まき

福岡在住 / 30代 【大切な人を大切にする】生き方を目指し 心と言葉を紡ぐサイレント…

まき

福岡在住 / 30代 【大切な人を大切にする】生き方を目指し 心と言葉を紡ぐサイレントファイヤー。 娘の誕生を通して気付いたことや 日々大切だなぁと感じたこと、 大好きなカレーにまつわる話をきまぐれ更新。

最近の記事

分かりにくいからむずかしい、感覚過敏との付き合い方

発達障害がある子には、感覚過敏があることが多いと言われてますが、我が家の娘にもいろんな感覚過敏があります。 例えば・・ 砂などのざらざらしたもの、粘土のようにべたべたしたものを触りたがらない、触られるのを嫌がる触覚過敏。偏食もあるので、その背景には味覚過敏もあると思います。   そして、最も強いのが 聴覚過敏 です。 感覚過敏を疑い始めたきっかけ 生後半年ぐらいから少しずついろんなことに対して"敏感なのかなぁ"と感じていた事が、いわゆる「感覚過敏」であることに気づい

    • 娘の生きる世界 〜ASDを知る〜

      前回投稿から間が空いてしまいました。 発達ゆっくりな娘のこと。身内だったり、同じような境遇の人や、これまであまり関わる機会がなかった人も。 誰かの"知る"というきっかけになればいいなと発信をしている、このnote。 実は、前回娘の発達検査の経歴について書いた記事は、気付けば350人以上の方に読んでいただき、初めて60を超える「スキ」のリアクションを頂きました。 読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。きまぐれ更新ですが、それでもこれだけ読んでくださる方がい

      • 2歳娘の発達検査で、トラウマから解放された話。

        現在週2で療育(親子通園)に通っている2歳8ヶ月の娘。先日、児童発達支援センターで発達検査を受けてきました。 発達検査は4回目でしたが、思い返せば当初は泣き続けて検査にならず。診察室では泣き叫ぶ娘を懸命に抱きかかえて、病院までの道のりは電車とバスを乗り継いで片道1時間。充分な検査結果を得られずに帰路につくワンオペ小旅行は、ちょっと虚しさを感じながら。 帰宅した時には疲れ果て、さらに「このままで大丈夫なのかなぁ」と娘の発達に対する不安は増すばかり。発達検査は、私の中で正直ち

        • はじめての相棒

          小さな子どもが、ぬいぐるみを持ち歩く姿ってかわいいですよね。 幼児期ぐらいの子どもが、ある特定のぬいぐるみに強い愛着を示すことは、心理学で「移行対象」と言うそうですが。 我が家の娘も、あるぬいぐるみに夢中です。 ぬいぐるみの名前は、ぺんちゃん。 LINEスタンプなどで見かけたことがある方もいると思いますが「ねこぺん日和」というキャラクターのぺんぎんです。 実は、赤ちゃんが生まれてはじめて遊ぶおもちゃ(ファーストトイ)として、準備していたのは別のぬいぐるみでした。 娘

        分かりにくいからむずかしい、感覚過敏との付き合い方

          3歳の進路選択

          5月から通い始めた、児童発達支援センターの親子通園。 人見知りや場所見知りが激しい繊細な娘ですが、優しく迎えてくださる施設の皆さんのお陰で、園の環境にも比較的早く慣れてきたように感じます。 だけど、ほっとするのもつかの間で、実は早くも次の問題に直面しました。 それは、来年度の娘の進路です。 私自身も進路選択の場面では何度も頭を悩ませてきましたが、まさか3歳娘の進路選択がこんなに悩むものとは、全く想像していませんでした。 我が家は共働きなので、ありがたいことに選択肢は「

          3歳の進路選択

          カジマキカレーおかげさまで2周年‼︎

          次回営業日7/9に使えるうれしい特典があるので、ぜひ最後までお読みください☺︎☺︎ いつもカジマキカレーを応援してくださる皆さまへ おかげさまでカジマキカレーは7月で2周年を迎えます!!月1〜2回の営業頻度ですが、こうして2年間続けてこれたのは お店に足を運んでくださるたくさんのお客さま 快く1日スタッフとしてサポートしてくれる友人たち 私たちのチャレンジを温かくサポートしてくださる南福岡自動車学校さん など カジマキカレーに関わってくださる、たくさんの方のおかげです

          カジマキカレーおかげさまで2周年‼︎

          療育に通い始めて

          もうすぐ2歳半になる娘と、療育園に通い出してようやく1ヶ月半が過ぎました。 私も紹介されて初めて知った「療育」とは、障害があったり、その可能性がある子どもを対象としたサポートのことです。 娘が通っている園は3歳になる歳までは親子通園! 週2回、朝9時から家の近くまで来てくれるスクールバスに乗って、10時から14時まで園で過ごしています。 お歌を歌ったり、日によって製作や外遊びをしたり。基本親子で一緒に過ごしながら、娘自身の自立はもちろん、私も娘の自立を促すためのサポート

