中国で結婚写真を撮ったら・・
突然変なタイトルで失礼します。
実は本日・・・結婚記念日なんです。
私は、結婚と同時に中国に三年間住んでいました。
諸事情あり、中国出発前に実家の神社で斎主である神職(父)含め完全に家族のみの結婚式を挙げただけで、披露宴もせず写真も撮っていませんでした。
まだ二十代だった私は、せめて写真は撮りたくて
な、な、なんと・・
中国で結婚写真を撮ることにしたのです。
今の状況は分かりませんが、その頃(約15年前)の中国は結婚写真がブームでした
休日の海岸ともなれば、こんな感じです。
新郎新婦だらけ~!
写真に別のカップルが写り込みそうですね。。
写真館の前には、こんな光景もありました♡
ただ、私たちは外は恥ずかしすぎるので、スタジオでの撮影をお願いしました。
そして、ドレス2着とチャイナドレス1着で撮ってもらいました。
チャイナドレスはオーダーメイドで作ってもらった自前衣装です。(帰国後に着る機会がない‥。)
撮影当時、中国生活三年目だったので、通訳などは頼まずオール中国語で衣装、メイク、撮影もやってもらいました。
当たり前ですが、撮影中の指示も中国語。
「旦那の笑顔は偽物だ!」
と言われたのがなかなか衝撃的で面白かったです。
「自然に笑って」と言いたかったのでしょうが表現がストレートすぎです。
で、
さらに面白かったのはお店の人からの提案。
「修正加工の度合いはどうする??」
1 何もしない
2 髪の毛や肌など必要最低限
3 顔のパーツや体型を微修正
4 お好みのようにしっかり修正加工
と、修正にランクがありました。
4のしっかり修正加工を選ぶと、もはや誰か分からなくなるらしい。。。
けど、皆さんそれを選ぶらしい。。。
我が家は2の必要最低限を選びましたよ。
結婚写真なのに別人になっちゃうって面白すぎる!
そしてもうひとつの提案。
「パネルも作るよね??」
撮った写真を等身大の巨大パネルにしてくれるらしいです。
絶対いらな~い!!
毎朝起きた時にそんな巨大な自分たちの写真があったら、怖くないですか??
私は耐えられないので、すんごーい何度も勧められましたが丁重にお断りしましたよ。。
しかしこれも、みなさん頼まれるのが普通のようです。
中国の友だちに聞くと、みんな家に大きな写真を飾っているらしい。
しかも別人級美男美女の…。
そんなこんなで出来上がった写真。
お恥ずかしいですが、公開しちゃいます。。
二十代とは思えない、昔の中国ドラマに出てくるマダムのような仕上がりになっております。
じゃん!
ソフトボールで鍛えた腕の筋肉が隠しきれていない。。
これが、必要最低限の修正だそうです。
しっかり修正加工を選ぶとどうなっていたやら・・・。
何はともあれ、なかなかできない面白い体験でした♡
中国から始まった結婚生活。
有難いことにほぼ喧嘩することなくここまでこられました。
おかげで可愛い娘たちにも恵まれて本当に幸せです♡
これからも感謝を忘れず過ごしていこうと思います!
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