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幼少期にしておきたいキャリア教育

キャリア教育って聞いたことがありますか?

文科省HPによると・・・

今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。
この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。

文部科学省HP

とあります。

私の小学校教員時代にも、それぞれの学校に「キャリア教育担当」の先生がおられました。

「自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現する」

これ、素晴らしい視点ですよね。

しかし・・・

現在働く人たちの中でこれを実感できている人は少ないように感じます。

そして正直・・

今の小学校教育の現場の中でこの視点に沿って教育活動を展開するのって、限界があると思います。


そこで!!

幼少期から家庭においてできるキャリア教育を提案します♡


先日、年長次女が幼稚園から帰ったときに

「明日は忙しいけど、すっごく楽しみなんだよね。」

と言ってきました。

何かと思って聞いてみると、2人のお友だちから
「どろ団子作って♡」
と頼まれたと言います。

ひとりは、自分で作ったことのない子で、もうひとりは自分でも作れるけど次女の作るのが欲しいと。

で、

2人分のどろ団子作成をするので忙しいらしいです。

自分の得意なことや好きなことで友だちから依頼を受けて喜ばれる

少し大変だけど、自分もやりがいを感じる。

これはまさに・・

「自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現する」

の視点!!

子どもはみんな、日々の生活の中でそんな経験をしていると思います。

そんなときに大人ができること。

それは・・・

その事実と感じた気持ちをはっきり自覚してもらうこと。

我が家の場合、

「次女ちゃんはお友だちに頼まれるほどどろ団子作りが上手なんだね!すごいね~♡」

「ふたりからお願いされるってことは、次女ちゃんがきれいなどろ団子作ってるからだよね。」

など、得意や好きなことの事実を言葉にして伝えました。

そして、

「お願いされてどう思った?」

と、

その時に感じた思いをしっかり味わってもらいます。

次女の答えは、

「うれしかった♡」

「そうだね、嬉しいよね♡良かったね~♡それ聞いてお母さんも嬉しいなあ。」

と私も一緒に喜びました。


はっきりと「〇〇になりたい!」と将来の夢を描くことももちろん大切ですが、その「〇〇」を探すより、

自分の得意や好きで人に喜んでもらう経験。

それによって自分も幸せを感じること。

これを素敵なことだな♡と味わうことの積み重ねが、

将来の「自分らしい生き方」に繋がっていくのではないでしょうか。

誰もが、自分にしかできない役割をもってこの世に生まれてきています。

子どもが小さいうちは特にその役割のヒントがた~っぷり表れていると思いますよ♡

そんなヒントをたくさんキャッチして、日々お子さんに伝えてあげられるといいですね。

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