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【自己肯定感〜生きてるだけでみんなエライ!】

5年生息子の個人面談。

担任から言われて驚いたこと「息子くんは自己肯定感が高い。」

へぇー家では妹とガチでケンカしたり、ゲームで負けたりして「どーせ オレはダメだぁ〜。」って この世の終わりのように泣いてますけど、、、でもって その嘆きに反応した私に こてんぱんにやられてますけど、、、

担任は自己肯定感高いエピソードとして宿題について話してくださった。

5年生は学年全体で「宿題をしてこなかった場合は休み時間にやる。宿題が終わってない人は校庭遊びは出来ない。」という決まりになっているらしい。

しかし、ある児童はあまり学校には登校せず、登校しても宿題はやっておらず、それでも平気で校庭で遊んでいるらしい。

そうしているうちにクラス内から「あいつはズルイ。」「オレたちだって宿題しないで校庭で遊びたい。」というような意見が出始めたらしい。

担任としても学年全体で決めたことなので、きちんと守ってほしいという思いがあり、クラスで話し合いをしたそうだ。

この年代 男子よりも少し大人びている女子たちは「はぁ〜?別にどーでもよくない?」「面倒くさーい。」みたいな雰囲気だったらしい。

男子は上記のように「あいつはズルい。」「オレだって宿題やりたくない。」「校庭で遊びたい。」とブーブー文句を言っている状態。

すると息子は「僕は宿題をやるかやらないかは本人の問題だと思います。どっちでもいいと思います。校庭で遊ぶことも 皆んなで遊ぶことで(今はあまり学校に来てないけど)学校に来るようになったら それはそれでいいと思います。」と言ったらしい。

ほぉー。

我が家は というか私は息子や娘が宿題をやりたくないって言ったり、やっていなかったりするときには「あなたが宿題をしなくても お母さんは痛くも痒くもありません。やらなかったり 出来なかったときは ちゃんと学校で正直に言えばいいんじゃない?やってもやらなくても どっちでもいいよ。」と言っているので、そりゃーその息子はそうなるわな。

私が一番感心したのは、クラスの大半が「ズルイ」や「自分も宿題したくない。」みたいな意見の中、一人で自分の考えを述べたこと。

これも自己肯定感が高いに つながるんだろうな。

担任も担任という立場上「宿題しなさい」「決まりを守りなさい」って言ってるけど、そもそも 宿題をやるかやらないかは「校庭で遊べなくなるからやる」んじゃないってことも分かっていらっしゃると思うの。

先日の保護者会で「こういう時代なので『宿題 意味ある?』という ご家庭もあるかと思います。宿題は最低限の基礎学力をつけること、それを補うために出しています。宿題がないと家庭学習をしない子も多いので。それから毎日 続けることも大切なので、その習慣づけのためもあります。」とおっしゃっていた。

その通りだと思う。

今の小学生が大人になるころは 無くなっている職業もあり、みんながみんな会社に就職して働く、仕事をするってわけではなくなる。

それでも仕事において「期日を守る」ってことは とても大切だ。それは会社に勤めてようが、フリーランスで働いていようが、相手があるときに「期日を守る」って大切。

信用とか信頼をなくしてしまうよね。

時間を守るも同じ。

平気で待ち合わせに遅れてくる人は相手の時間を奪っているからね。

授業とか講座を時間オーバーして話し続けるも同じ。学生には「時間守りましょう。」とか言っているのに、授業時間内に終われないのは実力不足か自分に酔いしれて話が長い人と思ってしまう。

おっと、話が逸れ出した。
私も皆さんの貴重な時間を奪ってしまうー!

ええと、我が家の息子が自己肯定感が高いって話。

息子の「宿題やってもやらなくてもどっちでもいい。」って発言を担任が自己肯定感が高いって受け止めてくれたのは、普段 本人が きちんと宿題をやっているからこそ、ってのもあると思うんだよね。

私は学校に行けない子、不登校なんかも同じ考え方かな。

学校は行っても行かなくてもいいと思ってる。

けど 自由とかルールに縛られないみたいなことを はき違えるなよ、って思ってる。

不登校であることを持ち上げたり、不良が更正して大成したことを持ち上げたり、それはちょっと違うと思う。本人が努力したことは間違いなくて それは認めるけどさ。

面倒くさいルールや決まりのなかで、ちゃんと学校行って、卒業して就職して、毎日を生きている、いわゆる"フツーの人"そういう人たちの なんと尊いことか。

これについては両津勘吉も言ってる。
「偉い奴ってのは始めからワルになんてならねえの!正直で正しい人間が偉いにきまっているだろ!」

学校については なんか皆んな右向け右で、ルールに縛られて、管理しやすい人を作る場所、、、そんなことばかりクローズアップされているけど、そればっかりじゃないよ。

先生方たちだって、新しい考え、新しい魂の方々たくさんいらっしゃるから。公立だって捨てたもんじゃなくなってきてるよ。

これも保護者会でうかがったのだけど、これまでは学校側で決めた いくつかのクラブに第一希望から第三希望まで提出して先生が振り分けるだった。来年度からは子どもたちがやりたいクラブを自分たちで設立して、クラブの説明の動画も作って、そこから選ぶ、になったんだって。すごいじゃーん、と思ったよ。

我が子、「学校 楽しい!」ってちゃんと学校行ってますー!エライ!それだけでエライ!

もちろん時々「学校めんどくせー。」ってなるときもあるよ。そんなときは一休みすればいいんだよ。

学校行くのが良くて、不登校がダメって言っているわけでもないよ。

実際に不登校のお子さんがいる方は「そんなこと言ったって オタクの子は学校行ってるんでしょ!分かったようなこと言わないで!」って言われちゃうかも。

でもさ、その悩みとか苦しみとかは分からないけど そこに寄り添うことはできるよ。

みんな それぞれの理不尽みたいなものを抱えて なんとか折り合いをつけながら生きてんだよなって思ってる。

私は不登校の子たちには学校以外の居場所が必要だとも思ってる。彼らだって生きてるだけでエライのだ。

もちろん学校行ってる子にも 学校や家庭だけじゃない第三、第四の居場所が必要。

大人にも。

そこは大人の腕の見せどころよね!

おっと!これから出かけるんだった!

私的には結構 攻めたこと書いた気がしてる。

今日は この辺で。

読んでいただきありがとうございます。

まき

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