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『選ぶ』と『選ばれること』

自分で選ぶ取る時代


「自分の人生は自分で選ぶ」
最近ではこの考え方もすっかり定着し、
仕事や恋愛、そして生き方までも自分で選ぶことが当たり前になりました。

親が決めた相手と結婚、家業を継ぎ、女性は家を守る。
一昔前までのこんな常識がもはや嘘みたいに感じるほど、いまは自由に人生を楽しめるようになりました。

『選ぶこと』、『選ばれること』。
仕事も人生もすべてはこの両面で成り立っています。

私は25年間フリーランスでライターをしています。
そのため有名人やタレントにインタビューをすることも多いのですが、
自分らしくキラキラと生きている人たちは、
自分が『選び』ながら、他者からも『選ばれる』ということを
しっかりと認識して行動していることに気が付きました。

大反対された書籍のタイトル


私は5年前にこの書籍、デヴィ夫人の「選ばれる女におなりなさい」を書きました。


デヴィ夫人の『選ばれる女におなりなさい』

発売前から反響もよく、スムーズに準備が整っていたのですが、最終段階で出版社から
「この『選ばれる』というタイトルは、時代と逆行しているから変えて欲しい」
と言われてしまいました。

この書籍はこのタイトルだからこそ成り立つもので、変更することは絶対に考えられません。

『選ばれる』ということは受け身ではなく、
能動的に『選ぶ』ための大切な手段であること。

このことを出版社の人に時間をかけて説明をしました。

私があまりに食い下がらないので、ついには
「売れなくても知らないから!」
という言葉をもらい、何とか変更せずに押し切りました。

でも、その結果、書籍は21万部も売れ、10回も重版をしています。
「ほら、受け入れられたじゃん!」
心の中でしかこのセリフは言えなかったけど。

選択肢の多さは人生の豊かさ


自分で『選び』、他者から『選ばれる』。
これを重ねていくたびに、自分が描いていた理想が現実のものになっていることが多いものです。

そして、『選び』『選ばれる』中で最上級なことは、
たくさんの選択肢の中から、自分でやりたいことを選べるという状況です。

婚活でいうとわかりやすいと思うのですが、何人もの男性からプロポーズを受け、その中で自分が一番素敵だと思う男性を選べる状況って最高じゃないですか?

人生を上手に渡り歩いている人を見ると、そんな最高の状況をサラリとこなしているなぁ、と思うことが多いのです。

自分の目指す方向にガシガシ突き進むことも大切です。
ですが、自分で選んでいるようで、実は選ばれることで夢が叶っていることも多いのも事実。

そんなことができるならマネしたいですよね?

選び選ばれるフリーランス


大手の出版社のこの夏に辞めた私。
最近自分に何ができるのかをずっと考えていたのですが、

私は25年間フリーランスとして多くの人から『選ばれ』、自分で仕事を『選び』取ってきました。
私がやってきた仕事のやり方が誰かの役に立てるかもしれない。
最近はこう思い、どうやったら伝えられるのかを具体的に考えているところです。

考えがまとまったら、こちらでもお知らせしたいと思っています。

多くの人が自分の理想を実現させて、
幸せな毎日が送れますように。

西村真紀


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