          療育に通い始めて

          【ペースメーカー育児】④気になること

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。 あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は2年間ペースメーカーと付き合ってきて感じた、これから気になることについて触れていきます。 これから気になること ・発達の遅れ 生まれる前、お腹の中で病気が分かった段階から発達の遅れが生じる可能性を指摘されていたので、ある程度構えてはいましたが... 娘は2歳3ヶ月経った今でも、発語が全くあ

          【ペースメーカー育児】④気になること

          【ペースメーカー育児】③気を付けていること

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は娘が体内にペースメーカーを挿れてから、普段の生活で気を付けていることについて書いていきます。 気を付けていること ・磁石に注意 磁気がペースメーカーの作動に影響を及ぼす理由があり、磁石の使用は気をつけなければいけません。 でも意外と磁石が使われているおもちゃって多いんです。スピーカーが入っ

          【ペースメーカー育児】③気を付けていること

          続・娘の好きなもの。

          「ペースメーカー育児」シリーズ更新中ですが、今回はちょっとひと休みです。 娘を知る身内・友人からよく「娘ちゃんは、まだ絵本好き?」と聞かれるんですが。 この質問毎回全力で即答したくなるぐらい、まだまだ大好きです!笑 過去の絵本好きエピソードについてはこちらに綴っていますので、ぜひこちらをご覧ください↓ この記事を後から読み返して気付いたのが、娘の細かい行動一つ一つを文字にして残すって本当に大切だなということ。 既に少し前のそれらの出来事は「あぁそんな事もあったな」って

          続・娘の好きなもの。

          【ペースメーカー育児】②障害と向き合う

          娘と、娘にとって大切な"相棒"でもあるペースメーカーと共に過ごした2年間の私の育児を振り返ります。 病気の経過も生活も人それぞれ。 あくまで我が家の例としてご参考ください。 今回は娘の誕生をきっかけに向き合うことが出来た 「障害」について書いていきます。 障害者手帳の取得 娘はペースメーカーを入れているので身体障害者手帳1級を取得しています。 私はペースメーカー装着により障害者認定されるという事を、それまで全く知りませんでした。 その程度の認識だったので、まずは申

          【ペースメーカー育児】②障害と向き合う

          【ペースメーカー育児】①病気について

          お腹の中にいる時から分かり、心配していた娘の心臓の病気。 あっという間に2歳になった彼女は、生後3ヶ月に体内に植え込んだペースメーカーのお陰で経過も順調でとっても元気に過ごしています。 全身を使い「ぎゃぁぁぁ」と泣く姿を見てもらえたら、きっと皆さんにもどれほど元気か分かって頂けるはずです。(その声をずっと耳元で聞いてきた私は鼓膜破られるかと思いましたが汗。最初のうちは「本当に心臓弱い?」と疑う程でした) 無事に生まれてきてくれる事だけを考えていた妊娠期に知ったのは「情報

          【ペースメーカー育児】①病気について

          同じ手 

          娘が生まれた年に書いた「香り」に関するエッセイ。 最近はあまり自分のことについて書く時間を取れていないけど。こうして自分の想いを言葉にすることは、私にとってすごく意味のある時間です。 応募して落選した作品ですが、せっかくなので自分の記録用に載せます^^ 『同じ手』 肌寒さを感じるようになると、毎年手荒れに悩まされる。 「おばあちゃんの手みたい」と友人から言われたことがあるくらい、幼い頃から私の手は皺々だった。 それでも自分の手を嫌いになることがなかったのは、きっと私

          同じ手 

          歩き出している

          久しぶりのnote更新となりました。 最近の私は突然体調を崩してしまったり、それ以上に心が追いつかなくなったり。 何だかいろんな事がありました。 どうしたら気持ちの整理が出来るか悩んだ数日間。 思えば一年前の夏の終わりも自分をご機嫌にさせる方法が分からなくなるぐらい無気力な時期を過ごしていました。 何をしたら自分が喜ぶか分からず、辛い期間でした。 気分転換にやりたいと思える事が特になくて、「じゃああれは?これは?」って思いつく物をイメージしたけど、どれもしっくり来なく

          歩き出している

          母への手紙

          母が病気でこの世を去ってから19年が経ちましたが、姿がなくても私の中で母の存在はどんどん大きくなるばかりです。 昨年、「亡くなった人への手紙」というテーマで公募に出した作品で、母に宛てた手紙を書きました。 せっかくなので母の日の贈り物として、noteを通じて想いを届けられたらと思います。 お母さん、私もようやく母になりました。お母さんはあっという間におばあちゃんです。私の中ではいつまでも若くて綺麗なお母さんのままだけど。 母になることは決して簡単ではありませんでした。

          母への手紙

          娘の好きなもの。

          コロナ禍で月齢近い子と触れ合う機会が少なかった娘(1歳3ヶ月)。 私も初めての育児で分からないことだらけでしたが、これまであまりなかった子供同士の触れ合いが増えることで、その子によって得意不得意や出来ること出来ないこと、好き嫌いは本当にバラバラだなぁと感じました。 娘が特に好きなものは「絵本」です。 毎日、読んでほしい本を持ってきて、本の前にちょこんと手をついて座ります。 1ページ読むごとに「うー」と相槌を打ち、読み終わると"もう一度読んで"と言わんばかりに本を差し出

          娘の好きなもの。