、とパリ在住のアーティストの方に言ってもらった。
本当にそう思う。
自分が在りたい方向へいくために、この期間もっと自分自身と向き合おうと思っています。


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