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【ペースメーカー育児】③気を付けていること

娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。

病気の経過も生活も人それぞれ。あくまで我が家の例としてご参考ください。

今回は娘が体内にペースメーカーを挿れてから、普段の生活で気を付けていることについて書いていきます。

気を付けていること


・磁石に注意

磁気がペースメーカーの作動に影響を及ぼす理由があり、磁石の使用は気をつけなければいけません。

でも意外と磁石が使われているおもちゃって多いんです。スピーカーが入っているおもちゃには大抵入っているそうです。

気になるおもちゃを使わせないのが安全。それは確かですが、我が家ではペースメーカーに磁石となるものを近付けていないか気にしながら使わせるようにしています。

あきらかにマグネット主体となるおもちゃの購入は避けていますが...まだやってはいけない事の区別がつかない幼いうちは、いろんなものを触ろうとするのでそれなりに注意が必要です。


そんな中、現在通っている託児所では娘の入園に伴い、部屋で使っていた強力な磁石の備品を違うものに替えてくださいました。

娘の事を考えて即座に対応してくださったり、常日頃気にかけてくださるスタッフの皆さんには、本当に頭が上がりません。


・携帯電話を近付けない

これは公共交通などで呼びかけられているのでご存知の方も多いかもしれません。電波を発する携帯電話もペースメーカーに近付ける事が出来ず、具体的には15cm以上離すように言われています。


でも満員のバスや電車など人が密着するような状況で携帯電話を使う人が近くに乗り合わせた時、ちょっとだけ怖いなぁと感じました。

その為に優先席やスペースがあると思いますが、満員の状況でそこまで辿り着けるのかどうか、、

気にしすぎかもしれませんが、改めて自分も乗り物内での携帯電話の使用は気を付けようと、この経験を通して実感しました。


・IH調理器/炊飯器に注意

使用中に電磁波を発生させるIH製品を使う時も、ペースメーカーを近づけないように言われています。

我が家はコンロはガスで問題ないのですが炊飯器はIHです。なのでキッチンの手前にベビーゲートを取り付けて近付くのを回避しています。ペースメーカーの有無に関わらず、キッチンに侵入されるのは怖いですよね。


・虫歯に気を付ける

これもペースメーカーの有無に関わらず気を付けたい事ですが、虫歯など口腔内の細菌が体内に入るとひどい時にはペースメーカーやそれを繋いでいるリード(電線)に付着するという事もあるそうです。

「その場合さらに手術が必要になるから虫歯には気を付けましょうね」と先生から言われてゾッとしたので、特に気を付けて磨いています。

今のところ寝る前の一回。
最近は泣かない日もありますが、大体泣いたり歯ブラシを噛んだり、ジタバタする娘。それでも根気強く続けられているのは極力手術の回数を増やしたくないから、その一心です。

私たちは3ヶ月に一度の定期通院で歯科にも通い、歯も一緒に診てもらうようにしています。

先日「歯ブラシに噛み跡がたくさんありますね。それほどお母様も日々頑張って磨かれているんですね」と歯科医さんが声を掛けてくださった時は、泣けるほど嬉しかったです。

イヤイヤ期に差し掛かり、これからを考えると怖いですが。泣 めげずに頑張ります。


今のところ気をつけていることはこの辺りです。

同じように幼い頃からペースメーカーを挿れたお子さんってどれぐらいいらっしゃるんでしょう...?

私の身近にはいませんが、もしいらっしゃったらぜひ色々お話ししてみたいなぁと思っています^^

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