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わたしのチャレンジはホスピタルアート

私の最新のチャレンジについてお話しします。それは、ホスピタルアートという取り組みです。ホスピタルアートとは、絵や写真などを病院の壁に飾り、癒しの空間にするアートのことです。


具体的には、ダイビングを通じて撮影した水中写真や映像を、病院の空間を豊かに彩るためのアート作品として利用しています。海の静寂と優美さが凝縮されたこれらの作品は、いつも私たちの視野からは見えない自然の美を伝え、見る人々の心が癒されていると感想もいただいております。




しかし、残念ながら、日本ではまだホスピタルアートの普及度はそれほど高くありません。病院は病気を治すためだけの場所ではなく、人々が心地よく過ごし、癒される場所であるべきだと私は信じています。そのため、私の目指すところは、このホスピタルアートが日本全国の病院で広く取り入れられ、病院の空間が患者の心の安らぎを支える癒しの場となることです。

現在、私たちは国立奈良医療センターなど複数の病院で、水中の美しさを伝えるホスピタルアートの展示を行っています。ただし、この運動はまだ始まったばかりで、皆様のご支援が不可欠です。一人でも多くの人にこのプロジェクトを知っていただき、病院がアートを通じて心を癒す場となることを理解していただくことを願っています。

この活動をしている理由は、自分自身の幼少期の闘病経験があるからです。生後3日で手術を受け、12年間通院していました。その時にホスピタルアートで癒された患者とは、自分のことです。ホスピタルアートの癒しの力を私は実感しております。

ホスピタルアートとは、文字通りアートを病院に持ち込み、患者や来訪者、医療スタッフが癒しの空間を感じられるようにする取り組みのことを指します。私たちは、病院がただの治療の場ではなく、心の安らぎを求める人々が訪れる場所となることを目指しています。私たちのこの挑戦に対する皆様の応援を、心からお願い申し上げます。
海の写真だけではなく、様々なアーティストの作品で病院に癒しの空間を作りたいと挑戦しております。


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