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スゴイ人は間違いなく『自分の道』を歩んでる。ダイアモンドおじさん編

ダイヤモンドおじさん編と書いてますが、シリーズではないです。

さて、あなたにとってのスゴイ人ってどんな人ですか?

一芸に秀でた人、達観してる人、時流に乗ってる人、自信家な人。

前職では分かりやすくキラリと光る能力を持ってる人に“すごい!”と感じ、同じくらい羨ましかった。圧倒的に何かができる人は、圧倒的に欠けている部分も確実にあって、周囲に認めてもらっているか否かで、能力を出せているかどうかが大きく変わる。

他には「努力は夢中に勝てない」と言っていた先輩。飄々とした雰囲気で圧倒的成果を残す。努力なんて言葉は似合わない。ただ、誰よりも物事に没頭し、夢中になることで成果を出しているスゴイ人。 


30代前半、とある一人のおじさまに出会った。ひょんなきっかけからお付き合いをさせて頂き、婚約指輪の石はその方に仕入れてもらった。よって、ダイヤモンドおじさんと言っている(大変失礼だが分かりやすいので)。

彼は以前、とある企業の社長をしていたり、客員教授、書の師範他、様々な分野ですごい成果をたたき出し続けている方。出会った頃は鑑定士の資格を取ったよ、ということでダイヤを仕入れてもらった経緯がある。

どこを切り取ってもスペシャルなスーパーマン、と信じて疑わなかった。

だか、彼とゆっくりお話しした時の会話が記憶に残っている。どんな分野でもハイレベルな活躍をされてて、すごすぎるんですが!と伝えたら

「分野は関係ないんだよ。得意なことを活かしてるだけ」

はて?だ。

「徹底的に真似て、スキルを上げて、人に教えられるレベルまでなる。初心者からやってるから、どんな風に教えたらいいかもわかるんだよね。」

半分分かるような分からないような。やっぱりすごいだけじゃないか・・・と半信半疑な気持ちでいると

「僕は書の師範にはなれるけれど、書道家にはなれない。」


書道家を目指そうとすると、とても苦しかったに違いない。でも自分の道はそこじゃない。自分の道であろう道を信じて歩み続けている。とても無邪気に。

苦しそうじゃないどころか、常に楽しそうだ。なんなら毎日4時間未満の睡眠にも関わらず肌艶抜群。出会った頃、すでに50代だったのにな。



あれから5年。沢山のスゴイ人に出会ってきたけれど、『自分の道』を見つけて進む。自分の道に巡り合うように動くことを教えて頂いた気がする。

『道』を見つけようとすると遠いからね。
まずは、自分の好き嫌いを判断しながら進むような、小さなことの積み重ねが大事かな。


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