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なぜ、タブーを学ぶべきなのか

◆タブーを学ぼう

やあ、タケルくん。
数日ぶりだけど、元気だったかい?

あ、
はぁ


さて、今日からは「タブー」を詳しく解説するとしよう。

ああ、
ちなみに、何のタブーですか?


簡単に彼女ができてしまうタケルくんになるための、タブーだよ。
これをやっちゃダメっていう「タブー」だ。

つまり、逆に言うなら、
これらを知らずにやっちゃうと彼女は絶対にできないよ

という、言わば【地雷】を、前もってキチンと覚えようってことなんだ。


◆勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

タケルくんは、

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

っていう言葉を聞いたことがあるかい?

いえ、
ないです。


そうだよね。
ん?「ないです」…。

敬語だねぇ。

なんか心境の変化でもあったかなぁ。

あ、
いや、
なんか自然に…。


そうか。そのような自然の変化は嬉しいねぇ。

さて、さっきの「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉は、松浦静山の言葉らしいんだ。

肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉。正確に言えば、47歳で家督を息子に譲った後、松浦静山の名で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節である。
東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、野村克也氏の座右の銘として話題になった。 引用:インターネット検索


ただ多くの人は、プロ野球の野村監督のおかげで、この言葉を知ることになるんだ。

勝負の世界で、ひとつだけハッキリと言えることがある。
偶然勝つことはあっても、偶然に負けることはない。
敗北の裏には、必ず、学ぶべき落ち度がある。

勝利は逆に、偶然勝ってしまうことがある。
だから、その勝利を分析しても再現性がない場合も多い。
単なるマグレで再現性がない勝利がたくさんある。
10回のうち1回あるか無いかの、僥倖、マグレなんだよ。

学ぶべきは敗北から。

野村監督は、常に、こういうことを言っていた。

僕は、野村監督の『野村の金言』という本を、永久保存版として大切に保管している。
2016年に発売されるから、タケルくんも買うとイイよ~。


◆再現性

例えばさ、
9回裏。2点のビハインドで負けている最終回の攻撃。
相手チームのピッチャーが、急にコントロールを乱しフォアボールを連発した。
満塁になり、押出しのフォアボールで1点得た。

1点差に縮まった。
しかも満塁。

相手チームは、たまりかねてエースを交代。
しかし、代わった2番手のピッチャーが、デッドボールを与えてしまう。

同点だ。

その2番手ピッチャーは顔面蒼白。
依然、ノーアウト満塁。

もう、フォアボールもデッドボールも許されない。

そして、ど真ん中に棒球を投げ、さよならヒット!

さあ、この勝利は再現性があるかい?
またあると、そんな期待してイイ?

いや、
もう2度とないだろうから、そんな勝利を期待しちゃダメだねぇ。


そうだよね。

じゃあ、このケースで負けたチームはどうだい?
この負けから学ぶことはないかい?

あ、
ある。


そうなんだ。

負けたチームには、学ぶことがたくさんある。
再現性だって、負けにはあるんだ。

エースは、勝てば地区予選突破。その勝利目前という【緊張】によって制球が定まらなかったのかもしれない。

そんなときの、自分のピッチングホームのチェックポイントを明確にするとか。
こうすると少し緊張が和らぐ、という具体的なアクションを見つけるとか。

チームもそうだ。
キャッチャー目線や、ファースト、セカンド、ショート、サードの、各内野手目線で、ピッチャーのホームの違いが分かるように、その見るべきポイントを探って、決めておくとか。

リラックスしてもらうための、とっておきの囁きギャグを考えておくとか。

2番手投手なら、どんな準備をするべきか。
投球だけではなく、心の準備はどうするべきか。

監督は、どのタイミングで投手交代すべきだったのか。

結果論で、責めたり非難するのではなく、また同じような場面に出くわしたとき、いかに対処すべきなのか。

しっかり考え、ちゃんと対策を講じる価値が、大いにある。

それが【敗北】なんだよ。


◆汎用性(はんようせい)

敗北から学ぶことは、汎用性も高いんだよ。

はんようせい?


