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企業内研修のつくりかたやり方考え方⑨

研修はだれのため?

多くの企業が「課長研修」「部長研修」「営業研修」等々実施していますが、これらの研修はだれのための研修なのでしょう?「課長研修といっているのだから課長のためだろう」「営業研修なのだから営業担当者だろう」と考える人が多いようですが、私は違うと思います。私が研修をやるときはその先を見て研修を実施するようにしています。例えば「管理職研修」は管理職のために実施するのではなく、その管理職の下についている部下のためであり、もっと言うならその部下たちが交流するお客さまやお取引先様のためにやっています。管理職が背負っている目標は、部下がパフォーマンスを発揮してくれないと達成できません。管理職が一人で頑張って達成できるなら、そもそも組織や部下はいらないことになります。従って部下にいかに気持ちよく働いて高い結果を出してもらうか、が管理職の一大テーマになるはずであり、そのために研修が不可欠だと考えています。部下が高いパフォーマンスを発揮してくれれば結局管理職は楽になります。これも「研修は管理職から」の理由ですね。

写真は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。素敵な写真です。ありがとうございます。

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