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「流行りもの」は、多くの人との共通言語

今朝ご紹介するのは、いしかわゆきさん『聞く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な会話力』です📖

いしかわさんの『書く習慣』をきっかけに、改めて「書くこと」が自分の中で大切なルーティンになった昨年。

今回のテーマは「聞く」ということで、楽しく読ませていただきました!


初対面の人でも「共通点」がつくりやすい

世間で話題になっているものについて「面白いものには必ず理由がある」と考え、毛嫌いせずにさまざまなコンテンツに触れるようにしているという、いしかわさん。

そこで、自分の琴線に触れるものがあれば、より深く掘るようにしているのだそうです。

最初は仕事柄行っていたルーティンだったそうなのですが、思わぬ副産物があると気付いたと言います。

それは、「どんな相手とでも会話できるようになる」程度の幅広い知識が得られるようになったこと。

浅く広く知っていると、初対面の人でも「共通点」がつくりやすいのだそうです。

相手のことを好きだと思ったり、会話のきっかけになったりするのは、「わたしと同じだ!」と思わせるような「共通点」です。
だから、「流行りもの」は、多くの人との共通言語。

聞く習慣

「観て良かった」は、後からの場合も

この話を読んでいて思い出したのが、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』です。

宮﨑駿監督の最新作、しかもプロモーション一切無しなどなど、話題になっていた本作。

気合いを入れてネタバレも何も情報を入れず、観に行ってきました!

観に行って本当に良かったと思う一方で、ちょっと今の自分には難しい作品だったなという感想も。

どこか消化不良な気持ちで、日々を過ごしていました。

すると、先日、上司とお話している時に、『君たちはどう生きるか』が話題にあがったんです。

上司のお子さんが観に行って「すごく良かった!!!」と大絶賛していたのだそう(なんと、素晴らしい感性なんだ)。

そのお話を聞くのが本当に楽しくて、「ああ、やっぱり観て良かった」と思えたのです。

たくさんの引き出しを持っておこう

お話を聞く場で、常々大切だなと感じているのは「いかに場をあたためられるか」です。

場があったまると、雰囲気が”ほんわか”して、自然と話し手がお話しできる空気になると思うんですよね。

何がきっかけで場があたたまるか分からないから、たくさんの引き出しを持っておくことが大切だと実感しました!

最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀


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