汎用性はね、他にもいろいろ応用できるっていう意味なんだ。

汎用性(はんようせい):ある物事について、幅広く適用したり、一般的に活用したりすることができる性質を意味する表現である。 汎用は、さまざまな用途や分野に用いることができるさまを意味する語。 汎用性の「汎」は、「ひろい」「あまねくゆきわたる」という意味の字である。
引用: Weblio辞書


例えば、普通のビス。

あれは、汎用商品の代表選手みたいなものだ。
ラジオにも、プラモデルにも、時計にも、いろいろなモノに使えて、それがイイ。

あれにしか使えないビスって、使い勝手が悪すぎるよね。

でね、負けで学ぶことも汎用性が高いんだ。

さっきの例だと、「9回裏」だけに使える特殊なことじゃないんだ。
【緊張】は、初回だってしがちでしょ。

ピンチだけじゃなく、チャンスに緊張するタイプもいるし。

あるいは、【緊張】って、野球だけじゃないよね。

【緊張】によってベストのパフォーマンスを発揮できないという現象は、
試験や面接や、発表や演説、

そして、恋愛でも起こる現象じゃないか!

負けの原因を、表面的な分析ではなく根本的な分析まで行なうならば、その根本原因への対応や対処は、いろいろなことに応用できるものなんだよ。

こうすると緊張が和らぐ、とか。
メッチャ応用、効くよねぇ。


◆タブーとは、敗北原因の最たるもの

タブーとは、敗北原因の最たるモノなんだよ。

「それだけは、やっちゃダメ」ってことさ。

確かめたことはないけど、おそらく、甲子園で戦う高校球児の宿舎では、食事にお刺身は出ないと思う。

ん?
なんで?


うん。
ここのような北国ではピンとこないかもしれないけど、食中毒対策だよ。

もし、生モノにあたったなら、1人や2人では済まないハズだ。主力メンバーの多くが試合に出れないことになる。

その、可能性がある。

きっと、火を通した食べ物しか出ないんじゃないかなぁ。おそらくは宿舎の、基本事項だと思うよ。調べるまでもないと思う。


タケルくんは、冬山登山をするとしたなら、寒さ対策をするだろう?

ええ、
もちろん。


しもやけでさえ、大変な目に合うのに、防寒対策を甘く考えたなら『凍傷』ってことにもなりかねない。
もっと深刻な『凍死』だってあり得るよね。

あ、
はい。


恋愛においても、対女子においてもね。

「それ知らないで女子に近づくのは、スニーカーで冬山登山するのと同じだよ」
「確実に『凍傷』しちゃうよ」

って、そういうのがあるんだよ。

だから、
恋愛を成功させる方法 を学ぶのではなく、まず先にシッカリと、女子に嫌われてしまう男子 というものを学ぶべきなんだ。


◆ハウツー情報

こうすれば彼女ができる、とか。
こういう言葉に女性はキュンキュンする、とか。

ハウツー情報の、「こうしなさい!」「こうするべき」「こうすれば効果がある」は、90%以上当てにならない。

適当なウソ情報だったり、再現性のない情報ばっかりだよ。

ただ、そういうハウツー情報の中にも、「これだけはやるな!」とか「初デート場所、3つのタブー」などがある。ホンの少しだけど。

で、タブー情報は、大いに役立つ。

勉強になるよ。「こうしろ」系の真逆で、90%以上が良い情報だよ。

本でも雑誌でも、読者ならYouTubeでも、タブーの教えは、観たり聞いたり読んだりして勉強する価値、大いにありだ。

ゆーちゅー…?


あ、2021年の若者に向けての、ひと言なんだ。
聞き流してくれていいよ。


◆好かれるまえに、嫌われないこと

簡単にいうと、

好かれるまえに、嫌われないこと

が、恋愛において、対女子においては重要なんだよ。

自分に置き換えてみて、タケルくん。

君は、どんな女子でも交際を申し込まれたならOKかい?

あ、
ええっと、ブスは嫌です


知っている。僕たちは面食いだ。

じゃあ、美人なら誰でもイイ?

