歴史のロマンに思いを馳せる
先日の秋の例祭、無事に執り行われました。
神職なりたての姉と私が主で行うお祭りのため反省点や至らない点も多々ありましたが、お祭りを最初から最後まで止まることなく斎行でき、ひと安心です。
どの神社においても一年に一度斎行され、最も重要とされる例祭。
そんな大祭に携わるのはとても緊張します。
年中に行われる祭祀には祈年祭や新嘗祭などの古代から伝わるお祭りもあり、祝詞も古くから伝わっているものを読みます。
そんな数々のお祭りを経験していると、日本のお祭りの神秘と歴史のロマンを感じます。
大昔の日本の人々が行ってきたのと同じお祭りを、この近代的な今の時代にも変わらず粛々と続けていること。
これって、、すごいことですよね。
また、我が家に残っていた古い文書によると、実家の初代の神職の就任は「元和元年」と書かれていました。
元和元年は1615年、つまり・・江戸時代!!
まだ徳川家康が御存命のころです。(元和2年没らしいです。)
徳川家康って・・・教科書に出てくる遠い昔のイメージ。
そんな時代に私のご先祖様がすでにうちの神社で神職として奉仕されていたということ。
そして、そこから400年以上たった今、親から子へそして孫へと代々受け継がれて私と姉がその神社で同じようにお祭りをしている・・・。
これ、ロマンを感じませんか??
そんなことをひしひしと感じた連休でした。
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