maiyan | 心臓アーティスト

心臓アーティスト。パニック障害と向き合いながら「心臓」をモチーフにした作品を描いていま…

maiyan | 心臓アーティスト

心臓アーティスト。パニック障害と向き合いながら「心臓」をモチーフにした作品を描いています。noteでは経験談や自分と向き合うための考えを発信中。 Instagram:maiyan_satomai_art

最近の記事

誰かを蔑んで幸せを得る時代なんてとっくに終わってる

すごく強いタイトルにしてしまってます(笑) 私自身ヘイトにあったこともないし、 ヘイトにあうほどまだ有名でもない。 でもやっぱり 「人の不幸は蜜の味」という言葉があるように、 誰かがうまくいっていないと安心したり、 自分は大丈夫だ、という謎の安心感を得る。 正直、私もそういうことはある。 でも そんな時代はとっくに終わっているのだ。 いやいやまだまだそういう風潮あるよ?? と思うかもしれないけど、 そういう考えや人はもう沈んでいくだけ。 結局、「自分のことを見ていな

    • どうしてアーティストなの?

      私は、もともと「アーティストになりたい!」 と思っていたわけではない。 なりたいものはたくさんあった。 シンガーソングライターになりたかったし、 ミュージカルにもでてみたかった。 でも今は、「アーティスト」がしっくりくる。 一番「自分らしく」生きていられる。 アーティストだと言える自分が好き。 きっと、職業とかは関係なくて そのときの自分をどれだけ好きか。 しっかり自分軸で生きていけるか。 がすごく大切なんだと思う。  私は自分軸で生きていけるのが たまたま「アーテ

      • 幸せに生きるって?

        すごく深いタイトル!! でもこれって誰もが考えたことがあるし、 人生の中で何回も何回も考えることだと思う。 それで、結局答えが出る人って どれくらいいるんだろう?? 人によって違うと思うけど それってすごくシンプルなことで 自分が楽しくすごしているか◎◎◎ だと思う。 今を楽しめてなかったときは ないものにしか目が行かなくて、 「あれがあればいいのに」 「あの人はいいなあ」 「私には難しい」 「まあなるようになるか」 で、結局楽しめないし やりたいことからも遠ざか

        • 私が「心臓」を描く理由

          「どうして心臓を描くの?」 心臓アーティストです。と自己紹介すると 必ず聞いてもらえるこの質問。 この質問、とっても嬉しい!! なぜなら、私の思いを聞いてもらえるチャンスだから◎ 心臓というモチーフにたどり着いたのは、 私がパニック障害になったことがきっかけになっている。 パニック障害になって1番苦しかったことは、 急に100m走ったあとのような動悸がきて、 呼吸が苦しくなることだった。 そして、それがいつくるのか 「わからない」ことだった。 その時に思ったのは、

        誰かを蔑んで幸せを得る時代なんてとっくに終わってる

          自分と向き合うって何?

          私はよく 「自分と向き合う」という言葉を使う。 言い換えると「自分を知る」ということ。 言うのは簡単だけど、 これってやるのはとっても難しい。 そもそも、自分を知るために何をすればいいのかわからないし、 知ったところで何になる?? と思う人が大半だと思う。 私も昔はそのうちの1人で、 むしろ「自分のことなんだから知ってるに決まってる!」 と思っていた。 もちろん、どんなことが好きで、何が苦手で、やりたいことはこれで、、 みたいに知っていることがあるのは事実なんだけ

          自分と向き合うって何?

          心が落ち着かない時は

          2024年がついにはじまりました。 なんとも、お祝いには程遠いムードで、 心配だったり、悲しかったり、 落ち着かない年明けとなってしまいましたね。 私は共感性が高くて、 自分のことではないのに 悲しくなったり、 落ち込んだり、 怒ったりしてしまうことが多いです。 今まではそれを全部受け止めてしまって 感情の処理が大変でした。 でも最近は、 自分の気持ちではないものを 無理に受け取らない ようにしています。 受け取りすぎてしまった時は、 たくさん吐き出します。

          心が落ち着かない時は

          「がんばって」じゃなくて。

          飽きるほど聞いてきた。 「がんばろう」という言葉。 自分にも周りの人にもたくさん使ってきたこの言葉は「呪い」の言葉であると思う。 昔は励ましの言葉としてとてもポジティブに使っていた。 いつからだろう。 この言葉を言うたび、聞くたび、 罪悪感や嫌な感情がうまれるようになったのは。 だって、もうみんな十分「がんばっている」  ではないか。 その場にいるだけで、息をして生きているだけで、十分だというのに。 一体これ以上何をがんばればいいのか。 そう思っていても、いまだに

          「がんばって」じゃなくて。

          充電

          地元の駅に着いて、久しぶりに空気を吸う。 「息ができる。」 ほとんど人のいない中、新鮮な空気を吸いながら、そこらへんの写真を撮った。 山と川だけしかない。 住んでいたときはそんなに意識しなかったのに、 久々に帰ると写真におさめたくなる。 もう、涙腺は崩壊していたので、 マスクと眼鏡と帽子で隠しながら家に帰った。 帰ると父と母が朝ごはんを食べているところだった。 へらへらと誤魔化しながら荷物を置き、 何かを察した父がダイニングから移動して母と二人になったあと、 私も朝ご

