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【パリ滞在記】みんなパリのマダムのカムバを待ってる。4/2追記

※カムバとはK-POP用語でカムバックのこと

宣言通り先週、一人でパリへ行ってきました✈

昨年末、超タイミングよく
コロナにかかってしまったせいで
会うことができなかった親友と、
やっと再会できました♥

▼その時のお話はコチラ

彼女と会うのは、1年ぶり!

朝から張り切って観光客らしく、
シャンゼリゼ通りへ行って、
クロワッサンを2人で3つ平らげました笑。

次の目的地に向かうまでに
少し時間が余ったので、
何をしようか迷っていたところ、
夫から「ノートルダムに行ったら?」と
メッセージが。

「うーん、ノートルダムか。」
火災後の2019年8月にも一度見に行きましたが、
その時は観光客も全然おらず、
周囲はバリケード?が張られていて、
閑散としていました。

▼こんな感じで工事されてました。

時間も限られているのに、わざわざ行くか?
と迷いましたが、
次の目的地にも近いので、足を運ぶことに。

メトロを降りて橋を渡り、
大聖堂に向かっていきますが、
これまでは観光客がうじゃうじゃいた通りも、
がらんとしていました。

▼パリ市庁舎前もがらんとしてました。

レストランやカフェの多くは、
閉まっているように見えました。

でも、ノートルダムに近づくと、
だんだん人が増えてきました。

大聖堂の正面に行くため、通りを右折すると。

広場にはたくさんの人がいて、
大聖堂の前だけ活気にあふれていました。

「え、めっちゃ人いるじゃん。」

ギターを弾きながら、エドシーランを歌っている男性。
彼の歌に合わせて、数組のカップルがワルツを
踊っていました。
それを見て、拍手をしている人や
リズムをとっている人もいて、
とてもにぎやかな雰囲気でした。

そしてたくさんの人が、
ベンチに腰掛けて大聖堂を
ただ眺めていたり、
周りに張り巡らされた囲いに記されていた、
再建の工程を興味深そうに読んでいました。

私はよくわからなかったけれど、
写真などを見る限り、とても丁寧に慎重に
再建作業が進められているようです。

みんな、こうしてノートルダム
(Notre dame=私たちの貴婦人、マダム※1)の
再建を待ち望んでいるんだなぁ。

※1 「マダム」は正しい正式名称ではありません。
「Notre dame」の「dame」は敬称なので、
私がしているように
「パリのマダム」と呼ぶのは誤っています。
間違った情報を載せてしまい、
大変申し訳ございません。

本記事で、私がパリの大聖堂を
「マダム」と書いていても、
私が勝手に親しみを込めて
あだ名で呼んでいる、と思って
読んでいただけますと幸いです。

2022年4月2日追記

思えば私は、ディズニーのノートルダムの鐘を、
小さい頃映画館にも見に行き、
VHSも持っていたので、何度も見ていました。

義父に初めて会ったのは、
セーヌ川に浮かぶ船のレストランで、
うっとりしながら、
窓からノートルダムを見上げたのを
覚えています。

パリに来ては、毎回ノートルダムまで来て。
でもいつも人でごった返してたから、
中には入れませんでした。

夫の友達の結婚式に参加するために
パリに来た時は、奇跡的に観光客の数が少なくて、
やっと中に入ることができたんです。

一筋縄ではいかないんです、このマダム。
何回かチャレンジしてやっと、
心を開いてくれたような気がしました。

そしてその半年後に、あの火災が起こりました。
あの時の映像は何度見ても、
現実に起こったこととは思えませんでした。

そしてまた、ここに来て。
一見正面から見ると、以前と変わらないような
佇まいで、マダムはそこにいました。

なんだかマダムを見ていたら、
「あたしもここで踏ん張ってんだから、
アンタも頑張んなさい。」

と言われているような気がしました。

「回復力」って、きっとこういうことなんだな。

マダムも辛かっただろうけど、
パリや世界中の人々に励まされながら、
頑張っているんだ。

私も、ちっぽけなことでいつまでも
うじうじしてたらダメだなぁ。

赴くつもりではなかったパリのノートルダムで、
こんな風にパワーをもらえるとは、
思いがけぬ収穫でした。

ちなみに夫がノートルダムへ行ったらと
アドバイスをくれたのは、
ただ単に大聖堂がクローズしていることを
完全に忘れていただけだそうです笑。

おい。

そして最後は、パリのパワースポット
「奇跡のメダイユ教会」にも足を運びました。

パワーに飢えすぎ笑。
プチ旅行でリフレッシュ&充電できました🔋。

週の真ん中。
明日も頑張ろー🌹



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