ああ、性格の悪い女子は嫌だなあ。


どんな性格を「悪い」と思っているの?

性格の悪いは…、悪いは悪い…で、…それです。


言語化を面倒くさがっちゃダメだよ~。

ちなみに、タケルくんが「悪い」と思う性格の女子を、男子全員が「性格悪い」って言うと思うかい?

あ?
思うと思うけど?
例えばN子ちゃんは、性格悪いと誰もが言うと思うなぁ。


おいおい、本当かい?
1人の例外もないのかい?

じゃあ、本人や本人の両親はどう思うっているのだろうか?
ちょっと気が強いだけで、でも、そこが長所でもあるって、そう思っている可能性はゼロ?

まあ、可能性がゼロかって言われたら、
可能性だから「ゼロ」ではないだろうけれども…


それなのに、タケルくんは「あの子は性格が悪い」って決めつけ、さらには「誰だってそう思う」と決めつけたんだよ~。

では聞こう。

その根拠は?
君はN子ちゃんの何を知っている?

君に対し、ちょっと態度が冷たかっただけじゃないのか?
君だって、今、「ブスは嫌だ」って言ってたぞ~。

僕は、確かに性格が悪いかもしれない。
でも僕は、ブスな子にも露骨に嫌な態度をとったりはしない。


そう思っているのは君だけだろう?
君のような分かりやすいタイプが、本当に、好き嫌いが周りにバレていないのだろうか?

100歩譲って、タケルくんは確かに、態度には「ブスは嫌だな」って出していないとしよう。

それならそれで、君の方が、さらに性格が悪いのじゃないかなぁ?

かなり腹黒いよねぇ。
バレないようにして、こっそりと差別をしている。

いいかい、タケルくん。

N子ちゃんを「性格が悪い」と決めつけるにしては、君はN子ちゃんをほとんど知らない。
知らないのに決めつけるのは、おかしくないかい?

まだ、性格が悪いか良いのか「分からない」が事実ではないだろうか?
性格が「悪いような気がする」といったところじゃないかな?

そんなの言ったら、どの子も、どの人間も、
「分からない」になるし、
「そんな気がする」に、そうなっちゃうじゃん。


その通りだ。

でも、「性格が良い」とか「悪い」って、
みんな言うじゃん。


みんなが言うからって、君まで言う必要はないんじゃない?

ちなみに、タケルくんが慕うミッチ君は、言うと思うかい?

あ、
ミッチ君は言わない。


「みんな」っていう言葉も、卑怯な言葉だから使わない方が良いよ。
まあ、これは機会があったなら、また詳しくはなそう。


話を戻そう。

君は美人でも、お付き合いを断る女子がいる。

この事実から学べないかい?

性格が悪かったら嫌われる

美人でさえそうだということは、きっと、イケメンでも同じだろう。

タケルくんは「イケメンだったらモテるのに」って、すぐに考えるクセがあるけど、でも、きっとイケメンでも性格が悪かったら嫌われてしまう。

性格が悪いと思われちゃダメなんだよ。
そして、それは【女子目線】での、性格の良し悪しになる。

嫌われちゃダメなんだ。

好かれなくていいから、まずは嫌われちゃダメなんだよ。

どんな男子が嫌われてしまうのか。

明日から詳しく解説するよ。

じゃあ、またね。


『いいかい、タケルくん』【タブー編】【1】

=== ここまでを、コピペ&推敲しサイトに投稿します ===

ブログサイト ↓

PS.
※この記事はkindle出版します、『いいかい、タケルくん』【タブー編】 ~ ブサイクで21年間彼女ナシの僕が「彼女なんて簡単にできる!」と、そう言い切れる理由 ~ の初稿です。
※この初稿を、推敲して専用ブログサイトに投稿します。
※さらに、対話形式に加筆修正してkindle出版します。 
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第550話です。
※kindle本の『挿絵』を描いてくださるイラストレーターさんを募集します ※もちろん、お仕事として、キチンと『報酬』をお支払いいたします
※かるいタッチが希望です
※クラレコが第1希望です
※6冊出しますし、表紙にも検討させていただきます 





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