          限界突破③

          そういえば、最近は不安だらけだった。 1月末に久々の発作の大きさに驚いて救急車を呼んでしまった。 それ以降、体調は下降していく。 食べれるけど食欲は減った。 ちょっと動くとすぐに疲れる。 久々に再開した薬の副作用でほんとに眠い。 1日起きて、1日寝る、みたいな生活が続く。 父は病気の治療中で心配。 追い打ちのように3月末での現場契約終了。 気づいたら毎晩涙が止まらない生活。 もう、こりゃ、だめだったね。 ここまでなってたのに気づいてあげられなくてごめんよ。 体が教

          限界突破②

          新幹線に乗れた。 始発にも関わらず、指定席ほぼ満席。 自由席も途中で満席になった。 朝から出社する方々だろうか。 本当にご苦労様である。 そんな武者たちにまぎれて私は 突然の逃避行中である。  (しっかり会社のPCは持ってきたけど)  新幹線の中でも涙腺は崩壊しそうである。 久々の新幹線でもドキドキしたが、 新幹線は空調がめっちゃ循環してるので 安心して乗ることができた。 そういえば結局眠らずに来てしまった。 思い立ったら即行動が得意なので、 帰ると決めてからは冷静に

          限界突破①

          「あ、実家帰ろう」 そう思ったのが明け方3時半ごろ。 軽い発作をたえて、涙が止まらなくなったとき、 ふと 「お母さんに会いたいなあ…」  と、思ってしまった。 30にもなってなんなんだ…と自分でも思う。 上京してから心配かけないように色々我慢してきたことが爆発したんだろうか。 つらくなったときは、だいたい友達と話すか、たくさん泣くかですっきりすんできた。 でも、ここ最近は馬鹿みたいに夜中に涙がでるし、楽しいことがあって気分の良い日でも発作はくるしで、もうどうしていいのか

          帰る場所

          amazarashiが好きだ。 世界は残酷で、美しくて、理不尽で、でも生きている。 そんなメッセージがたくさん込もっていて、 よく絵を描く時に聴いている。 amazarashiの「帰ってこいよ」という曲をはじめて聴いたとき、泣いてしまった。 歌詞を聞く限り、故郷から離れていくこと、でもどんなときでも帰ってきていいんだぞ、 という意味合いの曲だと思う。 “帰ってこいよ なにか成し遂げるとも 成し遂げずとも” 青森出身の秋田ひろむさんだから作れる歌詞。 同じ東北出身者とし

          等価交換

          今夜もまた、発作が来た。 それほど重くはなかったけど今回のは吐き気もあった。 ほんとに唐突にくる。 今日はもやもやが晴れていいアイデアが浮かんだ日だったのに、どうして最後まで気持ちよく終わらせてくれないのか。 言いたいことはそんなことではなく、 私はハガレンが好きで「人生のバイブル」と言っているほどだ(それほど内容は覚えてないけど)。 そんなハガレン好きなら知っている「等価交換」という言葉。 何かを得るためには同等の対価が必要である。 たまに、いろんな場面でこの言葉を

          心穏やかにいる「強さ」

          遂にはじまりました2023年。 皆さんはどんな抱負や目標を掲げているでしょうか。 私はここ3年ほどはとにかくアクセル全開で、 止まったら死ぬマグロのごとく 走って、走って、倒れて、起き上がって、また走って。 を繰り返していました。 出来ることが増えて喜んだり、 出来ないことを自覚して落胆したり、 とても濃い時間が増えました。 特に、2022年はとにかく「やる」に徹底し、 自分の体調もコントロールしていきながら(結局はコントロールしてるつもりでしたが) 走り切り

          心穏やかにいる「強さ」

          自分が満足したら「勝ち」

          2022年は爆発的に動いて成長できた1年でした。 自己肯定感を高めるために振り返らせてください(笑) 【3月】 自愛アートプロジェクト展示第1回 「人生は自分を愛する旅である-Self love journey-」開催 3日間で約200名のお客様にご来場いただけました。 【4月】 絵の師匠から本格的に学びはじめる 「心臓」という私の絵のモチーフが決まりました。 【8月】 ふたり展「月と海の癒やし」開催 「心臓」のテーマで作品を描き、初のグループ展を開催しました。

          自分が満足したら「勝ち」

          「できない」を受け入れる。

          「できない」ことは悪いことだと思っていた。 だって「できる」方が圧倒的に良いし、得だし、褒められる。 圧倒的にできないことが増えて、 一般的な「当たり前」をすることが苦しくて仕方がなくなった。 戻ろうとしてもがく度にどんどん動けなくなって、できない自分を責めることだけ上手くなった。 「できない」を受け入れることは、エネルギーを使う。 余裕なんてほとんどないことが多くて、「それができたら苦労しないよ〜」なんて思うことはしょっちゅうだ。 簡単じゃないことを知ってるから、受

          「できない」を受け入れる。